くも膜下出血と脳動脈瘤の体験記 -3ページ目

くも膜下出血と脳動脈瘤の体験記

36歳でくも膜下出血と脳動脈瘤を体験した記録です。
発症時の様子、手術時の実況中継、術後の経過、術後仕事の様子、かかるお金のこと、脳卒中全般の簡単な知識、三途の川を渡った後の世界観まで…全て包み隠さずお伝えします(笑)

 

先日久々にご一緒できた先輩たちと

飲んでいた時のこと。

 

会話が弾んで

結構いいペースで

じゃんじゃんオーダーをするワタシを見て

見かねた先輩が一言。

 

「…(発症後なのに)

こんなに飲むとは思わなかった~!

大丈夫なの?そんなに飲んで??」

 

ということで今日は

発症後のアルコールライフにまつわる

反省点と課題、成果は何か。

全く参考にならないことは明白ですが

誰かの何かになるかもしれませんので

紹介いたします。

 

・・・

 

もともと私のカラダは

ビールでできていると思ってはばからなかった20代の頃。

 

独身の頃は

お給料のかなりの部分を

飲み会に費やしていたほど。

(今考えるとかなりモッタイナイ)

(資格をとるとか自分投資に使えばよかったナー)

 

結婚してカツオ(息子)を産んでからは

だいぶ飲みに行く機会は減りましたが

それでもたまに外で飲むと

楽しくって楽しくって

ついつい飲みすぎて二日酔い。

(そしてカレンダーに×印をつけられる始末←ダメ人間の証)

 

そう、好きなくせに弱いのです。

 

本来の許容量は(二日酔いにならない量は)

たぶんビール2杯まで。

それが勢いあまって

5杯も6杯も飲むもんだから

当然二日酔いです。

 

 

くも膜下出血で運ばれたとき

夫は主治医に何度か聞かれたそうです。

 

(普段から低血圧気味だったことから)

血圧・・・だけでなく

大量飲酒や喫煙も誘因になりうる。

奥さんどうですか?

 

「飲酒、飲酒はします!お酒は好きです。

よく飲みます」

 

 

女性のアルコールの適量は

体のつくりから(肝臓の大きさなど)

男性の約半分といわれています。

(例:ビールならたったの500㎖弱!)

 

飲酒と脳卒中発症の関連の深さは

多くの研究で指摘されています。

(事実、私の周囲で

脳卒中にかかった人の多くは

大酒飲みが多かった)

 

 

退院時にも定期外来の時にも

主治医には口をすっぱく

「高血圧・大量飲酒・喫煙がリスク」と

いわれております。

 

しばらくおとなしく

飲まない生活をしていましたが

2年たったあたりから

気のゆるみから少しづつ飲みだすように…。

やっぱり仕事が終わったあとの

1杯は最高だよね!

 

少しづつが積み重なり

昔の量にもどりつつ

そして二日酔いが三日酔いになり!

(アルコールがなかなか分解されない)

 

三日酔いが抜けるまで

左後頭部(破裂したところ)を中心に

やっぱり頭痛がします。

 

回復するまでは

全てがダメダメです。

ひらめきもおしゃべりも

書くのも考えるのも

全てが全く進みません。

(昔よりもダメダメ度がひどい)

(きっと体が弱ってるからだと思われる)

 

おまけに体重が3キロも増えた!

 

ということで

現在はひどく反省して

禁酒にトライしています。

現在7日を経過した!

 

最初は禁断症状がでます

(まるでアル中)

飲むのがクセになっているので

飲まないと口さみしい。

 

どうしても飲みたくなったときは

無糖の炭酸水を飲みます。

 

こうやって身をよじりながら(!)

我慢したリターンは結構大きいです。

 

まず朝起きて胃がもやもやしません!

午前中のパフォーマンスがいいです。

仕事がいつもよりはかどる気がします。

(実感で1.5倍以上)

 

週末も朝から早起きできて

掃除をとっとと済ませジムにいったり

そしてカフェにいって

こうして記事を書くこともできる!

 

とりあえずいつまで続くかわかりませんが

しばらく続けてみようと思います。

 

 

そして2か月後までに3キロやせて

勝利の美酒を味わうんだ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発症からもう2年以上経過していて

その間に職場の異動もあったりして

(組織替えも含めれば2回?)

最近仕事でご一緒する人たちは

ワタシが三途の川から戻ってきたことを

全く知らない人のほうが増えてきた感じです。

 

ひょんなきっかけから

「いや~実は生き返っちゃったんですよ~」

と話しをすると

「え、なんで、うそ、全然見えない!」

と大変驚かれます。

 

とうとう秘伝をお伝えするときがやってきた!

(いや、前からこのカテゴリーで書いてる(笑))

今日は脳卒中に効果があるかもしれない??

ワタシのサプリ生活をご披露しましょう。


 

(1)春ウコン

 


春ウコンは

発症前から飲み続けている唯一のサプリ。

春ウコンが免疫力UPに

副作用なく効果を表すという

大学教授の論文をもとにしたHP以来。

(論文はこちらをクリック

ガンだけでなく糖尿病や高血圧、

認知症なんかにもよい影響があるとか。

 

ウコン(ターメリック)が

たくさん入った食べ物といえば・・・

インド人はアルツハイマーの患者が極端に少ないそうです。

インド人だけでなく日本人もびっくり!!

 

これが切れると、

少し調子が下がるくらい

かかせないものです。


 

(2)ビール酵母

 


これは何に効いているのか

自分でもよく自覚できないのですが

切れると地味に胃腸の調子が悪くなります。

ということは、地味に効いています。

 

薬局の薬剤師さんいわく

「胃腸の調子が整えられるので

食事からの栄養がよく取れるようになる。

結果、滋養強壮になる」

ような説明にころっとして早4年近く。


 

(3)DHA

 

 

これはここ1年くらい飲んでいます。

飲み始めてから格段に

脳内が「渋滞」しなくなった。

情報キャッチボールがスムーズです。

「あのーあれあれなんだっけ・・・」が

ずいぶん減りました。

(気を抜くとたまに出る)

カツオ(息子)にも飲ませています。

「なんかいいかも!?」とは本人談。


 

(4)トマトジュース

 

 

これもここ1年くらい続けています。

体のサビ、脳のサビ?が薄くなったような?

たまに飲むの忘れたときは

ちょっと体がだるいような気がする。


 

(5)ビタミンC

 


これを飲み始めてから

テキメンに風邪をひかなくなりました。

ウコンも風邪予防にはよいのですが

これは最強です。

 

今年の2月には

カツオと夫がインフルエンザで

同時期にバタバタと倒れましたが

ワタシだけサバイブしました。

絶対これのおかげです。

 

ビタミンCは一度に多量摂取すると

体外に排出されてしまうのですが

これはタイムリリースシステム?

徐々に溶けだして徐々に効くという

スバラシさです。

 

もちろん天然素材

サプリ先進国の米国製。

(さっきのDHAもそう)

 

 

(6)プロテイン

ジムのプライベートブランドのプロテイン。

これもなんだかんだで1年間続けています。

ムキムキになるのかとヒヤヒヤしましたが

女性はホルモンの関係でそうはなりません。


タンパク質摂取は筋肉だけでなく

血管を作る材料や気持ちの安定にも

大きな影響を及ぼすそうです。

(タンパク質とうつ病の記事はこちら

 

知り合いでウツを発症するひとたちは

とにかく胃腸が弱いひとが多かった。

たんぱく質ちゃんと食べてたかな…?

 

少量であってもバランスよく食べることが

生きることそのものなのかもしれません。

 

 

(7)(サプリじゃないけど)運動

地道にジムには通っています。

がうっかり

仕事や家庭のタイムマネジメントを間違えると

ジムの空いている時間までに

滑り込めないこともしばしば。

(19時00分閉店のため、30分前には入店しないといけない)

(そして遅番の今月は結局2回しかいっていない)

 

先日久々にジムに顔を出しました。

この爽快感といったら何でしょう。

やっぱり時間は「つくるもの」だと実感。

いい仕事、充実した人生を送るためにも

タイムマネジメントは必須・・・

 

 


(タイトル「神」に少し後ずさりしたんですが、タイムマネジメントを結局何のためにやるのかを思い出せる本。そうだ、人生を楽しむためだったんだ!!)

 

 

(8)コーヒー

朝にコーヒーメーカーでつくって

魔法瓶にたっぷりいれて

職場についたらカップで4杯がぶ飲み(-_-;)

これがないと低血圧頭は仕事になりません。

 

先日コーヒー豆がきれて

職場に持って行かなかったら

そのすさまじい威力を失ってから気づいた。

カフェインって・・・スゴイ。

 

 

 

ということで、これらのうち

二つ以上欠けると

「いつものワタシ」ではなくなります。

どこか部品が切れた

動きのおかしいロボットみたいに!


サプリ三昧のおかげで

普通の人のふりをして

生活できてます(笑)

 


しかしふと我に返り

コストを計算してみたら…

月に1万以上

サプリ代等に支出していることが判明

(ジム含み)

 

 

健康を維持するのって、

本当にお金がかかるのねぇとしみじみ。

 

 

こんなにサプリを飲まなくても

普段の正しい食生活や

適度な(歩く)運動

十分な睡眠などで

健康をある程度維持するのは可能だと思います。

どうかどうか

健康なうちに早く気づいてほしいのです。

 

健康な状態を10だとしたら

8くらいになったら

早めに手を打ってください!

 

ちょっと調子が悪いな程度から

すぐリカバリーできるはず。

 

調子が悪いけど

「気のせいだ」「まだまだいける」と

健康レベルが5以下くらいになって

いったん体を壊すともう大変。

 

自分の体調を自分で「自覚する」こと。

調子が悪いと自覚したら「早めに手を打てる」こと。

ヘルスマネジメントの大事さをひしひしと感じます。

 

 

 

 

…おや?

こないだの健康診断心電図検査で

検査員の人がバタバタしているよ?

 

「さあ、もっとすって吐いてください。もっともっとリラックスして!…うーんもう一度やり直します、はいすって吐いて…もっともっとリラックスリラックス!…うーん…終了です」

 

 

…え~?

今年も何かあるの~??

カンベンして~???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の続きです)

 

検査が始まり
検査中で一番痛い局所麻酔の時間です。
 
それまで涼しい顔をしていた私も
思わず小さな声で
「いたた・・・」
と言いたくなるくらいの苦痛です。
 
そのあと、今回は始終おとなしく
目をつむっていました。
(いつもはモニターを凝視!)
←視力が悪いので見えないけど
 
いつもの検査の時には
だいたいいつも なぜか
生きるとか死ぬとか
発症からそれまでの経過とか
ありがたかったこととか
そういうことばかり考えては
ツンとこみ上げるものがあって
静かに泣きながら検査を受けております。
 
今回は…
あっさりしているな、ワタシ。
 
…と思っていたら
急に脳裏に
最近悲しいお別れをした数人の顔が
突然浮かび
やっぱりメソメソ泣きました。
 
 
たとえ
病状が変化していてもしてなくても
自分なりに出来る限り努力して
長生きすることが
ワタシの周囲の人への
最大の恩返しなんだなと
改めて強く思いました。
 
そして私は
とある「人(?)」と
昨年末に
とある「約束」をしたので
それが達成されるまでは
うかうかくたばってられないんだな~
 
 
色々考えていると
検査が終わり病室に戻りました。
主治医は残念ながら出張中でお会いできませんでした。
 
 
主治医の上司先生が
「うん、(瘤の)大きさ、変化なかったよ~!詳しくはあとでね~」
 
 
後日、モニターをみながら説明を受けました。
主治医ではなく別の先生でした。
 
 
「コイルを詰めた場所に大きく変化なし。
次は1年後、MRI検査しましょうね。」
 
いつもの主治医と違う先生なので
ちょっと説明があっさり・・・すぎ!
ああ、主治医の先生に会いたかったなぁ。
 
 
じっくり写真は見たのですが
やっぱりコブ(動脈瘤)の部分
そこだけ本当に
ゲンコツのような形になっていて
ちょっとびっくりします。
 
その前後の血管は細いのに
一部分だけ異様に膨らんでいる…
よく脳動脈瘤の説明図にある
やっぱり血管そのものが膨らんでいる。
・・・解離性脳動脈瘤ってやつは…!
 
 
写真をみたらちょっと衝撃です。
頭の中にやっぱり爆弾が入っている!!
このまま不発弾のままでいてくれないだろうか・・・
 
 
 
ということで次回は1年後
6月25日(月)にMRI検査
29日(金)に外来診察となりました。
 
 
…退院後
今回は発熱はしませんでした。
が、ちょっと気分がウツウツします。
そう、いつも検査後数日こんな感じ。
脳のテンションが上がりません。
そしてウツウツが抜けるのに3日要しました。
 
ワタシは勝手に
麻酔薬か、血管造影剤か、鎮静剤が
犯人だと思っているのですが…
 
よく効く薬ほど強いんだなぁと
実感しています。
 
 
 
病気は予防が一番です!
何度でもいいましょう。
そして調子が悪くて
「なんか変だな」と思ったら
その段階で病院を受診すれば
体も費用も最小限のダメージで済むかもしれません。
 
自分の体や心を大事にすることは
自分だけでなく
家族や友人や同僚や関係者全員を
大事にすることと同義です。
 
 
大事な人たちを悲しませないために
自分の体や心を定期的にメンテナンスすることも
人生の大事なエチケットの一つ
なのかもしれません!
 
 
 
病院行きたくなった??
よしよし(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

平成29年6月23日(金)

 

術後2年経過後の脳カテーテル検査です。

久々の病院1泊2日。
 
直前まで慌ただしくて
入院の準備をしたのはなんと当日朝。
ばったばた荷物を詰めたので
やっぱりたくさん忘れ物をしました。
(スリッパ・化粧水・洗顔料etc…)
 
もうこれで何回目になるんでしょうかこの検査。
記憶だけでも5回目?
一番詳しく状態がわかる検査ですが
体への負担はやっぱり大きくて
検査後数日間はぐったりします。
 
9時に外来にいき
そのまま血液検査・レントゲン・心電図撮影をします。
今日はどうやら4組の検査入院患者さんがいるようです。
 
10時30分に病棟へ。
病衣に着替えると
さっきまでピンピンしていた一般人が
すっかり患者のようになります(笑)
 
11時からは食べものはおろか水分も禁止。
着々と検査準備が進みます。
検査とはいっても途中までは
手術と同じプロセスです。
 
 
今日は
「〇〇べからず」「〇〇すべし」シリーズで
検査を振り返りたいと思います。
今後この検査を受ける方々の
何かの参考になればうれしいです!
 
★★★
 
①「尿道バルーンを入れる前にトイレにいくべからず」
 
検査前~翌朝7時頃までは、ベット上安静です。
足の付け根の大動脈に穴あけて
カテーテルを通すので
止血のために絶対安静。
(しばらく寝返りもダメ)
 
当然トイレもいけないので
尿道バルーンを装着します。
この装着時が結構ツライ。
個人的には麻酔と同じくらい苦手です。
男の人はラクなんでしょうかね?
(きっと痛いよね…)
 
検査5回目にしてやっとコツを習得しました。
それは…
「水分禁止時間直前まで水分をたくさんとること」
「装着1時間前からトイレにいかないこと」
です。
 
装着時にスムーズに「開通」するために
ある程度、体にためておいたほうがよさそうです。
今まで逆のことをやっていたけど
今回はこの作戦でいったら大成功。
あっさり装着完了しました。
 
 
②「手の届く範囲に必要なものをおくべし」
 
長時間寝たきり&起き上がってはいけないので
スマホの充電器とかテレビのリモコンとか
持ってきた本とか
何よりもペットボトルとか
全て手の届く範囲に置きなおしました。
地味ですが、意外にとても大事です。
なんせ、動けませんので!
5回目にしてやっと設置位置がわかったような?
 
 
③検査室スタッフさんにニコっとあいさつすべし
 
これが前4回ともできませんでした。
というかそんな余裕全くありませんでした。
今回初めてできた!
そんな自分が少し好きになった(笑)
最近好きな言葉は
「笑顔はエチケット」。
挨拶とかと同じくらい大事だそうです。
 
「笑顔を作るために口角をあげる筋肉を使うと
脳が笑顔を作ったと勘違いして
幸せなときに感じる脳内物質をたくさん出すようになる」
 
みたいな話をこの間
カツオ(息子)が宿題の音読でしていました。
へ~本当かね?
レジの人とかにやってみることにしました。
まだちょっと恥ずかしいんですが(笑)
 
 
そのせいか今回は
しっかりスタッフの皆さん全員から
自己紹介していただきました。
きょ、恐縮です!
どうぞよろしくお願いします。
 
 
④「鎮静剤にはそっと身をゆだねるべし」
 
検査室に運ばれて着々と準備が進められてます。
途中から
「はい、ラクになるお薬いれていきますからね~少し眠くなりますよ~」
といわれ、点滴から鎮静剤が流れてきます。
 
そう、強制的に意識レベルが半分以下、
いや、三分の一以下に低下するような薬です。
例えるなら、無理やり手で頭を
ぐーっと押さえつけられているような感じがします。
 
前回までは何が起こるか
この目で確かめたい!と
好奇心満々で様々なことを
観察していたのですが…
 
今回はあっさりやめました。
流れに身をまかせてたゆたおう…
 
このところ大事な人たちを
何人も見送ることが続き
ちょっとまいっていたのもあって
好奇心乏しく
おとなしくいくことにしました。
 
かえって体の余計な力が抜けて
いい感じです!
 
 
★★★
 
 
ちょっと長くなったので
残りはまた明日~!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いまさらですが・・・
断捨離が静かなマイブームとなっております。
 
GWはひたすら
どこにもでかけず
1年近く放っていた部屋と格闘。
最終的に8袋近くのごみを出しました。
 
部屋がきれいになると
花を飾りたくなります。
(私がやったんじゃないけど!)
 
 

 
 
別に興味ないと思いますが
勝手にスッキリ感を共有したい!
 
before
(これでも半分片付いたあと)
IMG_20170520_143946891.jpg
 
 
after
(終わったころはもう夕焼け小焼け)
IMG_20170520_143946881.jpg
 
 
 
部屋がきれいになったあとは・・・
体の中も断捨離しなくては!
(GW中に2キロも大きくなった(-_-))
 
糖質制限はどうなんだろうか?と思って
早速勉強を。
 

(勉強?)

 

 

糖質制限ダイエットについて調べてたら
なぜかコレステロールについて
驚愕の事実が発覚したんです。
 
コレステロール自体が血管に悪いのではない。
血管を傷つけている原因の一つには・・・
「血糖値の急激な上下動(血糖値スパイク)」
 
例えば食後急激に眠くなるとか
だるくなるとかが頻繁にあると要注意。
 
増えすぎて収集つかなくなった血糖が
血管の中で大騒ぎして悪者に!
 
血管を傷つけたりとか
糖尿病になったりとか
様々な悪さをするそうです。
 
そして一方
なんと、コレステロールとは・・・
細胞を作る大事な材料。
血管の修復のために大事な働きをするそうです。
 
作中のイメージでは
左官職人(コレステロール)が
こういうの↓を持って

 

せっせせっせと
傷ついた血管を内側から塗っている(修復している)図。
 
あるいはコレステロールは
火消し(炎症沈静化)に奔走している
消防士、とも例えられるそう。
 
だから
「血中コレステロールが多い状態」
というのは
それだけ血管が傷ついているので
出動する左官、あるいは消防士が多いということ。
 
決してコレステロールが悪いのではなく
血管の状態があまりよくない、ということを
表す状態なようです。
(でも医学的なことはよくわかりませんし、コレステロールの上昇にはいろいろな影響があるらしいので、良い子はちゃんと主治医にきいてください!)
 
 
 
ちょっとちょっと・・・
ワタシが
と呼んではばからなかった貴方は実は・・・・
 
ワタシの脳みその
壊れた血管を治してくれた
素敵な王子様だったなんて。
 
なんという冤罪
なんという偏見!
 
どうりで、
ありえない高数値をたたき出したのはそのせいか。
そりゃ血管破れてますからね。
必死で修復必要ですよね。
 
発症数年前からすこーしづつ
数値が上がっていたのは
血管の炎症が進んでいたということでしょうか
(実は発症1~3年前からずっとB判定だった)
 
血液検査で簡単にわかるコレステロール値。
高すぎると血管に気を付けて!のサイン。
低すぎるとうつっぽくなったり
老化が進んだり
ガンになりやすくなったり。
年に1度の健康診断は必ず受診しましょうね。
 
一度体を壊すと
元に戻すのにはものすごく時間がかかるか
あるいは元に戻らないかもしれません。
だからほんと、予防が一番大事!!
当事者が言うんだから、本当です。
 
無理して体を壊しても
決して誰も肩代わりしてくれませんから!
頼みますよ・・・
 
(守りに入れ、といっているんではないんです。
体に「も」意識を向ける、ことでだいぶ違います。
って、ワタシがいっている時点で説得力ゼロ(笑))
 
 
 
 
 
・・・ところで
糖質制限ダイエットはどうなったかって?
 
うーん・・・
炭水化物って、やっぱりおいしい(笑)
 
(GW中に、この方の影響を色濃く受けて
ラーメンスープを作ってみるという暴挙に!)
 
 
 
IMG_20170520_143946670.jpg
このあと鳥がら×しょうゆベースの
やさしいやさしい味のスープになりました
(薄い、とブーイングの嵐)
プロのあの1杯の味が
あのお値段になる理由がよくわかりました。
ラーメン屋さんてスゴイ!
 
 
 
 
 
 
この春に
会社の組織替えがありまして
老舗商店街の近くにあった事務所から
また本社?に戻ることになりました。
 
引っ越し作業はなかなか大変で
信じられないくらい
大量の書類ゴミがでましたよ。
 
 
1年前にこの事務所に異動になったとき
お化け屋敷のような
はたまたお通夜会場のようなこのビルで
ワタシはこれから
何を楽しみに生きていけばいいのだと
軽く絶望したりもしましたが(笑)
 
唯一の慰めが(楽しみが)
すぐ近くにある老舗商店街に繰り出すことでした。
シニアに優しいこの商店街は
この街の昔ながらの良さを
しみじみ感じることのできる素敵な場所です。
 
 

 

このお化け屋敷ビルは

現状での買い手がつかず

来年には解体、そして更地になるそう。

 

1年間お世話になりました~

 

あ、そうだ。

いつもいっていた美味しい蕎麦屋の

美人姐さんとそのお母さんに

ちゃんと引っ越しの挨拶していなかった!
「最近こないな~」とか

思っているんだろうなぁ。

 

 

 

新しい事務室は

みなさん親切であたたかい雰囲気です。

でもまだまだ

"借りてきた猫"のように

おとなしくしているつもり(笑)

 

 
 
 

しばらくさぼっておりました。

粛々と

引っ越しやら、引っ越しやらをしておりました。(職場が)

 

”宿題が終わらない~”と

ばたばたしていた1か月前

ふと急に

「ああ、世の中の人たち、

お世話になったあの人たちに、

ちゃんとさよならをいわなきゃなあ」と

変な気分になりまして

 

なんでそんな気分になるんだろう?

と思って何げにカレンダーをみたら

その日は4月2日でした。

 

そう、2年前の発症する直前の日だったのでした。

そうか、日付は忘れていても

なんとなく体は覚えているのか?

 

体調については、まずまずです。

少し無理をすると後頭部痛が発生します。

そして

顔の左側上半分だけなんか妙な感じ

ひきつるというか

しびれるというか

左目も見えづらいというか

そんな症状がひどくなったこともありました。

(今もちょっと気になっている(-_-;))

 

虎の子のトマトジュースも

そしてDHAサプリも効かないときは

血流がよっぽど悪くなっているのだと思って

注意するようにしています。

 

今度の6月には脳カテーテル検査がありますので

主治医にちょっと聞いてみよう。

 

 

 

しばらくさぼっていたジムも

職場の引っ越しを機に

自宅近くのほうの店舗へ移籍しました。

 

どうせ3か月で辞めるだろうなぁと思って始めたのが

結局1年も通い続けたら

会費が1000円値下げになりまして

辞めるに辞められなくなった(笑)

 

ということで心機一転。

新しいシューズと

新しいウェアを買いにいき

1か月近くサボってなまった体を

イチから叩き直すことにしよう!

 

 

 

人生を生きなおすチャンスをいただいて

早2歳になりました。

今年度も丁寧に楽しく誠実に

毎日を積み重ねていきたいと思います。

 

 

ブログの更新目標は

がんばって月2回はクリアしたい!

 

 

 

 

やっと咲いた。(1週間前)

今年は遅かったなぁ。

写真がヘタすぎて

喜びが半分も伝わらない・・・(笑)

 IMG_20170430_151055238.jpg

 

 

 

 

 

まだ1回しか着てない!

あれ?

購入してから2週間以上たってるけど?(笑)

IMG_20170430_151055129.jpg

 

 

 

 

 

 

 

・・・12月の話ですよ。

細かいところすっかり忘れてしまった~

少しづつ思い出しながら

記録に残しておきます

 

 

 

・・・・・・

平成28年12月5日(月)

脳の定期検査の日です。

前回6月の脳カテーテル検査から

もう半年かぁ・・。

今回はMRIとレントゲン検査です。

半日コースで入院なし。

 

前回の6月検査で

自分の頭の中には

普通の脳動脈瘤のほかに

解離性脳動脈瘤が連結?されている

ちょっと衝撃的だった事実が確認されてからというもの・・・

 

。。。全く普通に過ごしていました(笑)

だって
見た目も普通だし(持病があるようには全くみえない)

頭も痛くないし(ジムのおかげ)

各種サプリ等で(DNAやプロテイン、トマトジュース)

調子は悪くなかったし。

 

ただ、やはり

こうやって検査のために病院にいくと

普段は忘れていたけど
実は自分が

「棺桶に片足突っ込みながら」
暮らしていたんだという事実を

否が応でも突き付けられて

少し気が萎えるもんです・・・。

(「破裂しそうな血管」が

自分の頭の中にあることを

毎日意図的に忘れて暮らしています)

 

朝イチで検査を終え

主治医の診察を待ちます。

夫がどうしても付き添うといって聞かないので

診察の予約時間帯に外来待合室で落ち合うことにしました。

 

そして半年ぶりに主治医診察。

 

「お久しぶりでした~

どうでした~その後の体調は?」

 

「いや~(脳は)とても元気だったんですけど。

でも実は9月に

『結節性甲状腺腫』って診断されまして。
良性だったので1年後に経過観察になりました」

 

・・・

なんていうかな~

おおざっぱな主治医のことだから

「関係ない」ってさらっと流すかな~

いつものように

「全然大丈夫大丈夫!」っていうかな~

・・・

 

「え”っ!?」

「そ、それ、どうして発覚したの?」

 

「健康診断で疑いありになって、それで専門医を受診して・・」

 

「あ”~・・・そうか~・・・(-_-;)」

 

・・・・

予想と違う反応にびっくり。

いつもの脳の様子を説明するときと

全然違うよ先生?

・・・・

 

「これ(結節性甲状腺腫)って、

今回のくも膜下出血に

何か関係あるんでしょうかね~?]

 

「いや~関係ないと思うんだけどねぇ・・」

 

「まあ、脳のほうは、前回と状態に変わりなかったです。

(動脈瘤の)大きさも特に変化なし(悪化していない)。

このままもう1回、半年後に、

また脳カテーテル検査やっていい?

そしてそこで何も変化なかったら

もう少し検査スパンを長くとって

1年に1回、MRIで経過観察でもいいと思う」

 

「結節性甲状腺腫のほうの治療は

こっち(脳)には影響ないので

進めてください。

・・・それにしても次々とだねぇ」

 

「(夫)先生、旅行とかいっても大丈夫ですか」

 

「あ、全然大丈夫ですよ。問題ないです」

 

 

・・・・・・・

 

ということで、

脳のほうは良くも悪くもなっていませんでした。

とりあえず手術とかにならなくてよかったです。

 

これから年度末にかけて

いくつもの山を登らなければいけません。

ああ、具合悪いっていってられないんだよな~

頼む体よ、もってくれ!

 

そして

カツオ(息子)が20歳になるまで

なんとかあと9年は寿命をください神様仏様。

宝くじとか当たらなくていいから(買わないけど)

他の願いとか叶わなくてもいいから(つまんないけど)

そしてどんなことに直面しても

自分なりに誠実に全力で取り組みますから・・・。

 

・・・久々に「神様」に

お願いばかりした一日となりました。

 

 

 

次回は6月23日(金)。

1泊2日で検査入院です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆今日のBGM

 

最近教えてもらった名曲(ありがとうございます)

なぜか「フロー状態」になれるスゴイ曲。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
とある日の我が家のリビング・・・
 
 
カツオ(息子)が
おしりをぽりぽりかきながら
お菓子を食べテレビをみて爆笑中。
テーブルの上には手つかずの宿題が・・・
 
「ちょっとちょっと!宿題どうなってるの?明日のしたくは?」
 
「テレビみてからやる」
 
「あなたはいっつも自分の欲望を優先させてる!
やらなければならないことを後回しにしすぎてる!
そんなんじゃちゃんと大人になれないよ!」
 
「僕はお母さんの生き方は見習わない!
だって、そうやって
『やりたいこと』を
後回しにして
『やらなければいけないこと』
ばっかりやってたから
くも膜下出血になったんでしょ!!
だから僕は同じような生き方はしない!
 
もし『やらなければならないこと』
先にやったとして
その結果、
くも膜下出血になって死んじゃったら
結局
『やりたいことをやれない人生』になっちゃうじゃん?」
 
そして突然
図をさらさらと書き始めるカツオ5年生。
 
IMG_20170218_151403152.jpg
 
「あと、こうも思ってる。
例えばね、
『道』とかいてあるところから出発して
例えば何か障害にぶつかったとする。(×部分)
普通はいったん『止まって』
他のルートや別の方法を検討するでしょ?
あるいは戻ることも考えるかもしれない。
だけどお母さんはさ、
いっつも『止まらずに』
そのままずんずん前に進もうとするでしょ?
×印を乗り越えて強行突破
無理やり前にいこうとするじゃん?
そういう性格がくも膜下出血になった原因」
 
 
・・・しばしあっけにとられ言葉を失うワタシ。
あれ、一生懸命やってきたつもりだったけど
少なくとも「恥ずかしくない背中」のつもりだったけど
それが反面教師となっていたなんて(-_-;)
 
 
・・・でも
なんか言われてみればそういう気もしてきた?
ちょっと性格の軌道修正を検討しなくちゃ?
40歳まであと1.5年だしな~
うーん、でもどの方向で改造する?
40年近くこれで営業しているから
「宗旨替え」がなかなか難しいのよ。
うーん、うーん、うーん・・・・
 
 
◇◇◇
モノの本やサイトによりますと
こんな性格傾向があると
脳卒中になりやすいそうです。
 
例えば・・・
>忙しい毎日を送っている
>時間に追われた生活をしている
>仕事に熱中すると他のことに気持ちの切り替えをしにくい
>仕事などで他人と競争意識を持ちやすい
>自分の仕事などに自信を持っている
>徹底的にやらないと気が済まない
>緊張しやすい
>いらいらしやすい、怒りやすい
>几帳面である
>負けず嫌い
>気性が激しい
>野心的で精力的で仕事熱心で、せっかちな性格
>短絡的で落ち着きが無く、イライラしやすい
>責任感が強い   ・・・他
 
これは、脳卒中だけでなく
心臓なども含めた循環器系障害のリスク要因でもあるそうです。
いや、でも、仕事するには必要な部分もあるよね?
 
要は結局、
健康を顧みずやりすぎる人。
疲れがたまっても根性で跳ね返す人。
・・・「×印」を強行突破してまでやろうとする人(誰?)
 
カツオ君判定による
「お母さんのリスク度チェック」にあてはまるのは次のとおり。
>忙しい毎日を送っている
>時間に追われた生活をしている
>仕事に熱中すると他のことに気持ちの切り替えをしにくい
>せっかちな性格
>短絡的で落ち着き無
 
 
・・・ちなみに発症前は
この2倍の量にチェックがついたかも?
さすがに懲りまして反省しました(-_-;)
ここまで減ったのえらいでしょ?(笑)
 
 
◇◇◇
 
ハッと我に返るワタシ。
 
「ちょっと!
それは
宿題をやらないでテレビを見る理由にあらず!」
 
 
”しまった!”顔のカツオ。
ホント、これが
カツオがカツオたるゆえんなのであります(-_-;)
 
 
大丈夫、君は
脳動脈瘤が
高い確率で遺伝してるけど
きっと長生きできる(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご無沙汰でございます。
 
ここ2~3か月くらい
「一筆書きで五名山登山」
のようなことをしております。
 
3つ目の山までは
なんとか山頂アタック成功。
ところが
4つ目と5つ目の山を同時に登っている最中に
まさかの滑落事故で雪中遭難!
 
骨折して動けなくなったところに
通常ではありえない布陣の
「マッチョで豪華な」
特別捜索隊がかけつけてくれて
ギブスを装着。
 
なんとか5つ目の山の
五合目までは登れという指令がでております。
 
大ボスに
「まずは温泉にでも入って頭を冷やしてこい」
といわれたので
温泉にいく時間はなかったので
ヘッドスパにいって体制立て直しを図っております。
 
 
・・・ああ、スキーいきたい。
(せめて雪が溶ける前に一回くらい・・・)