ある方のブログの中の紹介で知ったのですが、
Japan Skatesさんが「REMEMBER」というタイトルで
東日本大震災に関するフィギュアスケーターのメッセージ、思いをインタビューしています。
http://www.japanskates.com/interviews/Remember/Remember_1_jp.htm

インタビューは、震災直後の織田信成くんから始まって、村主章枝さん、荒川静香さん、羽生結弦くん、高橋大輔くんのがあります。
ある方もブログでも仰っていましたが、それぞれのスケーターにJapan Skatesさんがテーマをもってインタビューされているのが、本当に素晴らしいと思います。
大ちゃんの部分だけ、貼り付けます。
+++ Daisuke TAKAHASHI 高橋大輔選手 +++
- 2010 Turin Olympics Bronze medalist, 2010 World Championships Gold medalist -
JS: 大輔さんは、震災後すぐに行動を起されて、一番最初のチャリティーショーとなる「チャリティー演技会」に参画・出演されました。当時の状況について・演技会のことを振り返ってのお話、また震災復興支援に懸ける想いをお聞かせ下さい。
DT: 震災直後で、世界選手権があるかどうかも分からない時期だったのですが、『今、自分に出来ることはなにか』ということで、仲間と相談して「チャリティー演技会」を催しました。世界選手権は毎年ありますし、今やるべきことを行いたいという気持ちで一杯でした。一個人としては、「募金であったり、日々の暮らしの中で出来ることをやって行こう」と。では、スケーターとしてはなにが出来るかと考えた時、「スケートを活かして、みんなの力を合わせ、少しでもなにかの助けになりたい」と思いました。たくさんの方々の協力があって、ショー開催を実現することが出来ました。ファンの方にもたくさん来て頂いて、本当に、終始あたたかい雰囲気で出来たので、ありがたかったです。復興まで何年かかるか分からない状況なので、一時の思いだけでなく、これからもずっと続けていきたいなと思います。チャリティーショーに全て出ることはかなわないかもしれませんが、できる限り出演させて頂けたらと思っています。一歩一歩の積み重ねが「未来」へと繋がると信じています。
ビデオメッセージもあります。
https://docs.google.com/file/d/0B3mhlZCPLLTmNWMwYWZiMDItM2E4YS00MTMwLTk1MWMtMWVmMzdkOGEwOWM5/edit
このインタビューは、スケカナの時にしたようで、同時に大ちゃんの今季についてのインタビュー記事もありましたので、ついでに貼り付けます。
Daisuke's stepping stone in 2011-2012 season
http://www.japanskates.com/interviews/Daisuke/Daisuke_2011_Interview_jp.htm
JS: 今夏のフランスでの練習についてお聞かせ下さい。
DT: 一日4時間の練習で、主に、オリヴィエ(ショーンフェルダーさん) にスケーティングを見てもらっていました。スケーティングの練習をやって、プログラムの通し練習の中でもスケーティングの指導をしてもらう、という形で2週間やりました。合宿の中で、ダンスセッション、トレーニングもやって。…というかんじで、結構充実した日々が過ごせたかな、と思います!
JS: FOIの会見で、「オリヴィエが好きだ!」とおっしゃっていましたが、好きなポイントをお願いします。
DT: オリヴィエを見ていると、「あんなに背が高いのに、あそこまでしゃがめるのか!?」という。彼の膝の使い方だったり、スケーティングスキルですね。
JS: フランス生活はいかがでしたか?
DT: 関西で一緒に練習をしていた選手が合宿で来ていて、練習が終わってからも、一緒にごはん食べに行ったり、リヨンの街を歩いたり。有名な教会があって、そこのろうそくに火を灯すと「夢が叶う!」そうなので、やってみたり。(笑) 毎日たのしく過ごせました。
JS: That's fantastic! それはなによりです!
JS: 右膝の手術や今の状態について、お教え下さい。
DT: 今回の手術は、ボルトを抜くだけのもので、まったく問題はありません。怪我をする前のベストのシーズンに比べると、右足の動きの反応がまだ戻ってきていないな、という感覚はありますが、上手く調整し、自分自身の体と付き合っていかないといけません。
JS: 今季のプログラムについてお話下さい。
SP "In the Garden of Souls" choreographed by David Wilson デイビッド・ウィルソンさん振付DT: デイビッドの振付がすごく好きだったので、4年位、ずっと「デイビッドとやりたいやりたい!」と思っていたのですが、なかなか機会に恵まれず、やっと今回、一緒に仕事させてもらうことになりました。自分が求めていた以上のものを与えてくれて、デイビッドには感謝しています。自分が大好きなジャンルの曲で、とても入りやすくて、おもしろい動きも作ってくれて。…今はまだまだですけど、これがもっと進化していくと、もっともっとよいものになるんじゃないかな、と。
FS "Blues for Klook" by Pasquale Camerlengo パスカーレ・カメレンゴさん振付
DT: パスカーレとは、もう4シーズン仕事をさせてもらっていて、今回のフリーは、最終的に彼に決めてもらいました。自分の中では、なかなか難しくて…これまでは避けてきた曲調だったのですが、今回は、雰囲気をガラッと変えたい、ということで、彼が、「それだったらコレだな!」って。…ブルース、なかなか難しいです。(笑) でも、皆さんに「よいプログラム!」と言ってもらえているので、それを自信にして、よい演技を目指します。
EX "The Crisis" by Kenji Miyamoto 宮本賢二さん振付
DT: 『スケーティングを活かせるプログラム』を作りたい、ということで、実は、昨シーズンから出来ていたものなのですが、それをリメイクして。演技している僕自身の心が洗われるような、そんなプログラムです。皆さんに見て頂いて、一瞬でも、つらいことを忘れられるような、そんな演技になれば、と思います。自分が、心の底から、きもちよく滑ることを心がけています。
JS: Beautiful!
JS: ベテランだからこそ出来る演技、練習方法やコンディショニング、オフアイスでの暮らしに対して、どのようにお考えでしょうか?
DT: 一番勢いがあった時期に比べると、もっと準備もしないといけませんし、ケアも十分にやらなくてはなりません…(苦笑) 逆に、若さの勢いが欲しいな!と。でも、今は、その頃よりも、自分のことや自分の状態をつかめているので、ちゃんとスケートに向き合って取り組めるのかな、と思います。自分のことが分かっていないと、『演技』として伝わらないので。「ベテランだからこそ出来る演技」っていうのは、分からないですけれど。
JS: 「これからの3シーズンは、みじめなものになるかもしれない。」でも、『ソチまで続ける』と明言されていて、感銘を受けております!大輔さんの情熱について、すこしでも皆さんにお伝えできれば幸いです。
DT: 昨シーズンのモスクワ世界選手権で惨敗して、すごく新しい気持ちになって!若手も伸びて来て、実力のある選手も台頭して、ソチに行けるかどうかも分からない今、『これから3年間、どうやって自分は戦って行こうかな?』というのが新たなモチベーションになっています。若い子に、はじっこに追いやられるかもしれないけど(笑)、「3年後、自分はどこのポジションにいるのかな?」と楽しみにして。新しいことに取り組んで、自分に対する期待感で一杯です!…みじめになっても、やるだけのことはやって。だめだったら「…だめだった!」で、すっきりすると思います。これからソチまでの3年間は、今まで以上に、大事な3年間になります。そう、意識できているからこそ、取り組めるのかな、と思います。
JS: That’s great! Thank you.
JS: Japan Skates Interview 恒例の質問なのですが、「今までファンの方からもらったプレゼントの中で、一番不思議なものは?」
DT: これ、言っていいのかな…「Tバック!」(笑)
一同: (笑)
JS: 信成さんも柴田嶺さんも、そうおっしゃいましたよ!
DT: (笑) "…but, not sexy one! A NORMAL T-back!"
JS: (笑) Good!
JS: では、すてきな贈り物についてもお願いします。
DT: 絵を描いてくださったのとか、フィギュアですかね。
JS: the nicest one, in public! それは声を大にしてお伝えできます!(笑)
DT: (笑)
こちらのビデオメッセージもあります。
https://docs.google.com/file/d/0B3mhlZCPLLTmOTgxN2UxNDEtOTZhYy00NDRlLWE4NTEtZTI3MDJmZDZlZjJi/edit
あと、数分で大ちゃんの誕生日。
ちょっと早いけど、
大ちゃん、お誕生日おめでとう!
私は、大ちゃんが生まれてきてくれたことに、とても感謝しています(*^.^*)
だって、毎日、大ちゃんの事を考えていると、
すごく幸せなんですから。
ちゃんとスケートに向き合っている26歳の大輔にもうすぐ会える・・・