メールチェックから始まる、一日。
今日は、ちょっと、びっくりしました。



最新のメールにカーソルが当たって、表示されるタイトルに

「ついにわかったか?」

と思いました。



「新プロは?!」



azさん、ありがとうございます。
大ちゃんの事だとすぐにわかりました。



元ネタは、icenetworkのカメレンゴ先生の記事です。


Camerlengo collaborates with Plushenko, Mishin

http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20120525&content_id=32207752&vkey=ice_news



Now, Camerlengo -- who is married to two-time Russian world ice dance champion Anjelika Krylova -- has turned his hand to the sport's biggest current icon, the 2006 Olympic gold medalist for Russia. (Takahashi is working on his 2012-13 programs with Lori Nichol.)




Takahashiは、2012-13のプログラムをローリー・ニコルと作る。






まだ、未確定。






だって、大ちゃんサイドからの発表はありませんから。




ただ、ネタ元はしっかりしたところなので、ほぼ、当たり、なのかもしれません。










「ちょっと」びっくり、というのは、実は、ローリーと組むのは想定内だったからです。


http://ameblo.jp/d0r1m1/entry-11247396199.html



全く意外なところで、ローリー・ニコルと組んだらどうなるんだろう?
と時々、思います。
あの、バリバリGOE狙いのプログラム。
ローリーはクラシックが好きだとか、聞きました。
あと、パトリックがローリーと離れたみたいな事を聞きましたからね。
案外、大ちゃんとやってみる、というのもいいかも。



全く知らないロシアサイドの振り付け師だったら、すごいびっくりだったんだろうけど。




ローリーと言えば・・・・・・

いっぱいいるんですよ~振り付けた人が。

男子は、パトリック、エヴァン、武史先生、デニス・テン、村上大介。

女子は、真央ちゃん、村主さん、コストナー、レイチェル・フラット、長洲未来ちゃん。

まだ、いるはずなんだけど、いっぱいいすぎて思い出せない・・・

あ、そうそう、ミシェル・クワンは有名ですよね。

Wikipediaを貼り付けます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%AB

クワンの「サロメ」がローリーの名前を世界的に広めたようです。
まだ、観たことはないんですけどね(^^ゞ

私的には、やはり、パトリックやエヴァンのほうが馴染みが深いかもしれません(^-^)
パトリックの近年の競技プロはほとんどだし、エヴァンもそうです。

そもそも、エヴァンやデニス、未来ちゃんやダイスの先生であるフランク・キャロルコーチは、ローリーに自分のところの選手の振り付けを頼むようですね。




自分が言うことではないのですが、ローリーのすごいところは、パフォーマーごとに違う感じがするんです。
うまく言えないんですが、個々のプログラムを観て「あ、ローリー」とわからないんです。
でも、パフォーマーには、ピタッとくる。
「一人ひとりの選手に合わせたプログラムを作る」とよく聞きます。
それは振り付けとして当たり前の気がするのであまり使いたくないんですが・・・
ローリーの場合、やはりその表現がぴったりかな、という気がします。

あと、北米の方だから、GOEの計算はしっかりしていて、ジャンプはミスしてもリカバリーできる作りにしてあるとかね。
(本当はよくわからないんですが、パトリックのプログラムを観ていると、そう思えてしょうがない。)





で、私としては、





楽しみですね~~~~!!!!







ちょっと、ローリー・ニコルのことについて、田村明子さんが『氷上の光と影』(新潮社)に書いているので、書き出します。




(前略)
ニコルはモダンバレエからクラシックバレエまで造詣が深く、モダンバレエの巨匠イリ・霧安の作品が好きだという。バレエの話をし始めると。止まらなくなるほど舞台芸術が好きな人だ。そのためか、ニコルのプログラムは、ただ見た目に美しいだけでなく、必ず現代風のスパイスがきかせてある。
(後略)



田村明子『氷上の光と影』(新潮社)P.155より





ローリーがバレエ好きというのは、ネットの話で読みかじっていたのですが、ここに書いてあったんですねー(^^ゞ
でも、これを読んで、あ、今の大ちゃんとローリーは合いそう!と思ったんです。

大ちゃん、今、バレエに嵌まっているようだし、舞台芸術も好きだし。




もう一つ。




1996年に村主章枝が初めてローリー・ニコルに作品依頼をしに来たときに、ニコルは3年時間がほしいと言った。それは彼女が思い描くように村主が作品を滑りこなすのに必要な3年間は、自分を信じて毎年戻ってきてほしいと言う意味である。
「小説を書くためには、まずアルファベットを覚え、単語を覚え、文法を覚えていかなくてはなりません。当時のフミエには、その段階を踏んで欲しいと思ったのです」
現在の村主章枝が氷の上のアーティストとして知られるようになった裏には、このニコルの存在が大きかったといえるだろう。


田村明子『氷上の光と影』(新潮社)P.166より




実は、引用の部分の章題は「コリオグラファーが求めるもの」。
内容的には、「コリオグラファー本人は、自分の作品を滑る選手を見て、どのくらい満足しているものなのだろうか」です。
コリオグラファー自身が美しい表現者のようです。
スケーター出身者が多く、「周囲の人はつい動きを止めて魅入ってしまう。単に動きが美しいだけでなく、見せる動作の一つひとつに意志があり、まるでそこだけ光が当たっているかのようなインパクトがあるからだ」そうです。
そんなコリオグラファーの一人、カート・ブラウンニングが本田武史に「レイェンダ」を振り付けたことを例に挙げながら、カートのこんな言葉もありました。
「最初は、(本田の演技は)自分のイメージとちょっと違っていて戸惑ったんです。」
「でもぼくの振付をよくしてくれたサンドラ・ベジックに『スケーターが自分のイメージどおりに演じることなど、まずない。だから、慣れなさい』と言われた。1度プログラムを作って与えたら、それはもうスケーターのものになるのだから、と。(後略)」

 

前の村主さんに対するローリーの言葉は、プログラムは作るけど研鑽して欲しい、と言う意味なのかな、と思いました。
ローリーが奢っているとかではなくて、自分は最高のプログラムを作るから、それを滑る技量や心を磨いて欲しい、
そして、プログラムを与えたら、あなたのものだから、あなたが磨いていくのだ、と。



Wikipediaの中に

村主章枝によると、ニコルは選手自身が振り付けを難しくすることには寛容だが、手を抜いているのを見つけるとその選手にメールを送って注意するのだという[3]。」



と言う一文があるが、ローリー・ニコルの振り付け師としての誇りと、
同時に選手に対しても愛情をもってプログラムを滑って欲しいという気持ちがメールに表れるのかな?と思いました。










で、話が長くなってしまいましたが、
ここからは、大ちゃんがローリーに振り付けてもらうと仮定した話です。










大ちゃんは、ローリーのプログラムを滑るのに、もう十分な才能をもっていると思います。

そういえば、長光先生は、来季は表現力を重視するようなことを言ってなかったっけ?



http://sportsnavi.yahoo.co.jp/winter/skate/figure/text/201204060005-spnavi_1.html

長光歌子コーチは「まだ伸びしろがある。今季は4回転に頭が集中していた。普段の練習を見ている私からすれば、もっと演技や滑りを出せる。体から音が出るような滑りは、教えてもできるものではない、彼だけの感性。みんなが引き込まれるような演技へ、あと2年間でピークを持っていきます」という。



まず手始めに、ローリーの振付で、演技や滑りを磨く。





でも、まさか。





まさか、オリンピックイヤーの振付はローリー・・・?




えー・・・それはちょっと・・・
というか、私は、オリンピックイヤーはパスクヮーレで行ってほしいいんだけど・・・




でもね、選択肢としては、なきにしもあらず・・・だと思います。



大ちゃんは、ソチまでがんばる、と言ってたけどソチに出てどうする、は明言してないんですね。
つまり、金メダルを取るとか。
それは、ソチ宣言のときに自分がどれぐらいまでできるか不安があったからだと思います。




でも、今なら、メダルを、というところもあり、なのではないでしょうか?



狙うなら、ローリーの振付もあり、でしょう。


ただ、組んでみて合うかどうかは、あるかもしれませんが。


私は、大ちゃんだから、合うと思うんですよ。
大ちゃん、信じてますから。





と、いきなり話が跳んだのですが、じゃあ、曲は?

私は、ジャズがいいんだけど、ローリーだからクラシックかな?と思いました。
でも、コテコテのロマン派や有名どころでなくて、現代音楽的なものが観たいです。
例えるなら、カロリーナ・コストナーの昨季のSPのショスタコーヴィッチの「ピアノ三重奏曲第2番」。
あのねじ曲がるような曲、そして、彼女の音ハメ抜群の演技、忘れられません!

例えば・・・リゲティの「アトモスフェール」?

ありえない・・・(^_^;)
でも、あれぐらいのインパクトは欲しいですよね。
やるなら。



そして、コテコテの定番クラシックは、オリンピックにとっておいてほしいです。 










写真は2枚とも、シェアさせていただきました。
1枚目は、AOIから。
2枚目は、WFCの練習からです。





こんなに書いちゃって、ローリーでなかったら・・・
ま、これはこれで一つの妄想話で楽しかった、と。
あはは♪