老化はだれしも避けられないものですが、このところ、物忘れがひどいのです。

昨日など、「提出すべき書類が提出されていない。期限は今日まで」という意味の連絡を、違う形で頂き、大慌てして作って送信し、ひたすらお詫びです。

一応、期限には間に合った形になりましたが、連絡いただかなければ遅れていたことになります。空恐ろしい、そう思いました。

さて、その書類を送った途端、電子メールボックスの中で、月曜日に頂いたお知らせについて返信していないことに気づく。

良く連絡を取らせて頂く方への返信ですが、良く連絡を取らせて頂くだけに、すぐ返事をしない私のことを「死んだ」と思っておられたかもしれません(!)

慌てて返信をさせてもらい、正直に「実は、メールをいただいて拝読したのですが、すぐ二日間、すっかりお返事を忘れていました」と記しました。

送られてきたメールに返事をすぐ出すことについて、受け取る側によって感覚が違っているという話を、詳しく聞いたことがあります。

人によって受けとめ方が違うということなのですが(すぐ返信されるとプッシュされた感になる人もいる)、返信する側の私には、「すぐ返事しないと、返信を忘れてしまう」という恐怖があるようです。自分のことですが、どうもその辺が良く分からない。前世は伝書鳩か糸電話であったかと思います(!)

・・・と書いているうちに、校正ゲラをお返しするのを忘れそうになっている自分に気づきました。先ほど届いたもので、もう内容を確認し終えたのですが、返信を忘れそうになっていたということでした。

というわけで、これからメールを書きます。

改めて思う。老化著しい・・・



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告知の投稿です。

岸純信が代表理事を務めております一般社団法人国際総合芸術研究会(WCARS)より、「オペラ研究家岸純信が語り下ろすDVDシリーズ」として、二つのラインナップを発表し、それぞれ第1巻を、Amazonで5月31日より発売開始しました。

『オペラ講座第1巻 ‐ オペラと社会』は、岸純信著の大学生向け教科書『簡略オペラ史』の内容を映像で補充、解説するものです。著作権の関係で、オペラの映像や音声は使用できませんので、すべて、岸純信が画面に向かって語り下ろしました。オペラ史を考える上で必要な文献類、楽譜等については、その表紙などを画面で紹介し、皆様にご案内しています。こちらは、オペラ史420年分を全16巻で語り下ろしました。今回はその第1巻の発売です。



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続いて
『オペラ徹底解説』シリーズは、有名オペラ1作を徹底的に語りつくすものです。今回の第1弾 《椿姫》(ヴェルディ)では、岸純信の語りに加えて、ナレーション及び原作戯曲のセリフ朗読(抜粋)が入り、巻末には、マリア・カラスの《椿姫》リスボンライヴ盤(1958年)から10分間弱の抜粋を、附録音源として収録しています。



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