推しのいぬ間のドラマ視聴…

今回見終わったのはこちらです。


ディズニープラスで配信中の「サムシクおじさん」

 

ソン・ガンホさんのドラマ初出演作として

期待を集めたディズニープラスオリジナルドラマです。

 

戦時下においても身内には3食欠かさず

食べさせるサムシクおじさん(ガンホさん)。

…という触れ込みだったので

てっきりハートウォーミングなドラマなのかと

思って見始めたのですが、

心温まる要素よりもノワール要素の方が

強めのヒューマンドラマでした。

 

製菓業を営むサムシクおじさんだけど

その正体は政財界の裏で暗躍するフィクサー。

そんなおじさんが目をつけたのが

奨学生としてアメリカに留学していた

エリート官僚のキム・サン(ピョン・ヨハンさん)。

同じ理想を持つ二人はその実現のため

タッグを組むことに…

果たして二人が理想とする国は

作れるのか…というお話。

 

オープニングでよくある

「このドラマはフィクションです」という

字幕が表示されるのですが、

韓国語ではその後に

「このドラマの特定のストーリー要素は実在する歴史上の事件にインスピレーションを受けていますが、ドラマで描写される地名、人物、団体、設定および事件等は虚構として創作されたものであることをお知らせします」

と付け加えられています。

 

その実在する事件というのが

1960年3月~5月にかけて起きた

4月革命と呼ばれる一連の出来事。

具体的な内容はこちらをご参照ください<(_ _)>

四月革命 (韓国) - Wikipedia

 

ドラマは事件後に軍施設で取り調べを受ける

サンやサムシクがこれまでのことを

回想していくという作りになっていて

時系列が行ったり来たりしながら

お話が進んでいきます。

…が、これがちょっと難しい(・・;)

集中して見てないと分からなくなります><

 

そもそもの時代背景とか事件を

知っていれば最初の方から想像がついて

もう少し分かりやすいのかもしれないけど

それを知らない私にとっては

何だかずっと説明され続けてる感じで

どこがお話の核心なのかつかめないまま

話数だけがどんどん進んでいく感じでした><;

 

ガンホさんもヨハンさんも演技は

素晴らしかったんだと思うんですが、

お話にハマれ無いまま見てしまったので

それも半減してしまった感じ(・・;)

なんかもったいなかったな~というのが

率直な感想です。

 

主演のお二人の演技も良かったけど

この方も良かったなと思うのは

若い国会議員カン・ソンミン役のイ・ギュヒョンさん。

ちょっと危なっかしいキャラやらせたら

上手いんですよねぇ^^;

 

韓国で間もなく開幕のミュージカル

「ジェントルマンズガイド」ではドラマと真逆で

とっても面白い8つのキャラを演じるギュヒョンさん。

今回も生で拝見することはできないけど

無事完走されるよう応援しております^^

ちなみにこれは前にやった時の映像。

 

もう一人この作品でも会えたと

嬉しかったキャラがこの方。

パク・ボヨンさんのドラマ

「いつも心に太陽を」の患者さん役で

すごく印象的だったノ・ジェウォンさん。

今回も眼光が印象的なキャラでした。

 

先ほども書いたようにノワール要素が

強い作品であまり笑えるシーンは

無いのですが、その中でちょっとだけ

ほっこり微笑ましかったシーンに登場した

貴重なキャラはこの方が演じてました。

オムさんがメンターを務めたサバイバル番組

「ダブルキャスティング」の優勝者ナ・ヒョヌさん。

「魅惑の人」に続いてドラマで遭遇~。

ヒョヌさんもいつか舞台で拝見したい方です。

 

私はイマイチはまれないまま

最後までいってしまったドラマでしたが、

どうやら好き嫌いが分かれる作品なよう。

良かった…という感想も見かけるので

気になる方はご自分に合うかどうか

ご自身で検証されることをオススメします。