大ちゃんの「The Japan Times」のニコライ関連の記事です。



 
 
記事に写真はなかったので、私の画像を貼り付けました。






Takahashi teams up with Morozov again

Sunday, June 17, 2012

http://www.japantimes.co.jp/text/sp20120617f1.html


Staff writer

The skating world was rocked by a bombshell announcement on Friday, one that many thought was nearly impossible.

 

Daisuke Takahashi, the 2010 world champion, has decided to train again with renowned coach Nikolai Morozov in the run-up to the 2014 Sochi Olympic Games, the Russian news agency RSport reported the same day.

The pair worked together previously, including when Takahashi took the silver medal at the 2007 worlds in Tokyo, before parting at the end of the 2007-08 season.

Morozov confirmed the news in an interview with RSport.

"We decided together with Daisuke to continue our cooperation," said Morozov. "I'm very interested to work again with this skater. In addition, I believe that the presence of such a master in our group will benefit my other students in the process of preparation for the Olympic Games in Sochi." he added.

The 36-year-old Morozov is considered one of the top coaches in the world. He led Shizuka Arakawa to the 2006 Olympic gold medal and twice directed Miki Ando to two world titles (2007, 2011).

This past season Morozov coached Russian compatriot Alena Leonova, who earned the silver medal at the worlds.

Takahashi, the bronze medalist at the 2010 Vancouver Olympic Games, is expected to train with Morozov in both the United States and Russia.

Though Takahashi had kind words for Morozov when they parted in 2008, the same could not be said about Morozov and Takahashi's agent, Tak Ihara.

Morozov blasted Ihara in an exclusive interview with The Japan Times at the time, blaming him for Takahashi's poor showing at the 2008 worlds (where he finished fourth despite being favored to win) over a problem with the skater's boots and for placing financial gain ahead of victory.

Ihara and Takahashi declined to comment on the split at the time. Ihara did not return a telephone call on Friday requesting comments on the reunion.

Takahashi enjoyed great success under Morozov in their previous collaboration. In their three seasons together, the Okayama native won four Grand Prix events, three Japan national titles, one Four Continents crown and climbed to the top of the world rankings. He also medaled three times at the Grand Prix Final.










と、記録用として貼り付けましたが、私には、こんな長文の英語を和訳するセンスはありません(^^ゞ
yoccoさんが和訳してくださり、トラックバックさせてもらいました。
yoccoさん、ありがとうございます。


http://ameblo.jp/chocolove37/entry-11306854937.html







★高橋、再びモロゾフと協力


 

多くの人が予測不可能だった爆弾的な発表が、金曜日にスケート界を揺るがしました。

高橋大輔(2010年世界チャンピオン)は、2014年ソチ五輪のプレシーズンに有名なコーチであるニコライ・モロゾフと再びトレーニングをすることに決めました。ロシアの通信社RSportが同日、そのことを報道しました。


 

2007-08シーズン終わりの別離前、高橋が東京での2007年世界選手権で銀メダルをとった時も二人は組一緒に仕事をしていたことがあります。


 

モロゾフは、RSportとのインタビューにおいてそのニュースを承認しました。


 

「我々は、協力を続けることをダイスケと共に決めました」と、モロゾフは言いました。

「私は、このスケーターと再び仕事をすることに非常に興味を持っています。 また、ソチ五輪に向けての準備過程において、そのようなベテラン的な存在が私のグループに所属する他の学生のためになると、私は思っています。」


36才のモロゾフは、世界的なコーチの1人と言われています。 彼は荒川静香を2006年のオリンピック金メダルへ、また、安藤美姫を2度の世界タイトル(2007、2011年)へと導きました。


 

今季、モロゾフはロシアの同胞Alena Leonovaを指導しました。そして、彼女は世界選手権で見事銀メダルを獲得しました。


2010年バンクーバー五輪銅メダリストである高橋は、アメリカとロシアの地でモロゾフと共にトレーニングを積むことになっています。


 

彼らが2008年に別れたとき、高橋からはモロゾフに対して優しい言葉がかけられましたが、モロゾフと高橋のエージェントである井原氏については同様ではありませんでした。


 

モロゾフはその当時、ジャパン・タイムズとの独占インタビューにおいて井原氏を攻撃しました。そして、2008年世界選手権(彼が優勝してもおかしくなかったのに4位に終わった)での高橋の残念な演技、そして、スケーターの靴に関する問題について勝敗より前に財政難を唱える彼を非難しました。


 

井原氏と高橋はその当時、別離についてコメントするのを控えました。 和解についてのコメントを要請していた井原氏は、金曜日には電話を返しませんでした。


 

高橋は、以前共に仕事をしていたときにモロゾフの下で大成功を収めました。 二人が一緒に過ごした3シーズンにおいて、岡山出身の彼は、4つのグランプリシリーズの試合で優勝し、3つの全日本タイトルと1つの四大陸選手権のタイトルを獲得して、世界ランキングのトップまでかけ上がりました。 またグランプリファイナルでも3度、メダルを撮りました。










読んでみようか、『キス・アンド・クライ』。
ニコライの考えを一度は読んでみるのもいいのかな?と思いました。
立場が変われば主張が変わる、は当たり前ですからね。
対立する人たちの事件を考える時、片方の主張だけ聞いているのはフェアじゃないかなぁと思うので。
一応、両方聞いた上で自分の考えを出したい思いはあります。


でも、読む前からわかっているのは、大ちゃんの気持ちを考えて、と言うフィルターが私の場合はあるので・・・
既にフェアじゃない(苦笑)
ダメじゃん。


2008年別離のことは、私もあまり詳しくありません。
前に「勝負。そして自由にⅤ」でもっている資料で知っていることを書きました。
でも、どちらかと言えば、大ちゃんサイドに立った記事だったと思います。
それは本の趣旨なので仕方ないのです。

未だに、双方のことについて客観的な記事を、私は知りません。
時期的に、まだなんだろうな、とは思いますけどね。
まあ、今回の記事は比較的、客観的なのかなーという感じはします。




Morozov blasted Ihara in an exclusive interview with The Japan Times at the time, blaming him for Takahashi's poor showing at the 2008 worlds (where he finished fourth despite being favored to win) over a problem with the skater's boots and for placing financial gain ahead of victory.




モロゾフはその当時、ジャパン・タイムズとの独占インタビューにおいて井原氏を攻撃しました。そして、2008年世界選手権(彼が優勝してもおかしくなかったのに4位に終わった)での高橋の残念な演技、そして、スケーターの靴に関する問題について勝敗より前に財政難を唱える彼を非難しました。







この部分は、自分が初めて知る部分だったので、「へー」と思いました。
靴はね・・・大ちゃんも前にコラムで言ってましたが、なかなかハンパな額でない消耗品らしいです。
日経のコラムでは、1足15万円、毎月1足下ろしていると書いてありました。
毎月、というのは何故か、と詳しく書いていないのですが、革靴と金属のブレードがもたないンでしょうかね。
ジャンプによって靴への衝撃度も違うみたいな記述がコラムでちらりとありましたから。
ブレードはビスで留めているだけですから、長期間、使用すると留めている部分が緩くなるみたいにも聞きましたから。
(この情報は、世戦2010年によく聞きました。(T_T))
他にもブレードは、エッジワークをよくするために磨きますよね。やや削るというか。
荒川静香さんの「Friends+α」で佐藤信夫コーチとの対談の時に、信夫コーチ自らが機械でブレードを研磨していました。(その後で、手でも研磨すると言ってました)
それをしないと横滑りやストップがかけにくくなるそうです。
と言うことは、ブレードも徐々に減っていくわけで(小さくなっていく?)、いつまでも使っているわけに行きませんよね。
革靴の方も柔らかくなっていくとか、佳奈子ちゃんの靴の問題で聞いた記憶もあります。
4回転の練習で今までの様な期間で靴がもたないことは、小塚くんも言ってました。
何より、全てのスケート靴が同じメーカーでも、足に必ずしもフィットする訳でないようです。
だから、靴の問題はスケーター全員の悩みだと思います。
このコラムではないのですが、靴はなかなか進化しない、みたいなことも聞いたことがあります。
選手にとって都合のいい靴。
馴染みやすく、金属のもちが良く、金額がそんなに高くない?
(これは未鳥の勝手な意見です。選手の意見ではありません)
そういう条件をクリアするスケート靴って、開発するのが難しいのかしら、と思いました。
話が横道にそれましたが、スケート靴の問題って簡単にスルーできない問題かな、と思いました。




このインタビュー、どこかに残っているといいんですけどね。
ただ、ネット上の記事は時間の経過と共に消えるのがほとんどなので、なかなかありません。
そういう場合は、ブログに貼り付けてあるとかに期待するしかありません。
(だから、なるべく貼り付けるようにはしているのですが)




もっとも、記事にある世界選手権2008は、大ちゃん自身は「スウェーデンショック」と名付けて靴のことを言及していません。










スウェーデンショック

最後のジャンプをコンビネーションにしなければよかった・・・・・・
08年世界選手権(スウェーデン)は色々な意味で忘れられない。
集中できていないのは自分でもわかっていた。
長光先生やトレーナーから色々助言されても、「集中してないのはわかってるから。もう話しかけないで」とイライラしていた。
それまでの僕は、多少調子が悪くても、大概、試合会場に入ると、自然とフォーカスできていたのに全然それができなかった。集中しようとしてもダメ。なぜ集中できないんだ・・・?
(後略)

高橋大輔『be SouL 』(祥伝社)P.54







ザヤックルールによる減点で大ちゃんは4位になりました。
「3位と4位は全然違う。悔しい」
とも書いています。

大ちゃんの中では、集中できない、その結果のザヤックによるミス、と捉えているようです。

なぜ、集中できなかったのか、大ちゃん自身もよくわかっていないようで「頭で考えすぎてどんどん体が動かなくなった」ようです。

でも、4回転だけは、2回跳んで最初の1回目は成功しました。
これは、全然跳べなくなっていた4回転を1本にしようというニコライの戦略に対して「初めて」断って成功したものでした。


だから、靴のことは書いていないんです。
もしそうだったとしても、大ちゃんにとってはモチベーションの方が大きかったのかな?と思います。





それにしても、




「08年世界選手権(スウェーデン)は色々な意味で忘れられない」



色々な意味、て何?
とここでも、大輔の思わせぶりな言葉に突っ込みたくなります。















井原氏と高橋はその当時、別離についてコメントするのを控えました。 和解についてのコメントを要請していた井原氏は、金曜日には電話を返しませんでした。







沈黙は金。
というか、まだ、この事件、生々しい感じがします。
コメントしない井原さんでいいと思います。



あと、



モロゾフ「ソチ五輪に向けての準備過程において、そのようなベテラン的な存在が私のグループに所属する他の学生のためになると、私は思っています。」



当然、互いのメリットは計算ずくですね、ニコライ。








それから、こんな部分も。






Though Takahashi had kind words for Morozov when they parted in 2008,

高橋からはモロゾフに対して優しい言葉がかけられましたが、






海外メディアもそう捉えてたのね。
大ちゃんの切ないやさしさは、伝わっていたのでしょう。







 

 

 








なんか、思いのほか長くなっちゃいました(^^ゞ
いっそ、「勝負。」シリーズにしようかと思いましたが、大ちゃんのコメントがないのでやめました。









大ちゃん、髪の毛も切って、スッキリしたみたいですね。
初心に返る?
いやいや、心機一転でしょう。
何にもないツイに、スケートモードを感じています。



靴の問題は、大丈夫?
敢えて難しい靴に向かい合っているようなことを「e-ZERO」では言ってました。
でも「進化していくため」と言ったのが、とても印象的でした。
期限を据えたことで、腹をくくって取り組めることもあるから、靴もそうなのかもしれない。
難しい靴をはきこなすことで、ジャンプや他のエレメンツが進化するなら、それでいいと思います。
大丈夫ですね。


今の私は、ただ、こうやって見守って、新たな大ちゃんに会える日を楽しみにしていたいと思います。





ちなみに、
昨日は、週末のせいか、あっけなく寝落ちしました(^-^)
この記事を書こうとPCを立ち上げたんですけどね。
夜中に書かないで正解でした。
書いていたら、寝られなかったかも。