ネタ的にはだいぶ古いですが、記録用です。
IFSのSaturday Night at the Moviesに大ちゃんが紹介されていました。
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Saturday Night at the Movies
Hosted by Nick Pilgrim
Published: 08/04/12
JAPANESE KINGS OF THE ICE
After winning the World Junior crown in 2002, Japan's Daisuke Takahashi stood on the cusp of international renown. He subsequently won a number of senior international events, but problems with jump consistency cost him bigger victories at the World level.
His breakthrough skate can be traced to Christmas 2006 at the Japanese national championships.
Skating to Andrew Lloyd Webber's powerful “Phantom of the Opera,” Takahashi’s fluid technique and artistic flair fused to create a sensational performance that drove the audience wild. Watch particularly for his quadruple toe loop right off the bat.
Much to the delight of his fans, Takahashi did it again three months later at the World Championships in Tokyo. Winning the free, he moved up from third place after the short program to take the silver medal behind Brian Joubert of France.
Here is his long program from 2006 Japanese nationals:
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iVXrKhJf7-U
なんとなくですが、ジュニアの世界チャンピオンになってから低迷していた大ちゃんが飛躍的に進化した(breakthrough)のが、全日本2006ですよ、と。
大ちゃん曰く「名古屋のファントム」です。
この「名古屋のファントム」は大ちゃんが言っているので、何回かリピしてみました。
つなぎがシンプルだけど、力強いプログラム。
思いっきりジャンプしてこい、と言わんばかりです。
曲も大ちゃんのお気に入り。
『Cutting Edge 2012+Plus』(スキージャーナル)にも書いてありました。
プログラム選びって、やっぱり難しいんですよ。
僕は音楽に自分の動きを合わせるタイプなので、曲によってはすごくジャンプのリズムなどが狂ってしまうこともあります。
その意味で、音のリズムが取りやすかったのは、『オペラ座の怪人』。
あの曲は、すごく好きな曲でもありましたからね。
逆にリズムが取りにくかったのは・・・・・・いつも最後には曲に合わせちゃう、なんだかんだ言っても身体になじませてしまうから多くはないけれど、とくに難しかったのは『剣の舞』(04-05年SP)。速い曲で気持ちも焦ってしまっていましたし、気持ちが入りこめなかったですね・・・・・・
『フィギュアスケート日本男子Fan Book Cutting 2012 + Plus』(スキージャーナル)P.7
音楽に動きを合わせる。
それは、気持ちが入りこめるかどうかもあるようですね。
以前に観たとき、私は気持ちよくジャンプしていて最後までスピードの落ちないところに感動しました。
でも、改めてみると、最後のストレートラインステップは、ロングプログラムの終わりでありながら音ハメが抜群に良い。
ジャンプをほぼクリーンにこなした高揚感もあるのかもしれませんが、ピタッピタッと決まり、キレがある。
若々しい(今が若くないわけではありませんよ(^^ゞ)勢いのあるファントム。
もし、今の大ちゃんがしたら・・・・・
いえいえ、野暮でしたね。
これは、その時の大ちゃんの感じ方をじっくり味わいたいと思います。