バスク語のオペラ、ウェールズ語のオペラ、エストニア語のオペラ、ペルシャ語のオペラ、トルコ語のオペラなどいろいろCDで聴くことが出来ます。

オペラ・アリアならブルガリア語、アルバニア語、ルーマニア語なども(エネスクの《オイディプス王》はルーマニア語の全曲盤CDが出ています)。

珍しいかなと思っていても、案外数があるのがフィンランド語のオペラの音源や映像。スウェーデン語も幾つかあります。

デンマーク語には、ニールセンの《仮面舞踏会》というヒット作があり、もう少し普及していますね。

中国語や朝鮮語のオペラも、日本で上演されることがあったりで、テレビ放映時の録画を大切に保存し、時々見ています。

さて、今日こちらで紹介したいのはモンゴル語のオペラ。作品数は決して少なくありません。動画サイトに上がっている映像から、授業でも紹介する名曲をひとつ。




★ ★ ★
告知の投稿です。

一般社団法人国際総合芸術研究会(WCARS)製作の「オペラ研究家岸純信が語り下ろすDVDシリーズ」の二つのラインナップが、お陰様で第3巻が、Amazonで発売開始となりました。

『オペラ講座第3巻 ‐ 17世紀のオペラⅠ』は、教科書『簡略オペラ史』第1章の内容を映像で補充、解説するものです。楽譜が遺る最古のオペラ、ペーリの《エウリディーチェ》から、モンテヴェルディの名作群など、楽譜を手元に置きながら語っています。



著作権の関係で、オペラの映像や音声は使用できませんが、キーボード等で即興的に音型を演奏するなども含め、すべて、岸純信が画面に向かって語り下ろしています。ジャケットのポートレートは、19世紀の大ソプラノ、ジュリー・ドリュス=グラ(オペラ史上の大歌手10名のうちの一人)のイラストです。

続きまして、
『オペラ徹底解説』シリーズ、新発売の第3巻はプッチーニの《蝶々夫人》。こちらは、有名オペラ1作を徹底的に語りつくすもので、岸純信の語りに加えて、会員有志のナレーション、及び歌詞のセリフ朗読(抜粋)が入ます。



また、巻末には、マリア・カラスの《蝶々夫人》スタジオ録音(1955年)から10分間弱の抜粋を、附録音源として収録しています。本当に光栄なことであり、マリア・カラス財団さんにも改めて感謝申し上げます。

価格は、『オペラ講座第3巻』『オペラ徹底解説《蝶々夫人》』のいずれも、消費税10%込みで3850円になります(送料が適宜かかると思います)。

(DVDの複製や、DVD内の画像や音声、映像等の外部へのアップロードは著作権の侵害になります)。

これらの、DVD2シリーズは、今後も続々と発売の予定です。パッケージデザイン、映像の編集、ナレーションなど、当会の会員諸氏がそれぞれ得意分野を担当しています。手作りのDVDですが、皆様に広くご活用頂ければ幸いです。

既存の4品(オペラ講座第1巻&第2巻、オペラ徹底解説《椿姫》《カルメン》)と併せて、ご興味おありの方、どうぞよろしくお願い致します。