昨日の昼は開幕間もないこちらのミュージカルを見て来ました。

 

「ビリーエリオット」です。

 

2017年、2020年に続き国内3演めの今回。

私は前シーズンを見て無かったので

7年ぶりの観劇になりました。

 

前回までは赤坂ACTシアターでの上演でしたが

今はハリポタ専用劇場になってるので

今回の会場はブリリアホール。

ミュージカルの会場としてはかなり

悪名高き会場ですが、昨年「BACK BEAT」で

お邪魔した時もさほど音気にならなかったし

今回も私が見た席では問題があるようには

感じませんでした。

きっと会場側だけでなく使用する側の

技術スタッフの方々の努力があるのでしょう…

 

ブリリアホールはロビーもあまり広くないので

上の写真の他

こちらのフォトスポットや

キャストボードも会場の外にあります。

つまり、チケット持って無くても

ここまでは行ける韓国パターンです。

 

今回のキャストはこちら…

 

ビリー:浅田良舞くん

お父さん:益岡徹さん

ウィルキンソン先生:濱田めぐみさん

おばあちゃん:阿知波悟美さん

トニー(ビリーの兄):西川大貴さん

ジョージ:芋洗坂係長さん

オールダービリー:山科諒馬さん

マイケル:西山遥都くん

デビー:内藤董子ちゃん

以下、省略…

 

そう、今シーズンこの作品には

最近の私の国内最大推しの西川大貴さんが

出演されているのです。

なので、チケットも西川さん経由で

手配したのですが、着席してみたら…

なんと!2列目のドセン><;

舞台めちゃ近い~っ!!

って、私7年前にビリーを見た時も

似たような人生一の良席で見ていて

どうやらビリーとの席の相性が良いらしいです。

 

主役のビリーや友達のマイケル役の少年達は

1年以上かけレッスン形式のオーディションを

勝ち抜いて選ばれているので

主題になるバレエだけでなく

タップもアクロバットも芝居も歌も

何でもできて本当に凄い!

前に見たのがずいぶん前なので

きちんと覚えていないのですが、

前よりダンスが激しくなってるような…

さらに上演時間も前より長くなってる?

この長時間の舞台を集中力切らさず

演じ続けられるだけでも凄いと思っちゃいます。

が、昨日のビリー浅田くんは

芝居が進むにつれどんどん没入度が

高まっていくのが感じられて

この後も舞台に慣れてくるとますます

良くなるだろうな…と楽しみになりました。

 

マイケルの西山くんはとてもキュートで

笑顔が可愛かったです♡

 

本命、西川さんのトニーは…

アツかった~><

トニーは元々アツいキャラなんだけど

西川さんって一瞬で火花を散らすような

感情爆発の演技が上手なので

お父さんと対峙するシーンや

ウィルキンソン先生と対峙するシーンの

熱量がたまりませんでした><♡

かと思うとお茶目なシーンもあって

そこは可愛かったり…楽しめました。

 

7年前に見た時は作品のテーマの比重が

完全にビリーの成長や葛藤に重みを

感じて見ていたのですが、

今回は西川さんを目で追っていたせいか

炭鉱夫たちの戦いの物語の重みが

増しているように感じました。

 

お父さんの益岡徹さんは武骨な炭鉱夫ながら

息子たちへの愛が感じられたし

おばあちゃん役は7年前の久野さんは

かわいいおばあちゃんって感じだったけど

阿知波さんはしたたかさも感じられる

炭鉱町に生きるおばあちゃんでした。

お二人とも芝居はモチロン歌も素敵でした。

 

ウィルキンソン先生は濱田めぐみさん。

想像以上に役との親和性が高くて

さすがだわ~と驚きました。

 

歌、踊り、芝居の全てが入っているのが

ミュージカルという総合芸術ですが

それぞれの要素が全て高い精度で

集まっている作品はなかなか無く

しかも物語のテーマも子供の話だけでなく

社会問題や家庭問題まで描いていて

本当に全ての要素が詰まっているのが

「ビリーエリオット」。

この作品を舞台化した制作陣もすごいし

上演を実現させるスタッフ陣の

情熱が素晴らしいと思います。

ただでさえ暑い夏ですが、

おかげでますますアツイ夏になりそうです><;;

 

ビリーエリオット公式

【公式】ミュージカル『ビリー・エリオット』 (billy2024.com)

 

西川さんのクロネコチャンネルで

「ビリーエリオット」解説動画

 

あ、そうそう!

劇中最初に登場するスモールボーイ役を

昨日は藤元萬瑠くんが演じてて

マル君と言えば「ミス・サイゴン」のタム。

途中西川さん演じるトニーと

絡むシーンもあったのでちょっとキュンと

してしまいました><♡