講演会でのご質問にお答えして。

いま、リエージュ歌劇場で収録されたもので、日本で普通に見られる映像としては、
1.ラロ《イスの国の王様》(大詰めの洪水シーンで本水を使っているのが凄い)
2.フランク《ストラデッラ》(イタリア的なメロディを用いて作曲家ストラデッラの恋物語を表現しています)
3.グレトリ《ギヨーム・テル》(ロッシーニのオペラと同じ物語ですが、こちらはオペラ・コミック様式だからセリフ入り仏語オペラです)。

がDVD化されています。日本語字幕が無いのが残念なところ。

あと、歌劇場の独自レーベルで出しているDVDは、PAL仕様ならありまして、
3.ヴェルディ《リゴレット》ヌッチ、ランカトーレ主演。衣裳がクラシック
4.ヴェルディ《アッティラ》
5.ドニゼッティ《ランメルモールのルチア》
6.プッチーニ《トスカ》
が存在します。

このほか、もう廃盤とは思いますが、日本語字幕付きのPAL仕様という変わったソースで
7.ベッリーニ《清教徒》
もあります。これ素晴らしいのになんでPALなの?

また、テレビ放映だけされて商業化されていないものだと
8.ベッリーニ《ノルマ》 チョーフィ、クンデと顔ぶれが豪華ですね。
9.オベール《マノン・レスコー》主演がなんとスミ・ジョー。セリフも含め健闘しています。

講演会でこれからも適宜お見せしてゆく予定です。どうぞお楽しみに。
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北陸地方の震災の義援金について、新しいお知らせが出ていました。

https://www.jrc.or.jp/domestic_rescue/2024notoearthquake.html


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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
https://ameblo.jp/2022wcars/