解説を書いていて、楽譜に改めて目を通して・・・・

余りに難しいパッセージがあるオペラで、楽譜を読むたび「いったい、誰がこの譜面通り歌えるのだろう?」とため息をつきます。

《魔笛》の夜の女王は難しい役ですが、世界中で《魔笛》は上演されていて、女王役も歌える人は多い。

でも、先ほど解説を書いていたオペラの中には、「ほとんどの人が出来ないのだろう」とも思えるような一か所があるのでした。

「人に出来ないことをやれれば、それすなわち芸術」なのだそうです。

100人が成功しなくても、ただ一人成功する人がいたら、それでよい・・・作曲者はそんな風に思っていたのだろうか?

今度、日本でも上演されるというこのオペラ。

役を担当する人から目も耳も離せないと思います。


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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
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