真央の母死去 緊急帰国も間に合わず…フィギュア
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20111209-OHT1T00197.htm
フィギュアスケート日本女子のエース、浅田真央(21)=中京大=が、内臓疾患で闘病していた母親の匡子さん(48)の容体が急変したため、グランプリ(GP)ファイナル(ケベック=カナダ)を欠場して9日午後、急きょ帰国した。匡子さんは同日早朝に肝硬変のため、名古屋市内の病院で死去していたとマネジメント会社が発表した。今夏から病状が悪化し、入退院を繰り返していたという。
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20111209-OHT1T00197.htm
フィギュアスケート日本女子のエース、浅田真央(21)=中京大=が、内臓疾患で闘病していた母親の匡子さん(48)の容体が急変したため、グランプリ(GP)ファイナル(ケベック=カナダ)を欠場して9日午後、急きょ帰国した。匡子さんは同日早朝に肝硬変のため、名古屋市内の病院で死去していたとマネジメント会社が発表した。今夏から病状が悪化し、入退院を繰り返していたという。
浅田はケベックの現地時間8日早朝に連絡を受け、佐藤信夫コーチと帰国の途に就いた。成田空港では黒のニット帽を目深にかぶり、マスクをつけて伏し目がち。「日本の皆さんが心配していますが」との問い掛けには無言で一礼して通り過ぎた。浅田は11月下旬のロシア杯で優勝し、3季ぶり進出のGPファイナルで3度目の優勝が懸かっていた。
匡子さんは1990年に生まれた次女の真央と、長女の舞の競技生活を支え、バレエの経験を生かした技術的なアドバイスを送った。
浅田は昨年のバンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得。誰に見せたいかと問われると「お母さんです」と答えるなど、匡子さんが一番の理解者だった。
佐藤信夫コーチ「何と言えばいいのか、言葉にならない。こればかりは誰も避けては通れないこと。まだまだ動揺する年齢だから、それだけが心配でかわいそう。親子二人三脚でここまできたので、ショックは大きいと思う。一日も早く乗り越えて立ち直り、お母さまの情熱、遺志を継いでほしい」
山田満知子・元コーチ「言葉が見つからない。特に親子の絆が強かったから、真央のことがすごく心配。ママは頑張り屋さんだった。まだ真央の将来のためにやりたかったことがあったはず。真央はまだ21歳。スケートだけでなく今後の人生にお母さんが必要だったのに…」
オッタビオ・チンクアンタ国際スケート連盟(ISU)会長「とても悲しい知らせだ。浅田は世界のベストスケーターの一人。」ISUとしては、既に日本スケート連盟へ弔意を伝えた。
真央ちゃんのお母様のご冥福を心からお祈り申し上げます。
先ほどから、涙が止まりません。。