本日のミニ講演会にお越しいただきました皆様、本当に有難うございました。

いろんなお話を伺えて、とても楽しく、私自身も大いに勉強させて頂きました。とても嬉しく思いました。

複数の方がいろんな話題をなさることで、それぞれのテーマが広がって行って良いなと思います。

そこが、こういうミニ講演会の面白さだと思うのです。

「何百ぺージもある本の書評をされていて驚きました」

こんな風な問いかけも出ました。

その書評は一日で書かせて頂いたものでした。長野県でのミニ講演会のため、朝一番の普通電車で赴き(特急よりも早く着くという面白さ)、帰りも鈍行に揺られて戻ってくる間の、合計6時間ぐらいで一気に読み進めたものです。付箋を何十枚と使いました。オペラに特化した内容でしたので、通常よりも早く読めたとは思います。

必死に読んだので、記憶にも鮮明に残り、いろんな意味でとても有り難い仕事になりました。

ところで、この日のミニ講演会で私が何度かお話ししたのは「年表」の大切さです。

自分の心の中に、朧気でも年表があるのと無いのとでは、イメージする世界にかなりの違いが生まれます。

年表づくりは、オペラ・ファンのいろんな方にお勧めしたい作業ですが、それは根気が要り、時間も要りではありますね。

好きな作曲家の年表、歌手の活動歴・・・テーマは何でも良いので、ご自分なりの年表を頭に描いてみて下さい。

例えば、ロッシーニが鉄道旅行を死ぬほど嫌がっていたという話も、同時代のほかの作曲家たちと比べると面白いかもしれません。


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北陸地方の震災の義援金について、新しいお知らせが出ていました。

https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html

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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
https://ameblo.jp/2022wcars/