ディースタンダードの小関です。営業担当者の心得24カ条の第3ステージがミモレットランクです。小項目は5つで構成されています。このクラスは相当職人芸の域が含まれて
きます。が、とても仕事として充実するレベル感に到達しています。「ピンチからチャンスをつかむ」や「ストーリーを描く」「折り合いをつける」などは、まさに主体性の
現われですので、楽しいです。ただし、ややもすると目的と手段を取り違えるのもこのクラスです。だからこそ、このランクの初項目には「P@のため、世のためにならない
お客様とのお付き合いは即中止する」と定めています。力がついてくると力を行使すること自体に着目してしまいがちなのです。昨日の「行き過ぎた成果主義をとらない」の
お話とも直結します。仕事にノルマがあったり、成果崇拝の思想が強く出てくると本来大切にしなければならない理念を忘れてしまうことになるのです。仕事に情熱を持つこと
はとても大切ですが、情熱を注ぐ場所を一拍置いて見定めることに慣れなければならない自問自答のクラスだと言えます。