情報不足で申し訳ないのですが、
テレ東で放映された、おそらくCaOIの特集か何かの番組の中の、
特集だと思うのです。
高橋大輔くんと鈴木明子さんの特集です。
動画主様、ありがとうございます。お借りします。



F de 秋祭り DAI&AKKO





http://www.youtube.com/watch?v=qyUj9vyWWjE&feature=plcp










「あなたがいるから」 大輔&明子





http://www.youtube.com/watch?v=7zVnRg-RVec&feature=g-hist



この動画を初めて観たのは、
実家の母の買い物につきあって、
車の中で待っている間にスマホで見たんです。
小さい画面を食い入るように見て、
最後には涙。
娘が一緒に車の中にいたので、
さすがに大泣きはしませんでしたが(ワラ
鼻をぐずぐずいわせていました。



それぐらい、感動!



内容的には、実は『little Wings 2012』(双葉社)の「スペシャル対談Ⅰ 鈴木明子VS高橋大輔」と似ています。
でも、紙面の文字でなく、大ちゃん、あっこちゃんの声でいろいろ聞けたのはうれしかったですね。















ストイックっていうか、もう、スケートを本当に好きでやってるなというのがわかる。
かっこつけずに練習してたり、がむしゃらにやってたりとか、
すごくそういった意味で刺激になる。






すごいいい演技とかすると、なんか負けたなと思っちゃう部分があって。
なんか悔しい、がんばろう、と思う。
心のどこかで大ちゃん、がんばっているから、がんばろう、
ていうふうに思います。







お互いについて冒頭で語るのですが、
お互いの憧憬を聞いている感じでした。
案外、二人の言葉を交換してもいいのかもしれない。
交換しても違和感がないような気もします。









出会いは13年前。










 




ちょっと照れ気味なのか、懐かしんでいるのか。
でも、リアルに話すんだよね、大ちゃん。
よっぽど衝撃的だったんですね。







そのプログラムがすごくカッコよくて

全部覚えたのでそうです。
大ちゃんがカッコいい、というのですから、絶対間違いはないプロですね。
ちなみに『littleWings2012』によると、コピーしたのはあっこちゃんのだけで
あと、中野友加里さんのぐらいだそうです。











鈴木さんですよね、全部覚えたんです、好きすぎて。





こう言っちゃ、なんだけど、楽しそうに話すんですよね。
大ちゃんのこういうミーハーっぽいところ、好きです。

なにせ、当時の大ちゃんにとってあっこちゃんは
「リベルタンゴの人」でしたからね。













あまり「踊る」・・・という感じは見られなかったんですけど
でも、興味はあったんだな。



その一つ上の「リベルタンゴの人」の第一印象は、冷静でした。
そして、大ちゃんの踊れるところを見抜く眼力。
さすがです。








あっこちゃんにとって辛い時期の大ちゃんの活躍は、励みだったんですね。











大変な時期を乗り越えて戻ってきて
(自分は)もうできないな、とか思っているんですけど
あっこちゃんの練習とか見て・・・・・・
全然出来ないとか言えないな



ずっと見てきているんですね。
だから、思わず出たのでしょうね。









2008世界花样滑冰大奖赛 鈴木明子表演滑 08NHK杯EX Akiko SUZUKI




http://www.youtube.com/watch?v=c6riL6ryKuM






2008 THE ICE Akiko Suzuki "Libertango"





http://www.youtube.com/watch?v=v1gDGozML94&feature=related




1個めの動画は、番組内でも紹介されたNHK杯のもの。
解説のないところがいいです。

2個目は、逆に、佐藤有香さんの解説に思わず泣けてきました。
ナレーターや他の人の話はともかく、有香先生の愛ある解説にグッときました。




そして、二人ともバンクーバーに出ました。














なんだかこの頃の大ちゃんは痩せてて、
でも、お肌が白くてつやつやしててきれいです(*^_^*)
輝きは最高潮だったのでしょうね。

そんな喜びの中で聞かれた先のこと。
4年後なんて考えられなかったでしょう・・・・・・
さらっとスルーしてくれたけど、
ケガを乗り越えて2度目のオリンピックで得た日本人初のメダリスト。
そして、世界チャンピオン。
頂点に立ったわけですから。


翌シーズンはもがいたシーズン。
















世界選手権前の2月のメールでした。(『little Wings 2012』より)



















どうするの?あっこちゃんならどうするの?て聞いたんだと思います。




あ、大ちゃんでもそういうふうに不安に思うことがあるんだ。





照れながら、話す大輔。放映では本邦初公開?
対してあっこちゃん、ストレートに大ちゃんへの思いを話しましたね。
大ちゃんの不安。
あっこちゃんには意外だったのですね。
でも、あっこちゃんはそんな不安な大ちゃんにこう返事をするのです。




 



本で読んで知っていたのに、
この言葉を見た途端、涙があふれて止まりませんでした。

あっこちゃんの真摯な、でも、本当の気持ちがそこに込められている。

そしてこれは、
ファンとしてもそう思っていることを言い表してくれたな、
と思いました。


『little Wings 2012』の中では、前置きも書いてありました。


決めるのは大ちゃん自身だけど、私はもうちょっと大ちゃんのスケートが見たい。


悩んでいる友に贈った短い返信。
下手な慰めはいらない。
自分が今、思っていること、そして、相手に伝えたいこと。
案外、そういうときの言葉は短い。
短いながらも伝わるものはある。
いや、かえって伝わる。
そう思うのだ。

私も最近、苦しくも前向きに進む友に贈った言葉は、短くしか言えなかった。






もがいたシーズン後に、大ちゃんの視界は晴れたようでした。
実は、それはあっこちゃんも同じだったんですけどね。
2シーズン前、あっこちゃんは世界選手権出場を逃しましたから。
逃して定まった目標に向かって、あっこちゃんも単身アメリカへ合宿に行くようになったのです。




そして、二人は今も戦っている。



この事実は嬉しいですよね。











3度目のオリンピック。
そして、優勝を目指して。







行けるとこまで行ってみようか。
明言こそしないけど、
新たに挑戦し続けることで、
ソチを視界に入れてきたあっこちゃん。
でも、発言は、






今は先を考えると言うよりも。

マイペースに、コツコツと進もうとするあっこちゃん。

でも大ちゃんは、共に歩みたい。








どうしてもやらせたいんで、最近は、やるでしょ、やるでしょ、と言ってますけど。



この時の大ちゃんの声、すごく実感がこもっていて、
変だけど、ここでも泣けてしまって。


本で読む以上に大ちゃん、
あっこちゃんへ、ソチへのラブコール贈っていたんだな、
とびっくりしました。
そして、予想以上にあっこちゃんと行きたいのかな?
と思いました。


思えば、大ちゃんの年齢で一緒にトップを走っているのは、
今のところ、あっこちゃんぐらいかもしれません。
ジュニア時代から共に戦っていた同士として、
大ちゃんはあっこちゃん以外に
安藤美姫ちゃんや中野友加里ちゃんの名前を上げます。
男子では、南里康晴くんが同期でしたよね。
でも、友加里ちゃんと南里くんは既に引退し、
美姫ちゃんは今季、競技会から離れざるを得なくなりました。

大ちゃん、安心したいのかな?

ソチを目指すために、
やることをとことんやろうとしている大ちゃんだけど、
同年代がいることで、安心したいのかもしれない。

励まし合う仲間。
友に牽引し合う仲間。

男子と女子、カテゴリーが違うのも良かったのかも知れない。
男子だとどうしてもライバルになってしまうから。
それはそれでいい刺激なのかもしれないけど。

だから、あっこちゃんがこんなふうに言います。




 





彼の背中を見ながら競技が続けられるって言うのは
すごく・・・・・・幼なじみのような戦友のような・・・・・・
すごくいい・・・・・・友達がいて良かったな、と思います。













こういう技術とかああいうもんていうより、
彼女を見ていると、
スケートが本当に好きなんだなーとか
楽しんでいるんだな-と伝わってくるんで、
そういうところを見ていたいな、ていう感じですかね。











あっこちゃんも一人じゃなくて、
友のいることがうれしいんですね。
このインタビューの中で淡々と応えていたあっこちゃんが
最後に見せた、はにかんだ笑顔。
すごく可愛い。

そして、大ちゃんはあっこちゃんを見ても
モチベーションをもらっているのかな、と思いました。

スケートが好き。

そう、
何かを好きで好きでたまらなくしている人は、
見ていて気持ちいい。

そして、それは同時に、
自分を振り返らせ、
原点に戻してくれる。

大ちゃんにとってあっこちゃんは、
そういう存在なのかもしれません。



















 


 


 



余談ながら、この映像。
強化合宿の時の即興で一人ずつ演技を作るセッションのフィニッシュですよね。
『フィギュアスケート2012-2013シーズンガイド』(新書館)にも写真が出ていて
興味津々だったのです。
その映像がここで出てくるとはー!!とうれしかったです(*^_^*)





これは、昨季のJO前の特番の映像でしたね。
「高橋、来るんじゃねーの?」みたいな話をした時じゃなかったかしら?
それにしても、どの年の大ちゃんもちょっとずつ表情が違うんだけど、
魅力的だよね。
だから、こうやってせっせと切り取っちゃうんだろうね。



















いつまでも、この二人を見ていたい。
それが私の希望です。


























昨日は、寝落ちして記事が上げられませんでした。
でも、編集作業はしていました。
やはり、この2人のことになると私も熱が入って、
もうこんな時間。

連休中はもう少し、記事やら、レポートを上げたいと思います。


では、おやすみなさい。











読んでくださり、ありがとうございます。
よかったらクリックしてください。