才能なんてないよ、ただ前を向きたいだけ | 体の総合ケア グリーンバランスのブログ

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一つのフレーズを聞いて、心に響く言葉があります。

そんな言葉は誰しもあるもの。

「才能なんてないよ、ただ前を向きたいだけ」

先日こんな言葉に心がグッと来ました。

すかさずこの言葉をメモっていました。

心にグッと来る言葉の裏返しが、

今自分が立っている場所。

だから、その言葉に勇気を貰う。

今自分がどこに立って、どんな心境なのかを、

グッと来た言葉で確認が出来る。

自信を失いかけていた。

前を向くことの大切さを忘れかけていたから、

この言葉が心に響く。

才能なんて必要ない。

才能より前を向くことを忘れなければそれでいい。

自分に諦めないことを忘れなければ。

物事を前向きに捉えることは必要ない。

ただ、前を向くことは忘れてはならない。

そして自分の立ち位置も♪

先日、鳥獣戯画を上野国立博物館に観に行って、大日如来の掛軸に目を奪われた後に、釈迦如来の掛軸を観ていたときに突然腰にズキンと痛みを感じた。慌てて後ろのベンチに座りこんだ。
痛みはその一瞬で終わり、その日は様々な思いが頭を巡るようになりました。

やさしさとは、自(身)を犠牲にして相手を敬う心。
これは列に並んでいたときに、たまたま前に並んでいた女性の足の踵に絆創膏が貼っていたのを目についたのが始まり。

女性はハイヒールを履いて、今日一日慣れない靴で歩き回ったからなのだと思います。

鳥獣戯画は大変な人気で、美術館に入館して出るまでに6時間を要しました。鑑賞時間中も立ちっぱなしでしたので、さぞかしみんなもお疲れだったと思います。

踵が靴で擦りむき水脹れができていたら、せっかくの展示を楽しむことができない。そんな時にすっと鞄から絆創膏が出てきたら、どんなに嬉しいだろうか。お水が出てきたり、大丈夫って言ってくれる一言で、どれ程救われるだろうか。

寒さで震えている時に、そっと上着を添えてあげたらと空想を巡らしながら、本当のやさしさって自(身)を犠牲にして相手を敬う心なんじゃないかって。

疲れて、楽になりたくて元気をだしたくて、様々な思いでこのお店を訪れる。その事を忘れかけていた。自分に出来ること、与えられたことを精一杯努める事を。

若くして突然、片方の耳が聞こえなくなった女性がいます。
その方がお店に来院して、なぜ耳が聞こえなくなったのかを一緒に考えて。

来院してようやくその理由が見えてきた気がします。なぜ耳なのか、なぜ今なのか。

その方は僕とよく似た所があります。
僕にも若い頃甲状腺の病気をしたことがあって、
病気は大切な指標だということは、今は良くわかりますが、
当時はよくわかっていませんでした。

人からどう思われているか、人の目をとても気にする。
その事で笑顔を多用する。

人からの評価を気にするあまり、
少しの間や静寂を嫌い、言葉の節々に繋ぎ言葉や行動を入れ、誤魔化す癖がある。

緊張や焦っているのを誤魔化す仕草。笑顔にもそんな要素が含まれる。
笑顔で人は救われるのも、心が弱っているから。
人間は弱い生き物だから、笑顔を使うことを選んだ。
人間以外の動物は、その選択をしなかった。
人間には心があるから、感情が豊かだから仕方ない。
笑顔も生きる術だから。

なぜ体は耳を聞こえなくしたのか。
その要らないプライドを取り除きたくて。

耳が聞こえ辛くなると、言葉をうまく聞き取り辛いため、
その都度人に聞き返すことになる。
「えっ!今なんて言ったの?」と。

でも聞き返すことを恥じらいと思い、聞き返すのを控えるようになる。表向きの理由は、相手に迷惑がかかるから。

でも本当の理由は自分の評価を気にするあまりの行動。
話の内容が分かっていないのに、分かったふりをして、
今なんて言いました?って聞かないでいることは、かえって相手に迷惑をかける。

自分がバカじゃないかって思われたくなくて。弱い人間と思われたくなくて。良い人と思われたくて。

相手を思う気持ちから、笑顔でいることは大切だけど、
自分の評価を気にして行う笑顔は必要ない。
自然な笑顔と、愛想笑いとは意味が違う。

6時間の間、ほとんどを並ぶ時間で費やしていたため、その間、音楽を聴いていていました。

耳を塞いでいることで心が落ち着き、いらない雑踏が入りにくくなること。周りが疲れてイライラしている事や、嫌な空気感が耳を塞ぐことで伝わりにくくなる。

でも展示品を観るときはイヤフォンを外す。そうするとそういった感情が伝わってくる。耳を塞いでいるとスタッフの方大変だなぁー。ご苦労様だなぁって思っていても、イヤフォンを外すと疲れ感、イライラ感が伝わってきて、あまりいい気分はしないもの。

耳を聞こえなくする事って、自分を見つめなさい。
耳を塞ぐ事で、心を落ち着かせ、静寂の中で自分と向き合いなさいと言っているかのように思えた。

体はその事に気づいてほしくて、難聴にさせたのではないか。
だとしたら、体のやさしさには敬服する。でもきっとそうだと思う。体はそこまで考えてくれているから。

その患者さんに言いました。「話が聞こえなかったら、聞こえるまで聞き返す努力をしてください、恥ずかしがらずに、いらないプライドを捨てて、相手へのやさしさのために」と。

最後に一言。

病気や痛みには意味があります。

体が大切な何かを伝えたくて起こすことを、改めて気づかせてもらった気がします。
あの時の腰にズキンと響く痛みにも、そんな意味が込められていたのかもしれません。

疲れて、楽になりたくて元気をだしたくて、

様々な思いでこのお店を訪れる。

自分に出来ること、与えられたことを精一杯努めなさいと言われた気がします。
僕が元気でいることは、知らず知らずに人を元気にしている。
そう思うから。だから自分が元気になれる方法をもっと考えなくてはと感じました(^_^;)

鳥獣戯画を見終わった午後9時過ぎに、何とも言えない清々しい思いで上野の静寂した道を歩いたことは、一生忘れないでいよう!

鳥獣戯画をお奨め致しますが、あまりの人気ぶりで体力に自信がない方はお奨めしませんよ(^_^;)

今回の鳥獣戯画で最も人気のある第二会場の甲巻の絵巻で、約3時間並びます。でも疲れきった状況で観る甲巻はまた格別です。まるでお腹がすきすきの状態で食べる、母親の思い出の食べ物を口にしたときのような。
山を登りきって、川の清流で水を飲んだ気分のような、何とも言えない感動があること間違いない気がします。

苦しさの後の感動。苦労があるから感動や気付きがある。辛くても我慢して耐える事は、決して無駄ではない。そう感じた一日となりました。

今日はこの辺で。

いつも最後までお読みくださいましてありがとうございます。

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