夏のソウル旅で4公演見てきた最後は
こちらの作品でした。
ミュージカル「エリザベート」
日本では何度か見たことがありますが
韓国版は初めて。
公開されてる舞台映像を見る限り
日本版とは舞台装置や演出が違って
全体の印象も違う感じだったので
日本版の思い出を大事にしたい気持ちもあり
これまでは見てこなかったのですが
今回は見てみました。
キャストはこちら
エリザベート…リナさん
トート…カイさん
ルキーニ…ノユンさん
フランツ…ミン・ヨンギさん
ルドルフ…キム・ウソンさん
ゾフィー…ジュアさん
以下省略
本当はソ・ギョンスさんのトートを
見てみたかったのですが前日の
ナヒョヌエヴァンと被ってしまったのでやむ無し…
リナさんはこれまで何度か拝見していますが
モンテクリストのメルセデスが
とても自分好みだったので今回も期待。
何たってプロフィール写真のお姿が
もう既に美貌を武器にして戦った
エリザベートにピッタリじゃありませんか?
実年齢的には少女シシィを演じるのは
少しキツいかな?と思っていましたが
実物見たら全く問題ありませんでした。
「私だけに」も自由を愛する若いエリザが
意思を固めて力強くはばたこうとするのが
しっかりと感じられる見事な歌唱でした。
韓国版「エリザベート」は今シーズンから
演出の変更があったそうなので
これが前からなのか新演出なのかが
分かりませんが、「私だけに」の後半は
背景が室内から屋外に出て
お城の庭園をバックに最後歌い上げるのが
より羽ばたいていく感じがして
なるほどそういう解釈か…と目ウロコでした。
演出が面白かったのはその後のシーンも。
エリザとゾフィーやフランツとの葛藤が
描かれるシーンでは
広い舞台を一部分だけを使って
カーテンに囲まれたような空間があり、
その中は2Dのような静止画の世界。
(新大久保の2Dカフェみたいな…)
空間の外にいるエリザとルキーニが動いて
産まれた子供がゾフィーに取り上げられる
エピソードがルキーニの歌と共に描かれる
のですが、その時のエリザの衣装が
とっても面白いのです。
シンプルなドレスを着ているエリザに
トートダンサー達が近付いてきて
エプロンのように前側だけしかないドレスを
パカッと装着するのです。
多分ウエストの辺りに芯のような物が
入っていてそれで止めるのだと思いますが
一瞬でパカッとはめて前しか無いので
おっ?何だ?という感じ。
そして子供が取り上げられるというくだりで
ルキーニがそのまエプロン部分を外し
くるくると丸めるとおくるみに包まれた
赤ちゃんになっちゃうのです。
するとまた次の衣装がパカッと装着され
第二子も取り上げられるくだりで
同じように使われるという仕掛け。
衣装が変わることで1曲の歌の間に
それなりの時間が流れてるのを表現してて
面白いなぁ…と思いました。
2D演出はどうかな…と思いましたが…
(今はまだしも10年後とかに見たら
なんかおかしい気がする…)
トート役カイさんは歌は文句なく上手いし
色々な役やジャンルに次々挑戦してらして
本当に凄いと思うのですが、
私のエリザへの入り口が城田トートだったので
あのお姿が刷り込まれていて…
あのいかにも人外な存在がトートだと
思っているのでそれと比べるとカイさんは
立派すぎてちょっと死という存在とは
違うような…
できればトートには色気があって欲しい
のですが、それが足りてない感じ。
…と思いながら見ていたら
「最後のダンス」の途中で上着?シャツ?の
前を自らはだけて胸板を見せてて…
会場は大盛り上がりでしたが、
いや、色気アピールにそれはどうなの…?
と私はちょっと苦笑してしまいました^^;
どうだ!とばかりに歌い上げるお姿は
私は映像でしか見たことが無いけど
祐一郎さんのトートを彷彿とさせました。
…と思って一幕を見終わり幕間に
ロビーで写真撮ったりしていたら
日本人の方が声をかけて下さり
(サクッとスポットの写真だけ
撮った様子で日本人だと分かったそう^^;)
その方も同じことをおっしゃっていて
短い時間でしたが盛り上がってしまいました^^
その方もおっしゃっていたのが
ノユンさんのルキーニが良いってこと。
私は初めましてだったのですが、
何かの映像で拝見してこの方良いな~
と思っていたのです。
ノユンさんルキーニは狂気は少な目だけど
良い感じに世界を達観してバカにしてる
軽妙な態度がノユンさんのビジュアルに
合っていたし、歌もカッコ良いシャウトが
気持ちよくキマってました。
で、ノユンさんのビジュアルが
今ドヨンさんが出演してるドラマ
「家族関係証明書」でドヨンさんが演じる
スンヒョンの弟スンウにちょっと似てて…
勝手に肩入れしちゃってました^^;
エリザベートの登場人物の中で
私が何気に好きなのがフランツ。
今回フランツはヨンギさんでした。
リナさん以上に若いフランツを演じるには
ちょっと無理があるのでは?という年齢…
でもヨンギさん特有の艶のある声は
年齢を超越して愛を歌っていらっしゃいました。
ヨンギさんが目一杯愛を歌うの
「三銃士」のアラミス以来かも…
懐かしい感覚になりながら堪能しました。
日本とは違うんだな…と思ったのは
皇太子ルドルフの存在。
私が韓国版初見だったから全体の流れに
持っていかれ過ぎて見逃してるのかも
しれませんがなんか急に
ルドルフ出てくる感が…
そのせいか見どころの「闇が広がる」も
歌は物凄いけどルドルフへの
感情移入はできずに終わっちゃいました><
全体的に歌の迫力に押されて
物語に入り込めずに終わってしまった感…
韓国版の迫力についていけなかった
私が悪いのだろうな…と思います。
韓国エリザファンの皆様には
ごめんなさい<(_ _)>って感じです。



