滞在24時間でも充実のソウル旅。

そのメインである演劇「試練」の

レポからしていきます。

 

会場は芸術の殿堂トウォル劇場。

ちょっと遠いけどここの吹き抜けとか

雰囲気好きです♡

 

キャストはこちら…

キャストが多いのですが…

 

ジョン・プラクター:オムさん

パリス牧師:パク・ウンソクさん

ヘイル牧師:パク・ジョンボクさん

ダンフォース副知事:ナム・ミョンリョルさん

アビゲイル:リュ・イナさん

エリザベス・プラクター:ヨ・スンヒさん

メアリ・ウォレン:チン・ジヒさん

ジャイルズ・コーリー:チュ・ホソンさん

レベッカ・ナース:キムグァク・キョンヒさん

トーマス・ポートナム:キム・スロさん

アン・ポートナム:キム・ドヒさん

チーバ(書記官):ハ・ジュノさん

ティテュバ:シン・ヘオクさん

ホーソーン判事:オ・ジョンフンさん

へリック警察署長:ウ・ボムジンさん

ペティ・パリス:キム・イェジンさん

マーシー・ルイス:パク・インソンさん

スザンナ・ウォルコット:ソンミンさん

ホプキンス(牢番):パク・セドンさん

少女:メン・シヒョンさん、リュ・ハンナさん

 

オムさん演じるジョンと

スロさん演じるトーマス以外は

皆さんシングルキャストです。

 

「試練」(邦題:るつぼ)は1692年

マサチューセッツ州のセイラムという

まだ歴史浅いピューリタン教徒の町で

巻き起こった魔女裁判について史実を基に

書かれた演劇で、

1950年代にアメリカで起きたマッカーシズム

(赤狩り)を念頭においてアーサー・ミラーが

書いた現代古典の作品。

 

すでにこれだけで難しそうだし、

ウィキペディアで調べると4幕もあって

すごく長そうだし、登場人物も多いし

…なんだかとっつきにくい><

 

なので見るには予習が必要だと思い、

アーサー・ミラーの戯曲を予め読んでおきました。

(早川文庫にあります。私は図書館で借りました

https://amzn.asia/d/hRUE4wV )

私の2日後マッコンを見たチングは

映画版を見て予習したそうです。

いずれにしても予習しておかなかったら

かなり難しかったかと思いますが、

予習しておいたので登場人物や展開も

理解できたし台詞も大体わかりました。

映画版でも同様だったそうです。

 

私が見たのは平日だったので開始が19:30で

途中休憩20分を挟んで

終わるのが22:30…長いです(・・;)

 

でも、結論から言うと長さは感じなかったです。

引き込まれて見ているとあっという間…

それくらい没入して見てしまう作品でした。

見に行った理由はもちろん

オムさんが出演していたからですが、

推しの出演に関わらず見るべき作品だった

と見終わってから思いました。

 

その理由は出演者達の熱演と

斬新な舞台演出ゆえ…

魔女裁判などと言うと私達の生活とは

かけ離れた世界の話のように感じますが、

今回の舞台がかなり現代的にアレンジされていて

セットや照明などがモダンだったり

衣装も現代的なものを着ているので

問題点が自分達の生きている今の時代に

通じるものだと感じられました。

 

出演者の中で特に印象に残ったのは

まず最初に登場するパク・ウンソクさん。

「ペントハウス」でローガン・リーを

演じていたウンソクさん。

今回はオムさん演じるジョンと対立する

牧師様の役なのですが、

とりあえずパッと見がカッコいい♡

3幕まではいけ好かない奴なのですが

4幕は態度が変わるその変貌ぶりが

見どころでした。

 

もう一人のヘイル牧師を演じた

パク・ジョンボクさんもかなり印象的。

お二人ともオムさんとは「ART」でも

ご一緒しています。

「ART」を見た時は気付かなかったんですが

ジョンボクさんは声が素敵♡

終始正しく物事を判断しようとする

ヘイル牧師のキャラクターとジョンボクさんの

素敵なお声がピッタリでした。

 

男性キャストでもう一人印象的だったのは

ダンフォース副知事役のナム・ミョンリョルさん。

ドラマなどでも拝見したことがある

ミョンリョルさんですが、生で見ると

ダンディでカッコ良くて素敵でした♡

 

女性キャストでは「ウェルテル」に続き

リュ・イナさんがオムさんと再共演。

「ウェルテル」ではオムさんがイナさんに

想いを寄せている役でしたが、今回は逆転。

ついこの前見たのとは真逆の世界観で

最初はちょっと変な感じでした^^;

イナさん演じるアビゲイルは相当悪い女

なのですが魔女を告発したことで

町では聖女的な存在になっていて

3幕ラストの場面では特にその姿が

印象に残りました。

 

女性キャストでもう一人印象的なのが

「ペントハウス」でジェニーを演じていた

チン・ジヒさん。

ペントハウスとは違って気が弱い女の子の役。

揺れ動くメアリのキャラを熱演していて

素晴らしかったです。

 

熱演が素晴らしかったのはここで取り上げた

方々だけでなく全キャストがそうで

おかげでお芝居としての完成度が凄く高い!

見られて良かった…と思える作品でした。

 

あれ?オムさんのこと書いてない…(・・;)

長くなってしまったので、もったいつけて

オムさんのレポはまた改めて…

ソウル旅のレポも書きたいので

先週末放送&配信された

「鬼宮」の話題が書けてないのですが

放送された3,4話で八尺鬼が姿を現しました。

 

2話のエンディングで目元が出てきた

だけでも多少想像はしていましたが、

その姿は想像以上にグロテスクで…><

全身が見えてもドヨンさんを感じさせる

部分は全くありませんでした><

 

なので、本当に八尺鬼を演じてるのが

ドヨンさんなのか半信半疑なのですが、

今日は番組のビハインド映像が公開され

そこには八尺鬼も登場…

(かなりネタバレが含まれますので

まだ本編ご覧になっていない方は

ご注意ください。

ネタバレしても良いから見たい!

という方は覚悟してごらん下さい。)

 

特殊メイクを施されている最中の

八尺鬼の顔と声…

そして演技している姿…

 

メイク中の声は特殊効果とか入ってない

生声のはずだけど、顔があまりにも

違うのでドヨンさんの声だという

確信が持てないっ><;

常々ドヨンさんの顔だけじゃなくて

声も好きとか、手も好きとか言ってきた

私ですが、好き具合に自信が持てなく

なるくらいドヨンさんの片鱗が見つからない~><;;

 

メイクしてもらいながら話しているのは

「ボンドをつけて…

その状態でずっといなきゃいけないのが

一番大変です。

(正直)全て大変です。

鎧まで着けると20~30kgになると思います。

今日はキンパ以外何も食べてないと思う。

食べられないから余計食べたくなるよね(笑)」

という感じ。

 

見た目も想像以上でしたが、

その見た目になる過程だけでも

想像以上に大変そうで

見ていて胸が痛みました><

本当にすごい挑戦をしてたんだな…と。

 

その後の八尺鬼について主演陣が

説明する部分によると

八尺鬼はその名の通り八尺あって

その丈に見合うくらい深い恨みを持っており

どんどん力が強くなっていく鬼で

ビジュアルだけでも恐ろしく

息が止まりそうになる感じだと…

今後八尺鬼を主演陣がどのように

やっつけていくかを見守って欲しい

と仰っています…(・・;)

 

悪役だからやっつけられるのは

分かってるし、悪役推すのは慣れてるけど

どうしてそんなに深い恨みを

持つようになったのか…の部分を

たくさん見せてくれますように>人<

劇中、八尺鬼に力添えする(?)盲目の祈祷師が

天地将軍と呼んでいたリ

メイク動画で鎧を着ると言ってるので

きっと武士だったのね…と想像。

早く見たいな~♡

一昨日から昨日にかけて

1泊だけソウルに行ってきました。

理由はこれ…

オムさん出演中の演劇「試練」。

 

この作品への出演が発表になる前に

先月の釜山行きを決めてしまって

貯金を使い果たしていたのと

4月は忙しくて無理だろうと

思っていたのですが、なんとかギリギリ

行けるスケジュールがあり、

ちょうど友達がソウルにいて

ツインの部屋を取ってる…という

ありがたい条件も重なって

思い切って行ってきてしまいました><;

 

結果的に行って良かったです。

演劇だから分からない部分が多いだろう

と思っていましたが、原作本を読んで

予習をして行ったおかげで

分からない所はほぼ無かったし、

推しが出ているから…という理由以上に

作品としての出来ばえが素晴らしく

お話の内容は重たいので決して

面白いというわけではありませんが、

とても心に残るお芝居でした。

 

さらに、以前から何度も行きたいと

思っていたのにお天気に恵まれず

行けていなかった場所にも

行くことができて念願叶いました^^

 

滞在時間24時間の短い旅でしたが、

満足度の高い旅ができました。

詳しいレポはまた改めて…

最近ドラマ視聴がノロノロペース

なのですが、こちらを見終わりました。

 

ネットフリックスオリジナルドラマ「おつかれさま」です。

 

済州島を舞台にこのポスターでは

IUが演じているオ・エスンと

その家族の苦労や葛藤を描く物語。

 

このポスターでは…と言ったのは

IUは1人2役で、エスンの娘クムミョンも

演じているから…

IUがクムミョンを演じている時代では

エスンをムン・ソリさんが演じます。

 

ポスターのボゴムくんはエスンの

幼馴染で夫になるグァンシク。

ムン・ソリさんがエスンを演じる時代では

グァンシクをパク・ヘジュンさんが演じます。

 

↑あれが…↓こうなる…

 

最初この仕掛けを知らなかったので

へ?ってなりましたが、

分かってみると面白い仕掛けで

そうする意味がすごくありました。

 

エスンは子供の頃から苦労続きで

本当に「おつかれさま」なのですが、

エスンもグァンシクも信念と誠実さを

失わずに自分達の道を進む人たちで

その姿に誰しもが心を打たれるのでした。

前に「シュルプ」を見た時も

母親としての自分はどうだろうか…と

考えさせられる作品でしたが

このドラマは母親としても娘としても

考えさせられました。

 

主演陣にも心打たれましたが

序盤で強烈に涙腺を刺激してきたのが

エスンの母グァンネのヨム・ヘランさん。

たくましい女が似合うんだなぁ…

 

助演でもう一人印象的だったのはこの方

チェ・デフンさん。

お金持ちなのを良いことに

威張り散らす嫌な男。

ですが、デフンさん特有の憎めない

雰囲気を出してご活躍でした。

IU&ボゴムがムン・ソリ&パク・ヘジュンに

なってもデフンさんはそのまま老け役を

演じたのも熱演で良かった~^^

 

子役ちゃん達からお年寄り達まで

どの登場人物も役にハマってて

なんだかドラマを見た感じより

人間ドキュメンタリーを見たような

感覚になってしまう作品でした。

一つ前の記事で書いた通り

韓流ぴあさんの企画で

ミュージカル俳優としてのオムさんの

魅力を語らせて頂いたのですが、

企画の都合上お話できる時間が

10分程度と限られていた為

語りたいこと全てを語れたわけでは

ありませんでした。

 

なので追加でオムさんのことを

より知っていただくために

以前書いたこちらの記事を

再度ご紹介します^^

 

こんなところも見て欲しい… | d-fourのブログ

 

記事を書いたのが3年くらい前なので

動画のリンクが切れていたりしますが

後半のミュージカル部分は大丈夫なはず…

 

プレゼンでは私の推しキャラや

その他の出演作品についてご紹介しましたが

実は残念ながらそのほとんどは

もはや見ることが出来ない過去作品><

なので、きっと今後もオムさんが

出演してくれそうなミュージカル作品の

動画も追加で貼り付けておきます。

 

「그날들」(あの日々)

故キム・グァンソクさんの曲を使って

作られた韓国オリジナルミュージカル。

大統領警護員と彼らが警護する謎の女性

との間に起こるあの日を思い返すお話…

ロマンス、アクション、ブロマンス等

色々なジャンルが楽しめる作品です

その片鱗が見えるカーテンコールの映像

(お借りします<(_ _)>)

 

「광화문연가」(光化門恋歌)

イ・ヨンフン作曲家の歌を集めて

作られたやはり韓国オリジナル作品。

死を目前にした作曲家が

自分の記憶の隙間を埋めていくお話。

こちらもカーテンコールが楽しい作品

なので映像お借りします。

 

 

最近の出演作は韓国的情緒を

ふんだんに生かしたオリジナル作品が

多くなっています。

ご本人がちょうど今日の誕生日で満49歳

になられたので年齢相応な役を

やられることが増えてきた感じ…

 

既に見られなくなってしまった名作も

あることはありますが、

オムさんは常々70代になっても

舞台に立っていたいとおっしゃってるので

これからも素敵な作品でお目にかかれるはず。

まだオムさんをドラマでしか

しかも悪役でしか見たことが無い方は

是非他の姿もご覧になってみてください^^

 

最後に田代さんが紹介された

韓国ミュージカルの魅力と

私がご紹介したオムさんの魅力の

両方が盛り込まれたこちらの映像も

貼り付けておきます^^

ヒッチコック監督で映画化されている

「レベッカ」の舞台映像ダイジェストです。