昨日見てきたミュージカル「三銃士」。
まだまだ語り足りないので
日本版と韓国版の違いを中心に
語っていきたいと思います。
ガッツリとネタバレしますので
今回日本版をネタバレなく見たい方は
ここから先はご遠慮ください<(_ _)>
このビジュアルを見た時に
衣装がかなり現代的っぽかったので
え?そういう感じ?と思ったんですが
舞台衣装は韓国版とかなり似ていました。
特にダルタニアンとコンスタンス、王様あたり。
一番違ったのはポルトスかな…
韓国だとアイボリーの衣装ですが
日本は紺に近い青の衣装でした。
会場の明かりが落ちていよいよだ!
とドキドキしながら待っていると
幕があがっていきなりアトスが登場しました。
バックにはオーバチュアの音楽が流れ
アトスが作品の背景について説明します。
そしてアトスの師匠であり
ダルタニアンの父登場。
父はジュサックによって殺されてしまいます><
「王様をお守りしろ。
正義は必ず生きている」と言い残して…
暗転の後は韓国版と同じパーティーの場面。
リシュリューからの贈り物だといって
ミラディの鉄仮面ダンスが披露されるのは
同じですが、韓国版だと王様が仮面をつけると
外すことができず、その場に居合わせた
貴族たちは皆殺しにされてしまうけど
日本版では王様がホンモノなら仮面は外れる
と言って一旦外し、貴族たちは帰る設定。
その後もう一度仮面をかぶると
鍵をかけられ外せなくなってしまう…
ダルタニアンの登場シーンは韓国版と同じ。
ダルタニアン役の末澤さん若々しくて
キャラが合っていました。
でも歌い出してからはゴメン脳内で
オムタニアンに変換してニヤついてた…><;
パリに到着したダルタニアンのシーンも
ほぼ韓国版と同じ。
パリ市民たちと踊るシーンはアンサンブルが
皆登場するので韓国でも舞台が手狭になる
感じがしますが、日本版も同じく。
あれ?日生の舞台ってこんなに小さかった?
と思いましたが、最後になってオケが
舞台上の後ろにいたと分かりました。
三銃士それぞれと決闘することになってしまう
シーンの展開も同じですが、
ダルタニアンがアトス達に言われて
腹を立てるワードが韓国では田舎者だけど
日本ではガキでした。
韓国ではガキとは言えないおじさんも
ダルタニアンやってたからね~^^;
市民にボコボコにされたダルタニアンを
コンスタンスが助けた後、
日本版ではダルタニアンを男性二人が
コンスタンスの宿まで運びちゃんと
ベッドに寝かせてあげてから
二人のデュエットに…
鉄仮面の王様から指輪を預かって
決闘に向かうくだりは同じ展開。
決闘シーンもセットの作りや
フォーメーションもほぼ一緒でした。
もちろん細かい動きはそれぞれ違うけど
全部の動きは追いきれないので
全体のフォーメーションとしては
変わらないイメージ…
この後大きく違うのは韓国版のお楽しみ
銃士テストのくだりが無いってところ!
日本版ではダルタニアンのジュサックとの
戦いぶりを見たアトスが力を認め
銃士への推薦状を書いてやると言って終了。
三銃士達が肩をゆらして笑う
「ワーハッハッハ」もありません。
コンスタンスの宿屋(酒屋)での
ダンスシーンは振付は韓国版に似ているけど
音楽が全くちがいます。
韓国版音楽はきっと韓国オリジナルなのかな?
日本版は他のシーンで使われる音楽が
アレンジ違いで出てきてました。
パリの浪漫では坂本アトスと末澤タニアンが
なかなかイチャイチャしてたのが見どころ(?)
ここだけでは無いのですが
韓国版では音にピッタリはまる
「チング~」とか「サ~ラン」だったところが
日本語に訳すのが難しかった感じで
訳者のご苦労が伺えました…
王様とコンスタンスがミラディに連れ去られ
ダルタニアンが馬車を追うシーンは
同じなのですが、日本版は映像は使わず
馬車のセットも人力で動かし、
背景が飛んでいく様子は街灯を人力で
動かして表現していました^^;
(まだ開幕間もないのでこの辺りとか
他にも大型セット動かす場面では
ぎこちなさが目に付くところも…
最後までお怪我無く気を付けて下さいね~)
馬車が去ってしまってからのくだりも
韓国と同じだったのですが、
いよいよ1幕エンディング…ってところで
私的にはかなりの驚きが@@
「All for one」のテンポがかなり速い><;
韓国版が染みついている身としては
最後まで違和感でした(・・;)
それでも振付は韓国版に似ていて
間奏部分で剣を抜いて掲げるところとか
最後に剣を合わせるところは一緒。
4人で剣を合わせてるところにライトが当たって
…と脳内でちょっとオムユミンボムに
変換しながらニヤついていたら
幕が上から下りてきた~><
剣を持った腕を上げきる前に
幕が下りて隠れちゃうのでした><
あそこは最後まで腕上げて暗転
…で良いと思うんだけどな~。
と、ここで1幕終了な訳ですが、
気付いたらアラミスのシーンが無い!
韓国版ではアラミスは
元オペラ歌手という設定で
イザベルことミラディとの昔の恋話が
語られながら劇中劇のシーンがあるのですが、
その設定は韓国初演のアラミスである
ヨンギさんが声楽出身だったから
韓国で作られた設定…
なので、アラミスの女たらしキャラの設定は
同じなのですが、酒場でのオペラシーンは
まるごと無いのでした…
というわけで1幕は銃士テストも無いし
アラミスのオペラも無いので
韓国版よりだいぶ短い55分間…^^;
1幕舞台は短かったのにレポ記事はやけに
長くなり過ぎたので今日はここまで…
2幕はもっと韓国版と違うのですが
どこまで覚えているか…(・・;)
覚えてる限り改めて書きます<(_ _)>