高橋大輔くんのコラム【冷静と情熱のあいだ】のWeb版が上がりました。
2012.8.21 16:03
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/120821/oth12082116050005-n1.htm
いよいよ新シーズンに向けて本格始動の時期。今オフは休みは取らず、ショー出演などのかたわら、スケート靴やエッジの種類を変えて色々な組み合わせを試している。プライベートで唯一のイベントは引っ越し。部屋が少し広くなって、やっと自宅でのストレッチスペースができた。
■バレエレッスン
昨年から始めた週2回のバレエレッスンはずっと続けている。バレエで習ったことを毎回かなりスケートに取り入れていたので、自分ではわかりにくいけれど、上半身の姿勢、首筋の伸びなどが変わったと言われるようになった。僕自身は、もっと上半身が柔らかく使えればもっとパフォーマンスが上がるのに…というのが今の課題。
バレエは、硬い筋肉がついている試合シーズン中よりもオフシーズンの方が体の感覚がとらえやすいので楽しい。と言っても僕は全然まだ美しくないし、できなさすぎて笑える。バレエのステップを見ているとできそうかなと思えるのに、実際にやってみると何がどう動いているのかさっぱりわからない。なので、バレエレッスンはステップアップできずに、いまだに基礎練習のくり返し(笑)。
■ニコライの加入
今季からニコライ・モロゾフがスタッフに加わり、彼とは4年ぶりに組むことになった。4年間一切話をしていなかったので、突然の彼からのオファーにはとても驚いたけど、僕はニコライが嫌いで別れたわけではないし、ソチ五輪に向けてはコーチと限らずにロシア人でサポートしてくれる人がいたらいいなと漠然と思っていたので、たまたまそんなタイミングと重なった。
バンクーバー五輪のときは僕も意地があって外国人コーチは考えなかったけれど、今はそんな意地や外聞より、大事なのはソチ五輪を目指すに当たって自分が何をしたいのか、やりやすい状況をどう作るのかということ。そして最終的には、僕が自分のやるべきことをきちんとしなければ話にならない。スタッフはその上でのプラスアルファ。そう考えたら、過去のことやメリットかデメリットかはどうでもいいささいなことと思えて、3カ月間悩んだ末、結論を出した。
ニコライの練習法は参考になるけれど、以前のように依存はしないし、当時と同じ関係性を再現したいとか、ニコライに具体的な必要性を求めている感覚とは違う。僕自身4年前とは変わっているし、ニコライがどんなふうに変わっているかわからないから、正直、どんな効果があるかはやってみなければわからない。何も得られないかもしれないし、なんだこんなものか、と僕が見限られるかもしれない、お互いを試す勝負でもある。ニコライの下には他の選手もいる。昔の僕はそれがリアルにイヤだったけれど、今はむしろ、そんな厳しさの中で練習することが自分にとっていい経験になると思っている。
■ハードプログラム
今季の振り付けはショートは阿部奈々美先生、フリーはシェーリーン・ボーンにお願いをした。ショートは1960年代ロカビリーでかなりハードな鬼プログラム(笑)。意外と僕は今まで滑ったことがない曲調で、同じアップテンポでもマンボのようなコッテリ感ではなくカラッと男っぽい雰囲気は苦手だけど(笑)、今度のフレンズオンアイスで滑る予定。シェーリーンは一昨年のマンボに続き2回目で、彼女の作るプログラムはパワフルな印象がある。フリーの曲はいろいろとシェーリーンと相談中。
ソチ五輪まであと2シーズンをどう見せて行くか…現役中の競技プログラムはあと4つ(ショートとフリーの各2シーズン)と思うと悩ましいけれど、考えすぎずに流れに身を任せようと思う。(構成:フリーライター かしわぎ なおこ/撮影:フォトグラファー 渡辺真一/SANKEI EXPRESS)
なんで引っ越ししたのかな?
気分転換かな?
なんて思っていましたが、狭かったんですね。
ストレッチスペース。
わかります。
私も毎晩していますが、けっこう、場所をとるんですよね。
広いところでのびのび出来るようになって良かったですね。
バレエをする大ちゃん。
今回はお写真まであって、Bravo!でしたね。
それにしても、
バレエの話をよくしますよね、大ちゃん。
それだけ楽しいのかな。
振り付けはパッと見て覚えるらしいけど、
バレエのステップは???みたいですね。
フィギュアの動きと何か違うのでしょうね。
まあ、陸上であれだけふわりとジャンプするバレエって、
筋肉の使い方とか繊細な感じがします。
パワフルに見せませんからね。
熊川哲也さん、
なんであんなにジャンプできるんだろう?
毎回、驚嘆しながら見ています。
僕自身は、
もっと上半身が柔らかく使えればもっとパフォーマンスが上がるのに…
というのが今の課題。
理想に向かってレッスンに励む大ちゃん。
今季のパフォーマンスは、きっと昨季より上がってますね。
と言っても僕は全然まだ美しくないし、
できなさすぎて笑える。
とちょっと自虐っぽいのも毎度のことですが(ワラ
きっと理想の姿があるのですね。
その姿に向かう大ちゃんが、美しいと思います。
ニコライのこともちょっと詳しく語っています。
僕はニコライが嫌いで別れたわけではないし、
ソチ五輪に向けてはコーチと限らずに
ロシア人でサポートしてくれる人がいたらいいなと漠然と思っていたので、
たまたまそんなタイミングと重なった。
ニコライを嫌いじゃない。
そうなんだよね。
大ちゃんの口から、聞けて良かった。
・・・・・・うまく言えないけど、良かった気分です。
バンクーバーは、ただ、日本人で行きたかった。
そして、ちゃんとメダルをとった。
コーチは外国人がいい、
と言われていたことを覆したかった・・・・・・
べつにニコライとは関係なかった。
だから、別れてからも、
振り付けでニコライの名前が挙がっていたのですね。
今はそんな意地や外聞より、
大事なのはソチ五輪を目指すに当たって自分が何をしたいのか、
やりやすい状況をどう作るのかということ。
そして最終的には、
僕が自分のやるべきことをきちんとしなければ話にならない。
スタッフはその上でのプラスアルファ。
そう考えたら、
過去のことやメリットかデメリットかはどうでもいいささいなことと思えて、
3カ月間悩んだ末、
結論を出した。
ぶれない大輔。
ああ・・・・・・なんだか涙が出そうになります。
大ちゃんは自分のやることが見えていて、
正面から悩んで考えていた。
でも最後には、ぶれない大輔がいた。
自分がソチまでにやり尽くすために、
「自分のやるべきことをきちんとしなければならない」。
後悔なんかしたくない。
私なんかメリットデメリットを考えていましたが、
大ちゃんの根幹は「やり尽くす」ことでしたね。
そこに向かう貪欲さ、Greedyで決めたんですね。
「自分がやるべきことをきちんとやるに尽きる」
シンプルで強くて美しい。
そんな大ちゃんに、付いて行きます。
ニコライの下には他の選手もいる。
昔の僕はそれがリアルにイヤだったけれど、
今はむしろ、そんな厳しさの中で練習することが
自分にとっていい経験になると思っている。
自分だけを見て欲しい、ではなく、
自分も見て欲しい、ではなく、
自分を見て欲しい。
チームニコライの中で、
一人、
黙々と練習する大輔が見えるようです。
厳しい環境に身を置いて、
たくましくなった大輔を見たくなりました。
でも、レオノワちゃん、
大ちゃんのファンなんだよね。
男子はともかく、
女子は放っておかないかもね。
そして、SPとFSの振り付け師を一気に発表しましたね。
SPは、阿部奈々美先生。
これは発表済みでしたが、
やはり大ちゃん、
新しいネタをもってきました。
ロカビリーです。
ショートは1960年代ロカビリーでかなりハードな鬼プログラム(笑)。
ロカビリーか・・・・・・
昨日上げた動画はロックンロール・・・・・・
ちょっと惜しかった?
・・・・・・いや全然だったりして。
ロカビリーと聞いて思い浮かんだのは、
平尾昌章。
ロカビリー三人男でしょう・・・・・・
て、私は何年生まれ?
と、よく旦那に言われますが、
単語は良く覚えているんですよ(^_^;)
でも、曲は知らないんです(爆)
なので、調べました。
もちろん、ウィキ先生です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC#.E4.BB.A3.E8.A1.A8.E7.9A.84.E3.81.AA.E3.82.A2.E3.83.BC.E3.83.86.E3.82.A3.E3.82.B9.E3.83.88
あ、知っている名前は、
エルヴィス・プレスリー。
でも、私が知っているプレスリーの曲は、
「Love Me Tender」ぐらい。
うーん、ロカビリーらしいの聞きたい!
と思ったら、こんな動画がありました。
http://www.youtube.com/watch?v=DL0t_smtzjE
プレスリーはキング・オブ・ロックンロールと言われています。
でも、初期はロカビリーをしていたみたいです。
(今日、どこかで読んだのですが、乱読していたのでわからなくなりました)
ちょっと、いいよね。
軽快なサウンドに、腰が動いちゃう。
奈々美先生がどんな選曲をしたかは楽しみですね。
それにしても鬼プロ。
さすが、奈々美先生。
確か、ゆづは「ツィゴイネル」の時に
鬼プロ発言をしていたような気がします。
それとも、奈々美先生も、
大ちゃんがクリアしていくから、
これでもかこれでもかとハードにしていったとか?
わあ、楽しみ!!
フレンズ披露、うれしいです \(^O^)/
そして、FSはシェイ=リーン・ボーン!
フレンズに来るぐらいだから、
シェイちゃん、戻してきているんだろうな、
と思いましたが。
いやあ、また、はずれた (^o^;)
てっきり賢二先生でいくかと思ったんだけど。
となると、ジャズ?
と期待したいんですけどね。
壊れたCDのように言いますが、
ケヴィン・レイノルズくんの「モーニン」、
良かったんだよね。
あんな感じのを大ちゃんに、と思っていたのですが。
「モーニン」はSPです。
FSだよね・・・・・・
長くなるからね、どうなるんだろう?
大ちゃん自身はシェイちゃんのジャズについてこう書いています」。
以前から、しーちゃん(荒川静香)に作ったプログラムや
シェイリーン自身のも見ていて、彼女の個性に興味があった。
以前フレンズオンアイスのフィナーレで、
シェイリーンの作ったジャズっぽいのを滑ったときも、
すごく楽しかったから、
作ってもらいたいという気持ちはずっと持っていた。
お願いするなら今年だな。
ジャズか中近東系のエキゾチックな雰囲気で。
彼女はカッコよくて不思議な重たいリズムが上手だから、
本当はそういう感じの曲がいいなと思っていた。
でもフリーと被りそうだし・・・、
最近そんなにテンション高い曲は滑ってないからな・・・、
それならジャズかなと思ってお願いした。
シェーリーンでジャズ。
そのイメージでいたのに、気がついたらこんなテンションの高さ!
高橋大輔『SouL Up』祥伝社 P.48
これは、2010-2011シーズンの前だから、
大ちゃんの心境が変わった可能性はあります。
でも、一時期、大ちゃんはこう思っていた。
で、中近東系はこの時できなかったけど、
翌年、ディビット・ウィルソンに作ってもらっているんですね。
で、ジャズは、未だしていない。
だから、オリンピック前にいかが?
なんて思う私でした。
なんか、現役中にあらゆるジャンルをやって、
オリンピックへ挑む、も
いいんじゃない?
・・・・・・妄想ですよ、妄想。
私の妄想だから、はずれる率が高い(^▽^;)
シェイちゃんとの「2シーズンめ」。
期待したいです。
ソチ五輪まであと2シーズンをどう見せて行くか…
現役中の競技プログラムは
あと4つ(ショートとフリーの各2シーズン)と思うと悩ましいけれど、
考えすぎずに流れに身を任せようと思う。
悩むよね。
でも、
大ちゃんが気持ちよく演技できるのがいいな。
流れの中に、きっとあると思うから。
カウントするのが辛い。
だから、強く、焼きつけたい。
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