作品表はWCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)の事務局さんから、2通目の質問が回ってきました。

「インターネット上の情報を参考にすることはありますか?」

頂戴した文面はもうちょっと長いのですが、略させて頂くと、このような御質問でした。

「ブログに書きますので、とお伝えして下さい」

今日もそうやってお返事しました。ブログだと即時性があるのと、いろんな方がご覧になることで、何かしらの情報伝達にもなるかなと思います。

さて、ご質問に関してですが、結論から申し上げると、「インターネット上の情報は、アルファベットで書かれたものに限って、ヒントとして読むことはあります」といった具合になります。

アルファベットで書かれた文章、つまりは外国語の場合、参考文献が載せてあることが多く、そういうときには、元の文献を取り寄せて読むことから始めるので、自分でも検証しやすいのです。日本語の文章の場合、なぜか、オペラについては参考文献が明記されていないイメージがあります。ただ、最近はその辺りが変わってきているかもしれません。自分が読んでないので、20年前のイメージを引きずっているだけなのかもしれないのです。

具体例ですと、先日、フランツ・フォン・スッペの喜歌劇やオペラを紹介する原稿を書いた際、私の持っているスッペの作品表が1992年のものなので、ちょっと古いかな?新しいデータが出ているかも、と思い、インターネットを検索して、出てきた文献を参照して原稿を書きました。

その結果、分かったことがあったので、簡単にコメントを添えました。「最新の研究論文を参照しますと・・・」といった具合に。

世界中でオペラに関心を持つ人が、日々いろんなことを発見したり再確認、再検証していると思います。

伝える側としては、出来る限り、最新の情報もフォローしたいのです。

先日もこんなことがありました。

大歌手の伝記(現役の方のもの。英語)を参照して、その大歌手さんにインタヴューしにいったら、あるポイントで、先方から「●●ページの××に関するくだり、あれ、最新の情報だと違うんですよ」と詳しく教わったのでした。

ご本人の伝記の情報不足を、ご本人自ら私に教えてくれたわけです。

となると、インタヴュー原稿にそれは是非とも反映させねばなりません。

それこそ、最新中の最新の情報でした(!)

そんな表現があるのかどうか。

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WCARS(一般社団法人国際総合芸術研究会)のブログです。ご参考まで。
https://ameblo.jp/2022wcars/