ディースタンダードの小関です。仕掛けが機能してうまく釣れる瞬間はものすごく気持ちが良いものです。頭の中で海中の様子をイメージします。ちょんちょん、と最初は警戒
していた魚も、これは大丈夫だ!食べちゃえー、という瞬間がきます。一匹が食いつくと、遠巻きに見ていた様子見中の魚が、あれ!あのエサは安全なやつなのかもしれないぞ!
他の魚に取られないうちに食べちゃえー、と連続してヒットするのです。オモリのおもさ、針の状態、幹糸、道糸、天秤、エサのつけ方、誘い方、このあたりが仕掛けに関する
お話で、あとは気象条件として風向き、強さ、潮、波、水温、気温、天気、時間帯。そして、船長の経験と、やる気。私たち釣り人の状態。もはやビッグデータです。色々な
要素が関係して結果としての「釣果」につながります。新規事業の構想はそもそもの「釣りに行きたいぞ!」という底から湧き上がる意欲から始まります。何をやるかはまだ
決まってなくても、とにかく生み出す力、生み出すモチベーションがそこにまずあること。これが大事です。冒頭色々書いた釣れるまでの計算式は「戦術」のお話、何を狙う
のかは「戦略」のお話、やる気やその他は人間のなせる「気分」です。どんな気分か、どれくらいの強い気分か。上質で長期的に続く気分をいかに作り上げていくのかが、日々
の生き様を根底にして醸成されていると思っています。さぁ、いきましょう!