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良書のレビュー研究所

様々な本(経営・マーケティングがメイン)のレビューをできればよいなあと思っています。

現代広告の心理技術101:その1




まず、冒頭の基本的な内容をご紹介します!


■1:広告とは
この本の冒頭に広告とセールスに関する印象的な文言が記載されていたので、書きます。

・広告とはコミュニケーションの一部である。
・セールスは広告の一部である。
・説得はセールスの一部である。
・心理的駆け引きは説得の一部である。




■2:人間の行動原理について
・人は何を求めているのか?
・人は自分の求めているものをどう思っているのか?
・なぜ人はそういう行動をとるのか?


これを突き詰めていくと、以下のことが可能になるといいます。

1:顧客を満足させる方法がさらにわかる。
2:より多くの人にモノを買いたいと思わせることができる。
3:良質な製品をより多くの人々のもとに届けられる。
4:人々の生活により多くの満足感をもたらす手助けができる。




■:この本の全体についての感想
まず、基本的なところを詳しく説明するところから、始まっており、広告に対する向き合い方が分かりやすく書かれていました。

これは、広告を作ったことがほとんどない私にとっては、嬉しいサポート内容です。

最初の部分から始まった基本的な内容が終わるとすぐにテクニックが記載されており、目から鱗の内容の連続で非常に驚きました。



実際、この本に書かれているテクニックは、セールスレターやスクイーズページといったものに実用化されているのですが、それが人間の本心、欲求、心理、がどういったもので、それらを刺激することで、行動にどう影響するのか?詳しく書かれています。

この本に書かれた内容通り実践すれば、確実に人を購入に導く広告を作ることができるようになります。その根拠も、具体例から人間心理のメカニズムについて語られているので、説得力があります。

下手をすると、悪用することも可能です。そのくらい人間心理について突き詰めて書かれています。



広告を販売力に生かしたい、チラシを有効活用させたい、と思うなら、絶対この本は読んでおくべきです!

コンサル講座の宿題でもありましたが、広告の改善点と解決策も、この本を読んでいれば、もっと簡単に答えを出すことができたと思います。

過去に色々な心理学の本をたくさん読んできましたが、根拠に乏しい説明が多い本ばかりでしたが、この本は違います。経営者であるならば絶対に読んで損はない本だと思いました。


ダン・ケネディーの
世界一ずる賢いフェイスブック集客術:その9





【最後に】

フェイスブックを使った集客に関する方法論について述べられていたので、うまく活用できそうな気がしました。

しかし、フェイスブックをほとんど利用しない私にとっては、この本の内容だけでは理解でいないことも多々あり、フェイスブックの初心者用ハウトゥー本を別途購入する必要があります。そして、使い方や機能に慣れなくてはなりません。

フェイスブックを使ってみようと必死になるときが来れば、初心者として1から順番に勉強し直す必要があります。




【全体的な内容のまとめ】

○ソーシャルメディアの活用術としてマーケティングを行うならば、自分自身を有名人にすることに意識を向けるようにする。

○自分の気が付いていないニッチな情報や場所、興味など世界中にたくさん潜んでいる物を探す覚悟で向き合うことが大切である。特に「カスタムオーディエンス機能」は絶好のツールである。

○投資の元が取れるかどうかにもかかわらず、人の真似をして広告費をかけてはいけない。ターゲット市場のことを考えないと失敗する可能性が高い。まずは誰をターゲット市場にできるのか?を分析する。

○顧客をよりよく知る努力をしなければならない。彼らが望んでいる物、必要としているもの、どうしたら満足できるのか?といったこと、これらを見つけ出す必要がある。


⇒フェイスブックやソーシャルメディアだけに限らず、ビジネス全般に関する内容が多く含まれている部分では、他のマーケティング書籍に近い部分もある、というのが全体を読んで感じたことになります。


ダン・ケネディーの
世界一ずる賢いフェイスブック集客術:その8




残念だった内容

1:顧客に対するフォローアップ
2:販売するための技術
3:投資利益率の最適化





■1:顧客に対するフォローアップ
 見込み客を顧客にすることができない最も大きな理由は、フォローアップができていないところ。

⇒これに関しては、フェイスブックとのつながりという観点だけでなく、マーケティング全般に関するごく当たり前のことであると思いました。ここでわざわざ説明しなくても良いのでは?という点が残念だったところ。



■2:販売するための技術
 希望的観測を当てにする、ネットワーク頼みにする、顧客が訪れるのをただ待つだけではダメ、といった内容が書かれていました。

⇒この内容に関しても、ごく一般的なマーケティングに関する本などに書かれている内容だったので、少し残念でした。見込み客をどのように顧客に転換させていくか?というごく普通の内容でした。



■3:投資利益率の最適化
 クリックスルー率ではなく、コンバージョン率の付いて気を行い、全体的な投資利益率を最適化する。

⇒インタネットビジネスを勉強したことがある人なら、これは知っていて当たり前のことです。何もフェイスブック集客以外でも言えることです。
 ただし、具体的な例を交えて、その方法論を解説しているので、その辺は分かりやすいと思いました。