ピンチの時こそ、わくわくするようなチャンスがある。
この言葉だけ聞くと、超プラス思考に聞こえるかもしれませんが、
私は超ほどは付きませんが、ネガティブ男です。
だけど、そういうネガティブな所を、最近嫌ではない。
そんな僕を体は許してくれる。
人と人とが、信頼を築けるようになる直前には、
必ずと言っていいほど、
不仲な時期、トラブルの時期といった、険しい橋を渡る。
大切な事であればあるほど、そういった橋が立ちはだかる。
この事は人生でも同じ事なんだと、最近気づきました。
何かを成し遂げる直前、幸せを掴める直前にも、
同じような現象が起こる。
一瞬、惑わされるかのような出来事も。
そんな橋を前に挫けそうになるその瞬間に、そっと手を差し伸べてくれる事を。
その事に気がついてから、
ピンチの時こそ、わくわくするようなチャンスとなる。
と少し思えるようになってきました。
さて、今日のタイトル「不眠症はなぜ起こる?」と、
前ふりと随分と内容にズレが生じていると感じると思いますが、
でも人生にとって大切な場所って、不眠症についてだろうが、幸せについてだろうが、
説明に大した差はないのかもしれません。
不眠症には、体自身が心と体を繋ぎ止める大切なシグナル。
体自身が心と体の回復には欠かせない、
睡眠を奪ってでもどうしても気づいてほしいことがある。
その事を伝えるシグナル。
眠れないって辛いですよね。
でもその辛い仕打ちを、体が断腸の思いで、泣く思いでやってくれている事も、わかってほしい。
体だってそんなことしたくてしてるんじゃないってことを。
なぜ睡眠という大切なものを、奪ってしまうのか。
それは体の思いやり。
この不眠症をどうやったら治るのか、なぜ不眠症になるのか、
本気で考えてほしい。
大きくて高い壁を乗り越えようとするとき、険しい橋が目の前にはだかる。
大切な何かを授けるために。
不眠症にもそういった意味があります。
では、どうしたら不眠症を克服できるのでしょうか?
その秘訣となるのが以下の4項目です。
1、ピンチはチャンスなんだと理解する(不眠症の意味に気づく)
2、睡眠は世間が思っているほど、大切ではないと理解する
3、体の反応に従う
4、薬に頼らない
1に関しては、先程説明しましたので、説明は省きます。
2~4に関しましては、繋がりがありますので、
一つ一つ説明させて頂きます。
2、「睡眠は世間が思っているほど、大切ではないと理解する」ですが、
睡眠は実は体の健康には、
一般的に思われているほど必要ではない事を、
ご存じでしょうか?
睡眠による体の回復反応は、内臓修復効果。
寝ている間は、食べたり飲んだりをしないために、
内臓の修復が一気に回復へと進める事が可能になります。
起きていると、いつ飲んだり食べたりするか分からないため、
体はいつ摂取されてもいいように、
常に準備をしてくれているので、
睡眠時のようには、安心して内臓の修復作用が行えません。
例えば、午前中はいつも水分も食事も口にしないと、
習慣付けられれば、直ぐにではありませんが、
体は寝ている時と同じぐらいの内臓修復を、
起きている間にできるようになってきます。
睡眠時と全く同じ回復とは言いませんが、
実は睡眠の効果の多くは、
内臓修復による効果なのです。
一般的には脳の回復とか、肉体的、精神的回復と思われがちですが、
実は睡眠効果の多くを占めているのが内臓修復による、
回復効果なのです。
その証拠に、動物の習性を見ていくと分かります。
犬でも猫でも、特に野性動物は、
寝ていても、いつ敵が襲って来るかわからないため、
脳は人間みたいには熟睡はしていません。
犬が、少しの物音や気配で起きるのもそのためです。
自身や周りを守る防衛本能がそうさせます。
そして、睡眠時間も人間ほど取らない動物が、
ほとんどである事からも分かる通り、
睡眠は一般的に言われているほど、長い時間は必要ではなく、
短時間でも効果的な睡眠が可能になります。
寝ていない時間の過ごし方(空腹時間)を上手にコントロールできれば、
睡眠時の回復量に近い効果が望めるからです。
次に、3、「体の反応に従う」ですが、
これは、前回のブログ「自分に自信がないから正直に生きられない(食事)」
でも触れていますが、食事に好き嫌いがあるのは、
体が食べて欲しいか欲しくないかの反応で、
体の健康にとって必要ないと体が判断したものには、
脳に舌の感覚を通じて苦手と感じさせ、
食べるなという防御をかけて知らせます。
これと同じように、不眠症にも同じように寝るなという防御作用が、
働いているのです。
もちろん1、「ピンチはチャンスなんだと理解する」
で説明させて頂いた理由による防御反応によるものですので、
決して意地悪で寝かせない訳ではありません。
大切な何かに気づかせようという思いやりです。
最後に、4、「薬に頼らない」ですが、
これは単純です。
体が助けたくて、気づかせたくて、寝させないようにしているのに、
侮辱、裏切りとも受け取られ兼ねないような、
逆の事をしてしまうからです。
てっとり早く薬で寝てしまえっていう安易な考え方が、
体は許せないのです。
体はズルいやつとぬるいやつが一番嫌いだから。
最後に一言。
睡眠薬を飲んでいる方を治療させて頂く際、
上記の説明をさせて頂く事がありますが、
直ぐには理解して頂けない場合が多くあります。
理解して頂けないという事は同時に、体を回復へと向かわせる為に於いても、
なかなか思い通りに治療は進まないことを意味します。
不眠症になりやすい人の特徴として、
睡眠に対する執着が強い人、
睡眠は無くてはならない存在と強く思いすぎている人に多くいるように感じます。
睡眠は大切と強く思っている人の多くに、
睡眠障害になる比率が圧倒的に高いという事から、
何事も執着や思い込みといった固定観念が強い人ほど、
何かにすがっていたい、助けて貰いたいといった、
他力本願で生きている人が多いように感じてなりません。
この事は睡眠障害に関わらず、
人生に於いても同じことが言えるのではないでしょうか。
どうしてこのような状況になったのか、
なぜ失敗してしまったのか、
なぜこの人が苦手と感じるのか等々、
起こった出来事に対して、
物事に前向きに捉えることばかりに執着し、
自分をどこまで客観的に捉えることができるか、
ピンチをチャンスと捉えることが出来るかにかかってくる。
一見、睡眠障害と聞けば、神経質で繊細だからなるように思われがちですが、
実は、意外と前向きで楽観主義が多く、
自分について深く知りたいと思うことへの関心が、少し薄いように感じてなりません。
全ては、自分の責任により巡り巡ってあらゆる現象が起こっている事を、
深く現象について、考えられるようになることが、
不眠症を治す秘訣ではないかと思っています。
先ほど、体はズルいやつとぬるいやつが大嫌いと表現したのは、
不眠症という大切なシグナルを、安易に薬で済まそうとするところに、
物事について、いつも頭で理解しようとする特徴があるように感じます。
頭で理解しようとする事が強すぎると、
自分の都合のいいように理解することが可能になり、
自分で自分を誤魔化したり、無理に納得させようとしてしまいがちです。
自分のせいではない、自分は関係ないと、
険しい橋を前に、知らず知らずのうちに言い訳を用意し、
渡らない人生となってしまう。
体や心の気持ちを、頭で遮断(言い訳)することをやってしまってはいないですか?
目に見えないものより、目に見えるものを大切にし過ぎるあまり、
体とのコミュニケーションが疎かになり、
体の声に耳を傾けられなくなっているようにも感じます。
誰でも眠れない時があります。
そんな時、自分の人生について、逃げないで、諦めないで、
自分と真剣に向き合ってほしいと、
体はきっと願っていると思う。
そのための不眠なのかもしれないから。
今日はこの辺で。
いつも最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。
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