パリでは毎日オリンピックの熱い戦いが

繰り広げられておりますが、

今日は私もちょっとパリへ行ってきました。

日比谷のパリへ…

 

ミュージカル「ムーランルージュ」を見て来ました。

 

昨年日本初演で話題になっておりましたが、

あまりに高額なチケット代に手が出ず…

どんな作品なのか興味はあったけど、

推しも出て無いし…と今シーズンも

様子見していたところ、

イープラスさんの貸し切り公演で

独自の価格設定をしていらっしゃり

最安のお席は6,800円!

これなら…と抽選に申し込んだら当選し

見ることが出来ました^^

 

噂には聞いていましたが帝国劇場に入るなり

すっかり別世界~

普段に輪をかけてゴージャスな雰囲気でした。

 

ムーランの舞台も開演前、休憩中、終演後は

撮影が可能。

最安席なので当然2階でサイドのブロックでしたが

こんな感じの視野で全体が見渡せ

ガッツリ見たい推しもいないのでちょうど良かったです。

 

何の予習もせずに望んでしまったので

付け焼刃な情報ですが…

パリのキャバレー、ムーランルージュを舞台に

ムーランのスターのサティーンと

アメリカから来た若い芸術家クリスチャンと

お金持ちの公爵デューク二人の男を巡る物語。

そのお話をムーランのショーが彩る

という形式のミュージカルです。

 

音楽は新旧既存の曲を紡ぎ合わせる

マッシュ・アップという方式で作られていて

ちょっと特別な作品。

「マンマ・ミーア」とか「クナルドゥル」みたいな

ジュークボックスミュージカルとは違って

一つの曲がフルとか部分的に歌われるのでなく

あの曲だと思うとすぐ別の曲が登場したり

本当にマッシュされた状態で既存の曲が

使われているのでした。

私は洋楽に詳しく無いので

時々しかあの曲!って思えなかったけど

詳しい方はもっと音楽を楽しめるのだろうなぁ…

 

見てきたキャストはこちら…

(韓国風キャスボ大歓迎)

 

サティーン:平原綾香さん

クリスチャン:甲斐翔真さん

シドラー:橋本さとしさん

ロートレック:上野哲也さん

デューク(公爵):Kさん

サンティアゴ:中河内雅貴さん

ニニ:藤森蓮華さん

ショコラ:菅谷真理恵さん

アラビア:MARIA-Eさん

ベイビードール:大音智海さん

以下省略…

 

平原さんの歌声は特徴があるので

きっと好き嫌いがあると思いますが、

今回の役は唯一無二な存在というキャラ

なので違和感なく聞くことができました。

平原さんのお芝居を観るのは初めてでしたが、

終盤本心を隠した態度をとるシーンは

切なかったです><

 

甲斐さんはこの前トーク&歌の配信では

拝見したけど生では初めて。

クリスチャンはサティーンへの

真っすぐな愛がイタイくらいのキャラですが

その若々しさにピッタリでした。

これ、ダブルキャストの芳雄さんだと

この若さのキラキラはどうなってるんだろ?

と思ってしまいまいした><;

が、一方で歌はあ~ここは芳雄さんの歌で

聞きたかったかも…というところも。

 

この方で良かった!と思ったのは

シドラー役の橋本さとしさん。

さとしさんの掛け声で舞台が盛り上がるし

かなりたくさん歌って踊っていらして

大変そうだけど生き生きとしてらっしゃいました。

今年は「カム・フロム・アウェイ」でも

今回でも存在感が大きくて

私の中でかなり株が上がった感じです。

 

クリスチャンのライバル(?)である

デュークは今回はKさんでしたが、

ダブルキャストが伊礼さん。

伊礼さんだったらもっと嫌味たらしく

演じるんだろうな~というシーンがあって

伊礼デュークも見て見たかったな…

 

と主演陣も頑張っていらっしゃいましたが

それ以上に印象的だったのは

アンサンブルの皆さん。

歌もダンスも量がすごく多いし

なのに質が高くて素敵でした♡

いや、何ならこっちだけでも良くない?

ラブストーリーメインのお話にしなくても

群像劇的に色んなキャラを描いて

「コーラスライン」みたいにしても

良かったんじゃない?とか思ってしまいました。

(原作あるからそうもいかないだろうけど)

 

そんな歌やダンスが最後まで楽しめたのが

カーテンコール。

拍手や歓声で盛り上がりました~><♡

日比谷のパリもアツかった~><;