昨日テレビ東京の「タケシのニッポンのミカタ」という番組を見ていたら、今回のテーマは上記タイトルであり、興味深く拝見致しました。先ず最近流行りの「女子会」から始まりそれに類する色々な催しが紹介され、それらの現象の原因は男子禁制にした方が女性にとって楽であることに皆が気付いたから、と分析しておりました。これは非常に横着な考え方であり自宅外での緊張感を欠く結果を招きます。
更にお定まりの女性専用車両について女性客より、「男性と一緒だと男臭い」「空いていてよい」「真ん中とか便利なところに設置しろ」など勝手なことを言っておりました。また江東区立東雲図書館では女性専用席が設けられており、（公立図書館の女性専用席については別の自治体でも問題になったと記憶しておりますが）江東区に理由を聞いたところ「そういう要望が寄せられたから」と言うなんともとぼけた回答があったそうです。ちなみに利用者の声としては、「隣に男性が座るより女性の方が気分が落ち着く」「気軽に座れる」「男性の体臭が気になる」など全く自分勝手なものばかりです。体臭に関しては男性だけでなく女性も香水臭がきつかったり、たまにあまり入浴していないような方もおられます。
その後番組では我々が先日訪問した「西武所沢店」に話題が移り、管理職全員が女性と紹介し実施した４月以降売上が５％上昇し、男性とは視点が違うと誉めそやしておりました。
それでも最後に出て来た海上自衛隊の哨戒機の女性機長があまりにも素晴らしかったので今迄出て来た有象無象の我が儘放題はどこかに置き忘れ、良い印象で番組を見終えることが出来ました。
但し同番組中に統計のグラフを示し「女性の収入が男性を上回った」などともっともらしく騒いでおりましたが、この件に関し今日テレビ東京に電話して事実関係を確認致しました。担当者の話によるとその出典は「２００８年全国消費実態調査」によるもの、と仰っておりました。またグラフの上には「３０歳未満の単身勤労者世帯の可処分所得の推移」と表記されており、調べて頂ければお分かりですが決して女性が男性を上回っている訳ではありません。統計の数字をこのように恣意的に使用するのは如何なものかと思い、テレビ東京に電話をして口論となりましたが、内容が分かる人が対応するだけNHKやフジテレビより遥かにましでございます。