カメラを見据えた、揺れる大輔。










いえ、揺れていたのは私でした。










昨日、記事を書きました。
でも、何かスッキリとしなくて、何度も何度も自分の記事を読みました。


スッキリしている部分もあるのですが、



肝心な部分が抜け落ちている。








揺れる大輔に惑わされたのかもしれません。












一番惑わされたのは、次の部分です。





「あそこまでいって、やらないかと言ってくれた、てことは期待しているわけじゃないですか・・・僕自身に」

「でも僕自身、その期待に応えられるかな、ていう不安は凄い大きいから」

「だから、僕の中では勝負しに行く、ていうつもりで・・・それぐらいの気持ちがないとたぶんできないだろうし・・・」







揺れているなあ・・・






悩める大輔にちょっと、酔っていました(ワラ)




で、覚めてきた今朝から、仕事の合間に結構考えました・・・
(一応、仕事もしてたからね)






「でも僕自身、その期待に応えられるかな、ていう不安は凄い大きいから」





不安、なんですね。


なんで不安なんだろうね。
昨日は、思わず「お師匠様」の一言で済ませてしまいました。




「あそこまでいって、やらないかと言ってくれた、てことは」



破局、なんて昨日は書きましたが。

もうちょっと丁寧に考えると・・・
「あそこまでいった」ことは、大ちゃんにとって自分から袂を分かつことをしてしまった、と言うことなんでしょうかね。
自分から離婚届け出したのに、また、復縁。
せがまれて、よりを戻すなんて。

まあ、光栄ですよね、せがまれるなんて。

でも、その分、重いような。

・・・自分は、そんなにいいの?
もしかして、あなたが思っているほど私は素晴らしくないのよ。
がっかりするかも・・・

なぜか、女言葉で書くとしっくりするんですが(苦笑)

大ちゃん、期待に応えられないかも・・・と謙虚にそう思っているのかな、なんて思いました。




見方を変えれば、なんで、そんなに低いんだ?みたいな。

確かにワールドは2位。
決して低い数字ではないけど、上がいる。
1位のパトリックがいる。
大ちゃんは、パトリックにまだ及ばないみたいなことを言ってました。

自分は、まだまだ。

上には上がいて、でも、まだ、自分にも伸びしろがあるんだけど、追いついていない。

理想を高くもつ0か100の男、大輔。

そこら辺からの「不安」発言なのかもしれません。








でもね、大ちゃんて謙虚ばかりでない気もするのです。


「僕、見栄っ張りだったから」


原真子さんの本にあった大輔の言葉。

本当のことを話す時は声が小さくて、わざと人の目をそらすことが多かったりする、と原さんは書き、それに対する大輔の言葉です。

そう、あの「告白」動画、まさに見栄っ張り大輔でした。


見栄っ張り大輔から考えるとこうも言えるのかな、なんて思いました。



自分はニコライに通じるのか?
ニコライから離れて、自分は成長できたのか?

成長している。
成長できているはずだ!
ニコライがいなくても、バンクーバーで銅メダル、ワールドで金メダルを取った!

・・・でも、本当か?

ニコライは、今の自分を見て、何というか?

変わらない、なんて言われたくない!

自分は変わったはず・・・





なーんて、妄想してみました。

見栄っ張り大輔は、別れた相手に、素直に期待をもって「どうだった?」なんて聞けないんじゃないかしら。
浮気された事実は、言葉より重い。

「見返してやる」

これがぴったりな気がします。
大ちゃんも本の中で、この言葉を使っているところがあります。







僕の原動力になっているのは嫉妬ばかり。嫉妬心に負けず嫌いの火がつくと確実に張り切ってしまう。僕にとっては、「勝ちたい」と思うより「見返してやる」のほうが気持ちを強くもちやすい。

高橋大輔『SouL Up』(祥伝社)P.93






「見返してやる」

・・・・そんなことを思いながらも口には出せない見栄っ張り大輔。
「見返してやる」には、自分の演技を見てもらうことしかない。

だから、「勝負」なんですね。



「だから、僕の中では勝負しに行く、ていうつもりで・・・それぐらいの気持ちがないとたぶんできないだろうし・・・」



負けず嫌いの「勝負」。




「気持ちが強くもちやすい」のでしょう。






まいった、てニコライに言わせたいよね・・・
まあ、会見ではそんなことをニコライは言っているんですけどね。


スケートを見せて聞きたいんだろうな。










でも、






「それぐらいの気持ちがないとたぶんできないだろうし・・・」





 
  



気になってしょうがない大輔の右手と左手の人差し指。



・・・じゃなくて!
「たぶん」という言葉が気になるのです。






ちゃんと認められるかな?
演技をなんて言われるのかな?






でも、同時に、






どう転がるんだろう?

( ´艸`)

わからないけど、楽しみ♪






みたいな?
大ちゃん、わりと、4年前の自分よりは自信をもっていると思うんです。







それは、次の言葉からもそう思えるんです。





「ま、当時は頼りまくっていたんで・・・頼りッ放しだった・・・」
(この直後にビクンと目を閉じるのが、ちょっと気になります・・・)
「今は、また、新しい関係性が作っていければなあ・・・」







頼るんじゃなくて、新しい関係性。






作りたいんですよね。
昔と違う自分だから。

全てをコントロールしてもらうのではなく。



でも、ここでもちょっと不安があるのかな?



しーちゃんの言葉に「そだね・・・」と短く答えて笑った大輔。

ちょっと納得していない気がしました。



それは、ニコライと触れることで自分がどういう風に化学反応を起こしてしまうか、未知の部分で戸惑っているようにも思いました。

警戒心?






ちょっとここで、JOCのインタビューでニコライの部分だけ、貼り付けてみようと思います。




(髙橋) 「話をいただいてからすごく悩んで一昨日の発表のちょっと前とまで…とはいかないですがほぼ変わらないくらいで決断しました。」

(髙橋) 「あまり振り付けし(師)というようなつもりで彼とコンタクトをとるというか組むという感じではないので、逆にコーチ・アドバイザーというかたちでやっていきたいと思っているのでプログラムに関わってくるかどうかというのは僕自身も今のところよくわからないですし僕の中ではではいろんな方と挑戦したいというのが強いので、まず今年はないんじゃないかなとは思います。」


髙橋) 「新シーズンはニコライと決まったので、今までは日本で調整してきたんですけど、日本であったり海外であったり場所が確定しないというか、いろんな環境のなかでも練習をやっていけるような、そのような厳しい環境でやっていくというのが今年の新しい経験なのかなと思っています。今までの4年間は結構日本でやってきたのでその環境が変わった中でもできるようにしてきたいと思っています。」

(髙橋) 「(海外に行く機会が増えるかという質問に)増えると思います。」

(髙橋) 「(ロシアかという質問に)ニコライの動き次第だと思います。僕にもわからないです(笑)」

(髙橋) 「(ニコライのアドバイスについて)ブランクもありますし、僕自身もやってみないとわからないというところもあるので今のところ何かっていうのはないんですけど、トップクラスのコーチですしいろんな選手を見てきていろんなことを経験しているコーチだと思うので、その中から僕自身のソチに向けての一つのプラスアルファの要素になればいいなというふうに思っています。なのでやってみて気づいたことを吸収していきたいなと思っています。」







とりあえず、振り付けは今季はないようですね。

と言うことは、尚更、自分の演技を客観的にアドバイスしてもらいたい、ということで。

でも、海外へ行く機会が増える。

ニコライの所へ行ったり、振り付け師の所へ行ったり・・・




ブランクもありますし、僕自身もやってみないとわからないというところもあるので今のところ何かっていうのはないんですけど




ここが、新しい関係性につながる部分ですね




トップクラスのコーチですしいろんな選手を見てきていろんなことを経験しているコーチだと思うので、その中から僕自身のソチに向けての一つのプラスアルファの要素になればいいなというふうに思っています。なのでやってみて気づいたことを吸収していきたいなと思っています。









やってみて。



そう、やってみなければわからない。



このインタビューはDOIの頃。
そして、対談はその半月後。



ちょっとニュアンスが変わってきた?

いえいえ、対談の相手がしーちゃんだったから、本音が出たのかもしれない。





揺れる大輔。




そう、「やってみて」




未知の部分はあるけど、警戒心はあるけど、やってみなければわからない。
不安はあるけど、やってみなければわからない!




そして、


揺れながらも、楽しみでもある、と。









ぶれない大輔をここでも感じました。

















この一連の記事を書く時、最後に大ちゃんにメッセージを、と思って書くようになってきました。

だから、今日も考えました。








メモにはこう書いてあります。






不安はわかる。

でも、踏み出さないと、何も始まらない。

あと、2年だから、片っ端からやって、
ダメならダメで切り捨てて、
いけるならいけるでどんどんやって。

大丈夫。
付いて行くから。
あなたの不安も期待も何かもちゃんと見ているから。

自由に、
自由にやってください。
あなたの選択肢は間違っていません。











踏み出さないと、
つまり、
やってみなければ、と。

私も同じ事を考えていたのがうれしかったです(^-^)








でもね、私、揺れる大ちゃんにも共感します。





仕事がハードな時、大ちゃんの言葉に何度励まされたか。


たとえそれが、揺れている大ちゃんの言葉でもね。






それは、また、別の記事で。
















今日はここまで。



ちょっと溜飲が下がりました。





全くもって、自己満足記事です(^^ゞ





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。









 











なんとかなる♪