在留資格取消を減らす | 東銀座ではたらくIT社長ブログ

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ディースタンダード株式会社の社長である小関智宏のブログです。

ディースタンダードの小関です。直近の数年はベトナムが全体の8割を占める在留資格取消事案が表す実態こそが「入国前と入国後のGAP」を示しています。急速に円安が進行

した理由は当然大きな要素です。根深いのは技能実習生の制度が特定技能や育成就労に切り替わっていく節目を見越した駆け込み事由も挙げられます。もともと3年、5年と転職

が不可能な制度だったことで失踪が増えました。転職できないから失踪するのではなく、そもそも「良い会社ではない」ところには誰も定着しません。転職も帰国もできずに

失踪せざるを得ないという極端に狭い選択肢に集約された結果です。学習時間があまりにも短い設定で入国できてしまい、入国後は学習を十分にせずにとにかく残業を希望す

る。それでも予定の収入には程遠く、どうにか稼がなければいけない。など。監理団体の私たちとしては第一の根っことして良い会社のみとお付き合いをすること。十分に教育

することを前提としている考え方を持っていること。教育の環境も横並びではない上質なものを用意すること。こうやって無理のない腰を据えた計画で遂行するならば、転職も

失踪も不要なのです。技術・人文知識国際業務VISA(技人国)の学歴詐称も同様で、要件を満たさない人をどうにか隠して、偽造して。などをすると即座に「悪い道」で利用

されます。良い取組をしている会社を増やしながら、悪い取組をしている会社をどんどん減らす。こういった当然の動きをしていきます。爆釣