** この投稿に追記をしておきます。テーマになっているのは、来日中の英国ロイヤルオペラの《トゥーランドット》公演について、です。

楽譜に関するある質問が、ここ1週間ほどの間に、何人もの人から届きました。

「公演を見てみないと分からないんですが、普通に売っている楽譜を買って当該箇所を読んでおけば、その件はすぐ聴き取れるとは思うんですよ。難しいことではないです」とお返事しました。

それで実演を見に行って答えもすぐに出て、その日のうちに批評も書いて出しました。

しかしながら、その御質問のことを気にしてずっと見ていたので、一か所、歌詞のところで私がこれまで気づいていなかった点に耳が吸い寄せられました。音符ではなくテキストでした。

ちょっとびっくり。

同じ質問を何人もの方から頂かなければ、多分、その点を見過ごしていたのかもしれません。

だから、質問を貰うのは本当に大切だな、そうしみじみと感じながら原稿を書いていました。

同じ質問に答え続けると、心が疲れることもあります。

そういうときは、今日のこのブログのことを思い出したいなと感じて、そのままに綴ってみました。

ちなみに、「楽譜が手に入らない」ときには聴き取るのみです。

オペラの中で、移調された箇所が出てきたら、そういうのは「あ、移調している。楽譜と違う」と聴き取るのみなのです。

元のスコアを覚えていたら、移調箇所は普通に聴き取れます。一所懸命聴き取るのみです。






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北陸地方の震災の義援金について、新しいお知らせが出ていました。

https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html

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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
https://ameblo.jp/2022wcars/