2014年4月6日~17日まで、イタリアはローマ・フィレンツェ(キャンティ地方含む)、ミラノと移動してきました。
そんな中、Daisukeさんは「リチャードジノリ」との出会いがあったようで、すっかり虜になっていました。
しかもDaisukeさんが惚れ込んだのは、いわゆる薄くてきゃしゃな陶器ではなく、業務用の厚手のもの。ぽってり感がよかったのかもしれません。
YayoiもDaisukeさんも、リチャードジノリについては何も知りませんでしたので、これを機会に調べてみました。
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■リチャード・ジノリ(RICHARD GINORI)
イタリアはフィレンツェを拠点に広まった陶器メーカー。
磁器メーカーとしては、イタリア初。
当時のフィレンツェは「トスカーナ王国」という大国で、そこに住んでいた伯爵、カルロ・ジノリが1735年に創業しました。
以降、イタリアを代表する磁器メーカーとして名をはせ、1896年にはミラノのリチャード社と合併します。
オリエント急行などでも採用され栄華を極めますが、2012年にかけて経営危機に陥り、2013年4月5日、グッチグループによって買収されました。
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リチャードジノリシリーズ一覧は、こちらのサイトがきれいにまとめておられます。
今回一目ぼれしてはるばるイタリアから日本にやってきたお皿は、タツノオトシゴ?へび??のマークがロゴにはいっています。
どうやら「セルペンティーナ」と呼ばれるロゴのようで、コレクターには人気の高い、希少なものだそう。
真っ白で、ぽてっとした丸みが魅力。
この「セルペンティーナ」については、日本語のサイトではあまり情報が見つかりませんでした。
今後もリサーチを続けていきたいと思いますが、何かご存知の方は是非教えてください!