【YouTubeをマーケティングで活用する方法】

■「YouTube」を販促動画として使う方法
「YouTube」を販促動画として使う方法は、第3章に全てが書かれています。
●最初に、動画の目的を決めることをしなければなりません。
その目的とは、
1:サイトに誘導するための動画
2:サイトに掲載して直接的に販売促進につながる動画
3:間接的な販売促進につながる動画
の上記3点に分類が可能です。
これら3点を具体的にどのように対策をすれば良いのか?について記載されています。これら3つのどれを利用するのか?それは、自分が持つメディアコンテンツによってどういった動画にすれば良いのかを決めれば良いという内容です。
本書にはある程度、具体的な内容が書かれているので、参考にできる部分です。
●販促する動画の内容を決める方法
販促動画を作成する前に決めておかなければならないことに、「ターゲット」というキーワードが出てきます。この「ターゲット」がしっかり決まっていなければ、動画の内容を決めることができません。
そこで、「ターゲット」=動画を見るであろうユーザー、について、3つのポイントがあります。
1:ターゲットはできる限り絞り込む
2:ターゲットが不安に感じていることを把握し理解する
3:ターゲットの不安を解消するためには何を訴求するのかを割り出す
これらターゲット像をしっかりと割り出して、動画を作成することが重要であり、
・誰に(ターゲット)
・何を(訴求ポイント)
・どうやって(打ち出し方)
を考えなければならないということを強調して書いてある部分、つまり、この基礎部分をしっかり固めて、販促効果を最大限に引き出す必要性を切に感じました。
この基礎部分を踏まえて、どういった動画が販促向きの動画なのかを具体例を紹介しながら、解説しています。
それらの具体例動画とは、
・商品ができるまでの工程を見せる動画
・ビフォーアフターを見せる動画
・施術しているところを見せる動画
・顧客ターゲットを絞った動画
・内容の一部をチラ見せする動画
・イメージしづらい商品をはっきりと見せる動画
・ある海外商品の通販専門点動画
・不動産物件を紹介する動画
・買い方予約の仕方を案内する動画
・実際の商品を動画で紹介する
・経験者のインタビューを見せる動画
・最寄駅からのアクセスを案内する動画
・社長に理念やこだわりなどを語ってもらう動画
という風にたくさん紹介されています。これら動画の詳細は、説明文と写真で紹介されているので、自分のビジネスが、どの動画に近いかというのを判断しやすく、実際に動画を作る際の方向性を決めることができる事例だと思います。
この動画の内容を細かく知りたい方は、本書を読んでください。または、「YouTube」で実際に検索して、自分のビジネスに近い動画を参考にすれば、良い販促動画が出来上がります。
●効果的にアピールできる動画構成を考える
・誰に(ターゲット)
・何を(訴求ポイント)
・どうやって(打ち出し方)
という伝える要素が決まったら、動画の構成を決めることが重要と本書では解説しています。
コンテンツの全体の時間、オープニング、メインコンテンツ、エンディング、という構成を絵コンテなどで、セリフやテロップなども踏まえて考えるようにと強調しております。
いきなり動画を取り始めるのではなく、下準備をしっかりと行うことが重要であるのが良くわかるように記載されています。
●販促する動画の素材を集める
動画そざいの集め方、について詳しく解説しています。オープニングタイトルやBGM、メインコンテンツの動画、これをベースに素材を集めて行きます。
●視聴がデータ容量について
データ容量の都合でサクサク動画が視聴できないことを回避するための編集方法について解説しています。
編集ソフトではどういったソフトを利用したら良いのか?といった内容も詳しく書かれているので、動画編集をしたことがない方は、この部分をじっくりと読めば動画の作り方がそれほど難しくは感じなくなると思います。
以上が第3章のおおまかな内容となります。具体例がきちんとしているので、動画作成をしたことが無い場合は、ここの章をじっくりと読んで、実際に行動に移してみましょう。
ちなみに、私は、動画編集は仕事で行うことも多いので、この章の内容は飛ばしました。
また「YouTube」に動画をアップしたこともありますし、絵コンテなどを作成したこともあるので、この章は特に参考となる部分はありませんでした。