座り続けて19年のぺしゃんこ座椅子を修理してみた結果が上出来すぎた | 今日が明日へ、明日が未来へ。

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未来は過去を積み上げた成果であり、その日を大切に生きた者しか幸福な未来を創れない。
だからこそ、過去や未来を考えず、今その瞬間を生きる。

Self-isolation working at home Day 31

 

 

 

 

 

こんな時期だからこそ、

普段はなかなかできないことをやろう。

 

単純に、やろうやろうと思いながら

腰を上げなかっただけだが。。。。

 

 

 

長年使い続けてきた昔ながらの座椅子の

ヘタったウレタン交換とカバーを洗濯してみた。

 

 

 

 

この座椅子を購入したのは、

19年前に大阪で一人暮らししていた頃、

JR環状線の「弁天町」駅近くにあるコーナンで買った覚えがある。

 

一人暮らしを始めたばかりの頃で、

テレビを見るとき座るものが欲しかったのが理由だ。

 

 

巷では、十何段も角度を変えられたり、

首の部分までも曲げられるなど、

多機能でフカフカな座椅子もあった。

 

そんな中で選んだのは、

昔ながらの簡易的な座椅子!

田舎の家を訪ねれば1台はありそうな

懐かしさの漂う座椅子。

 

 

 

Q. 何故それを買ったのか?

 

A. それは丈夫で壊れにくいから。

 

 

いかにもおしゃれでかっこいい座椅子。

Amazonなどのレビューを見ていると、

液漏れがしていた、金属があたる、

すぐにヘタってしまったなど、

結構、故障や不具合などがみられる。

 

 

しかも、コーナンで座椅子を選んでいる最中、

 

子供:「いっぱい曲がるイスがいいわぁ」

父親:「前すぐ壊れたから昔のんのほうが丈夫やで」

 

たまたま家族の買い物客の話し声が聞こえた。

 

実際、昔ながらの座椅子は作りが単純であり、

あまり壊れたという話は聞かない。

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

実はこの座椅子の背もたれ部分のウレタン、

背中の曲がり具合と相まって、湾曲さがハンパない。

そして、この形状を記憶してしまって戻らない。

 

これは醜い!

 

 

ウレタン自体のヘタリも激しくなってきて、

長時間もたれると金属があたって痛い!

 

 

通常はPPバンド数本が通してあるはずだが、

どうやら背もたれには1本しか見当たらない。

 

 

 

 

早速、

 

背もたれのカバーを外すと、へたれたウレタンが。

長期間、無理にもたれていたために亀裂もある。

座面部分も手前の金属が浮き出て見えている。

 

現状はまったくウレタンの意味をなしていない状態だ。

実際、ウレタンが入っているのかどうかも疑わしい。

 

 

 

 

 

背もたれのウレタンを外すと、PPバンドが確認できた。

 

実は2本のPPバンドがあったものの、

もたれ続けているうちに上の一本がズレ始め、

いつの間にかすっぽりと抜けて下がってしまったようだ。

 

 

 

 

 

 

実は、ここからが大変で、

 

19年もの歳月でネジが強力に固着してしまい、

親のカタキのように、何をやってもビクともせず、

汗だくになって頑張ったものの、この日の解体を中止。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌朝になり、数回KUREを染み込ませながら

ようやくなんとかネジを回しとることができ、

解体完了!

 

 

座面を解体すると鉄製のフレームにPPバンドが巻かれて

全体を薄手のビニールに入れられ、外側にはダンボールという

なんとも簡素な作りに驚愕した。

 

どれもこれも経年劣化でへたりまくっているものの、

特に故障箇所もなく、まだまだ使えるレベルだ。

 

 

 

 

とにもかくにも

一度もシートや背もたれのカバーを洗ったことがなかったので、

風呂場で手洗いで洗ってみると、19年分の汚れた水は酷かった。

 

あれだけ水が汚くなれば、洗いがいがあったというものだ。

 

 

 

 

 

 

 

そして、これが先日Amazonで購入していた低反発のウレタンシート。

本当は2枚で十分だったが、4枚組で¥3,000弱という安さ。

 

高さは4cmなのだが、意外と分厚さを感じる。

 

 

 

 

 

 

高反発のウレタンシートにするか悩んだものの、

大きさや値段の手頃さでこちらを選んだ。

 

見て分かる通り、かなりの低反発さ加減である。

 

 


PPバンドを100均で新たに購入して、

背もたれ部分のPPバンドを1箇所追加。

ウレタンシートを入るサイズに切りとりながら、

角に丸みを持たせるために適当に縁を削った。

 

 

解体した座椅子の骨組みを組み立てながら、

古いウレタンの上に両面テープを貼り、

その上に新しいウレタンを貼り付けて、

乾いたカバーにウレタンを押し込み押し込み、

 

 

 

 

 

 

見事に、座面と背もたれ部分がふっくらした状態の

昔ながらの座椅子に修復完成!

 

シートも美しい。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、金属部分も可能な限りピカールで磨いて

輝きを取り戻すことに成功だ。

 

 

 

これで次にウレタンがヘタる頃には買い替えの時期かな?

全然壊れないのかも知れないけど。