公演批評に出かけ、プログラムも念のために確保しておいて…と列に並んだら、目の前にかなりの年配の方が並ばれ、販売員の人の前に小銭入れを静かに置いて

「ここから、料金を取って下さい」
と仰ったのです。

販売員の人も一瞬焦られたようですが、「それではご一緒に確認なさってください」といって、そのお客さんの小銭入れから売価の金額を取り出して、販売デスクの上に綺麗に並べておられました。

思わず心の中で「頑張れ!」と言ってしまいました・・・が、しかし、

「頑張れ!」よりは「一緒に頑張りましょう!」の方が適切な表現かもしれません。応援の気持ちを込めてなので。

数分後、私の番になりました。

「お待たせいたしました」と声がかかります。

とんでもないと思い、「いえいえ」と返事させて貰いました。

誰でも年を取れば、いろんなことがやりにくくなります。

私も四六時中ハズキルーペをかけています。


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北陸地方の震災の義援金について、新しいお知らせが出ていました。

https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html

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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
https://ameblo.jp/2022wcars/