今年に入って一日2時間のウォーキングを心がけ、
足腰の健全さが健康へ及ぼす影響について調べています。
ウォーキングの際のシューズにも拘り、
最近では足袋や下駄にチャレンジをしてみて気がついたことがいくつかあったので、書いてみようと思います。
特に下駄を履きだして顕著に思うことは、
下駄は前のめりで、すなわち体重軸を前にしてしまうと、上手に歩けないことに気がつきます。
下駄を履くときは体重軸は常に地面と垂直に保つことが求められます。
前のめりで歩くと滑りやすく、指先に力が入ってしまい、長時間の歩行が難しく、
1時間も歩かないうちに疲れきってしまうのです。
しかし、体重軸を中心にして前のめりにならず、指先に力を抜くイメージで歩くと、
長時間のウォーキングが可能になり、安定した歩行ができることに気がつきました。
下駄を履く時のコツは足全体の力を抜いて、背筋をピンと伸ばして歩くことだと感じました。
その事は運動靴や履きやすい靴では気づけなかったことのように感じます。
一歩一歩を慎重に踏みしめながら歩く必要がある下駄での歩行は、
体の健康維持にとても効果があるのではないかと感じています。
下駄は、履きやすい靴とはほど遠く、一歩一歩を慎重に出しながら歩かねばならないだけではなく、
親指と人指し指の間に紐をかませるために、歩く度に痛みのような違和感があります。
それにより以前にブログで書いたことのあるストレス効果が存分に見込め、
履きながら体が整い元気になって行くのが感じられます。
足全体の筋肉を使いながら歩く下駄でのウォーキングは体の健康と心の健全と、
何よりも、インスピレーションの発揮や直感力の精度を上げてくれている気がしています。
そして、体重軸を常に中心を保ち、前のめりにならぬようにし、
かつ、体の力を抜かなくては上手に歩けない下駄の特徴が、
まるで人生の歩き方を示しているかのようにも思えてならない。
最後に一言。
下駄の発祥は中国と言われていますが、現在は日本だけが下駄の文化が残っているようです。
下駄は現在の道路状況では履く理由はないのかもしれませんが、
しかし日本人はその無意味さと思えることに、どこか魅力を感じ取れる文化を備えているように感じます。
何でもかんでも効率的にが現代の主流なのかも知れませんが、
非効率と思える行動の中に、光が指すことがあるのではないかと感じるのも、
日本独特の文化のように感じています。
その典型が下駄という履き物のように思っています。
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