今日返却してきました。『NHKスポーツ大陸』
読んでいる間、バンクーバーまでの大ちゃんの歩みに、思いを馳せてしまいました。
一番考えたのは、やっぱり脱走したことですね。
私は振り返る度に、大ちゃん、辛かったんだろうなあ、と思うのです。
で、この「辛かった」は、大ちゃんにしかわからない辛さだと思うんです。
私がどんなに想像しても、わからない辛さ。
でも、自分も、他人に説明のしようのない苦しさをもち、逃げたことがあります。
だから、わかる、なんておこがましいんですけど・・・
でも、人は逃げないと逆に潰れることもあるんじゃないか、と今だから、自分の事を振り返る時があります。
だから、潰れる前に、人は逃げていいと思うんです。
ただ、まわりは心配したんだろうなあ、と歌子先生の言葉を読みながら、自分の事も反省しました(苦笑)
「(前略)スケートをやめようが何しようが、わたしにとっては高橋大輔に変わりないし・・・・・・(後略)」
大ちゃんを一人の「人間」として見つめる歌子先生。
人は、何をしていても一人の人間として生きていてくれること、存在意義はそれでいい。
・°・(ノД`)・°・
歌子先生ありがとう!
こう言ってくれる存在が、そばにいて、大ちゃん、良かったね。
今回しみじみと、思いました。
本の冒頭には、大ちゃんが母校の中学校を訪ねた話もありました。
そこには石碑があって、次の言葉が書いてありました。
夢をもつかぎり
努力するかぎり
夢は遠くない
辛いことがいっぱいあっても大ちゃんは戻ってきた。
オリンピックに出たい、この時はそういう夢がありました。
今の大ちゃんは、ソチ・・・?
公言しているのはそれですよね・・・
でも、もっと高い、何かをつかみかけているんじゃないかな?
「唯一無二」
彼にしか出来ないスケートの世界。
それに努力する大ちゃんに、「夢は遠くない」
スケートの神様は、実は、6年前に大ちゃんに教えていたんじゃないか、なんて、読みながら思ってしまいました。
この本の最後の大ちゃんの言葉。
「自分が理想とするものを求めてやってきました。
自分では精一杯やったつもりですけど、見ている人が感動してくれたら、ほんとにうれしいなと思います。
(ケガは)メダルをとるために必要だったのかなと思います。
あれがなかったら、潰れちゃっているかもしれないし、スケートの楽しさとか、試合ができる喜びとか、その場にいられる喜びは感じられなかったと思いますね」
動画です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9749068
とのことなので、youtubeから・・・といきたかったのですが・・・
すみません。
バンクーバーのSPを探しましたが、見つけられませんでしたm(_ _)m
せっかくなので、世界選手権2010のSPを貼り付けます。
杉田先生曰く、レベルの高かった世戦のSPです。
おまけに、スペイン語版ですが、訳がついています。
http://www.youtube.com/watch?v=RQddd7mhR6g&feature=player_embedded
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9764589
とのことなので、ようつべの中国語版のものも貼り付けます。
http://www.youtube.com/watch?v=n9zx_6PTmIQ&feature=related
動画主の皆様、ありがとうございます。お借りしました。
心震え、涙溢るる。
何度観ても。

この記事、ずっと上げたかったのですが、なかなか記事がまとまりませんでした。
力不足を痛感 (x_x;)
追記です。
動画付きとありますが、NHKの番組「スポーツ大陸 高橋大輔 夢をもつかぎり」は動画が削除されていました。
どこかで見つけたら、上げたいと思います。
本は今でも売っています。
内容は、テレビ番組とほぼ同じです。
大ちゃんの言葉もほぼ忠実に再現されていますので、録画がない場合は、こちらを読んで楽しむことも可能かと思います。
映像的には、ちょっと、難しいんですけどね・・・
民放の大ちゃんの特集を思い出すというのも一つの方法かもしれません。
よほど、そういう動画を探して貼り付けようと思いましたが、今回、早く記事を上げたかったので、しませんでした。
余裕があったら、後で、貼り付けるかもしれません。