最終グループの6人は、6分間練習でも緊迫感があったように思いました。
私は、鈴木明子ちゃんのファンなので、あっこちゃんが近づくと声援を送りました。
ただ、声の調子がイマイチだったので、届いたかしら?
あっこちゃん、ジャンプを単発でけっこう決めていました。
でも、なんだろう? 大丈夫なのかな? なぜか不安でした。


1番滑走のあっこちゃんの演技が始まりました。
冒頭の3Lz、きれいに決まったと思ったのですが、プロトコルではeマークが付きました。
今季初じゃないかな?
次のジャンプは1A+3T。本来は2Aですよね。
力んでいる感じがして、思わず力を抜いて抜いてと呟きました(^_^;)
スピンは相変わらすきれいでしたね。
ただ、後半ジャンプが~(ノ◇≦。)
 N杯からトラウマです。
それとも、疲れているのかしら?
ステップは、後ろ姿だったけどいつものあっこちゃんに見えました。
119.67点で暫定1位。






村元哉中ちゃんは「Last Emperor」。
坂本龍一は好きです。CDも何枚か持っています。
観て思ったのですが、どうなんだろう? ちょっともやもや。
演技のエレメンツがどうのこうのじゃなくて、選曲が・・・
どうしても、音楽が途切れている印象でした。
3曲使用していたと思うんだけど、つながりが気になりました。
3曲目は、坂本龍一さん自身が好きな「Rain」。
激しい雨の中、幼い主人公溥儀と仲のよかった侍女が別れるシーンで使われたと思いましたが。
音が少ない中で盛り上がっていくこの曲は、私もすごく好きです。
伴奏部分の激しい繰り返しと4分音符の並んだメロディーライン、飾りの音もあまりなく。
だけど、スケートで演技するのはどうかな?
音楽的には、音の少なさが「The Crisis」に似ていると思ったりしたけど、「Rain」は早いテンポ。
どうスケーティングで魅せるのか。
私の正直な印象は、音がピタ-っと来なかったので、難しいなあ、でした。
坂本龍一さんの曲、本当に好きなんですけど、リリカルすぎて音楽だけで満足しちゃいそうです。。
後で地上波放送を観たら、荒川静香さんは音楽に合っていて良い、と仰っていました。
そうなのかあ、と(^^ゞ
まあ、一ファンなので、私個人の意見は好みの問題ですね。
ビデオを観直したら表現力もまあまあ良かったと思います。






西野友毬ちゃん、チャイコフスキーの「piano concert」素敵でした。
チャイコってフィギュア向きですよね。
私は、大ちゃんのチャイコの「violin concerto」好きですもの。
音にピタッピタッと振りが合っていて気持ちよかったです。
お隣の席の方は、友毬ちゃんを応援されていました。
それだけに後半のサルコウの転倒が残念!
悪くない跳び方だったのにね。
僅差の試合の時は、痛いです。






浅田真央ちゃん、やっぱりドキドキしましたね。
特にファンというわけではないけど目一杯拍手をしました。
目頭を押さえるようにリンクに出てきた姿に、無事に滑ってほしい、そう思いながら・・・
なのに、声援の中にお母さんが見守っているからみたいな声が・・・
余計な一言だと思いました。
言っている人は、励ましのつもりなんだろうけど。
でも、さすが真央ちゃん、順調な滑り出しでした。
2Aきれいでしたね。
ただ、スピード感がN杯の時ほど感じられませんでした。
仕方ないと思います。
後半は、2Sからずっと手を握りしめて観ていました。
最後までもってくれ・・・と。
目に涙があふれて、でも、最後まで観なきゃ、と思いました。
だから、滑り終わった時は声にならなくて、ただただ拍手をしました。
スタオベでした。

魂で滑る人。

この一言だけが心に浮かびました。
ビデオを観たら、滑走前に信夫先生が「真央スマイルで」と言ってましたね。
しっかり真央スマイルを見せてもらいました。






今井遥ちゃん、このプロは観れば観るほど好きになっていきます。
音楽がジャズで、はじめ聞いた時「?」と思ったのですが、頭から離れなくなるナンバーです。
つなぎとかステップとかお洒落だし、雰囲気がシーズンはじめよりグーッと良くなってきていて席で思わずリズムをとりながら魅入ってしまいました。






村上佳菜子ちゃん、滑る前にバンと叩いてから思いっきり出て行く様が微笑ましくて。
最終滑走はだいぶ待たされるし、なかなかキツイね、と改めて思いました。
ステップの転倒はびっくりしました。
本人が一番びっくりしたのではないでしょうか。
でも、佳菜子ちゃん、シーズンはじめに比べると素敵な滑りができるようになりました。
元気な佳菜子ちゃんも好きですが、あえて封印するような今シーズンの挑戦は良かったと思いました。








ということで総合順位です。

1位 浅田真央 184.07(SP2位、FS2位)
2位 鈴木明子 179.27(SP3位、FS1位)
3位 村上佳菜子172.69(SP1位、FS6位)
4位 今井遥  166.67(SP5位、FS5位)
5位 佐藤未生 163.86(SP7位、FS4位)
6位 宮原知子 163.85(SP15位、FS3位)
7位 庄司理紗 156.47(SP11位、FS7位)
8位 西野友毬 156.45(SP4位、FS11位)


佳菜子ちゃんは貯金が利きました。
驚くべきは宮原知子ちゃん。
というか、私はあまり観ていなかったのですが、SPの出来が悪すぎたようです。
SPうまくいってたら、かなりの大物登場だったでしょう。
いや、今でもすごいです。
惜しむらくは、入賞できなかった友滝佳子ちゃん。
全日本ジュニアが2位だっただけに。





ということでやっと女子が終わりました。
もっとサクサク書きたいんだけど、振り返るとあーだったこーだったと思いだしました。
女子は、欧州と世界選手権以外まともに観ないのですが、やはり、現場で観戦すると違いますね。
今回、中高校生の若い女の子たちのあふれるパワーと、世界を相手にしのぎを削ってきたシニアのお姉さん方の演技力を存分に楽しませてもらいました。

最後に動画主様、ありがとうございました。お借りしました。



女子 表彰