イギリスのクリスマスケーキ編
主にクリスマスプディング、ダンディーケーキが有名のようです。
クリスマスプディング
味や食感、外見は日本人が想像するケーキや一般に「プリン」と呼ばれるカスタードプディングとは大きく異なる。味は濃厚で芳醇、その食感は「ドライフルーツが舌に絡む」とも言われる。中世のクリスマスに作られた濃厚なスープ、あるいは肉と果物が入ったポリッジがクリスマスプディングの起源とされている。この粥はケルト神話の収穫の神ダグザにあやかって作られたものが起源とする説もある。各家庭事に異なる味とレシピがあり、イギリス人にはこれについて一家言持つ人が多い(日本のお雑煮の例を想像すると理解しやすい)。しかし、今日では手製のクリスマス・プディングの代わりに市販のものを購入する家庭が多くなっている。
ダンディーケーキ
イギリス・スコットランド地方のダンディーで生まれたフルーツケーキ。オレンジの皮や特産のマーマレードが入り、上にアーモンドが飾られているのが特徴。イギリスの伝統的なフルーツケーキ(en)のバリエーションであるが、その中では比較的あっさりとした味である。そのため、キーラー社の考案したレシピはスコットランド全土に広まり、さらにはイギリス各地から海外にも受け入れられている。クリスマスケーキに使うところもある。