新国立劇場のバレエ公演《アラジン》を観に行きました。

これまで何度か拝見した舞台ですが、毎回、カール・ディヴィスの音楽に、チャイコフスキーとプロコフィエフ
へのリスペクトが感じられて、微笑ましくもなるのです。変奏曲みたいにはっきりとしたオマージュです。

デヴィッド・ピントレーの振付で、門外漢の私が一点とても良いなと思うのは、アラジンのお母さん役に大きな見せ場を2つ与えているところです。マイムが殆どですが、キャラクターに愛嬌があって見応えがあります。

この日の公演では、中田実里さんというダンサーさんが演じておられました。アラジンの踊りの見せ場でも、ふと「お母さんはどうしているかな?」と気になって目を向けると、息子の活躍ぶりに、自然な反応を毎回示されていて、その姿にも心が和みます。

カーテンコールでは、精一杯拍手をさせて頂きました。

関連して、とても興味深い記事をひとつ、見つけました。ご参考まで。

https://balletchannel.jp/23567




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北陸地方の震災の義援金について、新しいお知らせが出ていました。

https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html

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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
https://ameblo.jp/2022wcars/