原作がいいから、よくなるのは当たり前だろうか。
原作を読んだ人にとっては、特に映画としての驚きがない作品となっている。
かといって、つまらないわけではなく、でも原作に忠実なので、ストーリーとして意外性もなく。
特筆すべき点としては、原作の再現力だろうか。キャラもよく似ており、カットも原作を忠実に
再現している。
できれば、堤監督にはオリジナル脚本でとってほしかった。
ある思い出を覚えている人もいれば、まったく覚えていない人もいる。人の記憶の曖昧さは相当なものだ。
「ともだち」は、自分という目立たない、記憶に残らない存在を思い出してもらいたいということが
動機の発端だったのかもしれない。
コミックは途中で挫折したので、誰が「ともだち」なのか、実はしらない。
それだけに、映画の後編の方が、より楽しめるだろうと思っている。
