3月21日朝日新聞の天声人語欄で東京五輪開閉会式の演出を統括していた佐々木宏氏について、開会式のアイデアは玉石混交のなかで石も石、眉をひそめたくなる内容、と酷評していた。しかしこれは佐々木氏の最終的な案ではないはず。これらの業界について詳しくは知らないが、おそらく多数の意見を出し合う所謂ブレインストーミングの手法で、次々と出されたうちのひとつであったのだろうと想像する。
この意味で天声人語の言う「石」というのは合っているかもしれないが、それをいちいち取り上げた騒ぐのは如何か。第一これは1年も前の話というからこの辺からいかがわしさが感じられる。元々チーム内の話で他の人から批判されて没になったとのことで、誰が今更リークしたのか、またマスコミが喜んで飛びついたという図式もまたかという思いである。先般の森元会長の発言にしろ女性に関する発言が被害妄想的に報じられるのはバカじゃないかとしか思えない。
このような問題について世界的にセンシティブになっていると言われたいるが、なにも我が国も追従することはないだろう。著名人だけでなく当ブログのような末端までやり玉に上げられるようになったらたまったものではない。女性の話題に関しては言論の不自由だね。