今日はミュージカルを観劇してきました。

見たのはこちら

「ナビレラ~それでも蝶は舞う~」です。

 

韓国でウェブトゥーンとして発表された作品で

それが韓国でミュージカル化され

ソン・ガンさん主演でドラマ化されて

ネトフリ配信されヒットした作品。

私も最初ネトフリでドラマを視聴し、

その後配信で韓国版舞台を拝見しました。

どちらも好きな作品だったので

これが日本版で上演されると知り

チケットを取りました。

 

昔好きだったことをいつかまたやりたい

という夢を叶えることなく亡くなった

親友を見送った70歳の老人ドクチュルが

偶然目にした23歳のバレリーノ

チェロクに触発されてバレエを踊りたい

という昔の夢を叶えようとする物語。

 

ドラマも感動的でしたし

配信で見た韓国版舞台も良かったけど

今回の日本版ミュージカルは

それらを軽々と跳び越える感動を受けました。

 

その最大の理由は三浦宏規さん演じる

チェロクのバレエが美しいから♡

ドラマのソン・ガン君も美しかったけど

バレエそのものは代役が踊っていたし

韓国版舞台は踊れないわけじゃないけど

バレリーノのそれでは無かったんですが、

三浦チェロクは本人がちゃんと

バレリーノとして存在していて

舞台の冒頭からそれをしっかり見せてくれる♡

そして美しいバレエを何度も見せてくれる♡

この本物感がたまらなかったです><♡

 

どんな感じかはこちらの舞台映像で

チラッとご覧ください…

 

チェロク以外のバレエ団員を演じる

アンサンブルさん達も皆さんバレエが上手で

最初に皆さんが動きを揃えて

美しく踊ってる時点で大満足でした。

(その時点ではチェロク未登場だけど)

 

さらに私を喜ばせたのはチェロクの師

バレエ団長のムン・ギョングクを演じた

舘形比呂一さん♡

以前原田優一さんと可知寛子さんが共演

するというので見に行った

「眠れぬ森のオーバード」でも

そのキレキレな身のこなしと

美しい立ち姿に惚れ惚れしたのですが

今回も本当に体のラインが美しい~><♡

伝説のバレリーノだったという設定に

ピッタリなのでした♡

 

このバレエ団に入門を申し込んで来る

老人ドクチュルを演じるのが

川平慈英さんで、キャスティングを見た時は

ドクチュルにしてはお元気過ぎでは?

と思ってしまったんですが、

バレエへの情熱を持ったドクチュルは

慈英さんに合っていました。

きっとご本人は苦労されて老いているでしょうが

韓国版のドクチュルがもっと若い俳優さんで

お年寄りだけどしっかり歌いあげてたのに

比べるとよりお年寄りらしさが出ていたし

老いに抗う姿は涙無しには見られませんでした><

 

この作品見たら泣くだろうということは

もちろん予想の上で行ったのですが、

思ったより泣きポイントが早くからあって

1幕の時点で既にしっかり泣かされ

これは2幕が心配だと思っていたら

案の定2幕はほとんど泣いてました><

 

というのも、日本版の舞台は

韓国版よりもドラマに近い演出になっていて

配信<生というのがあるにしても

物語に没入しやすい演出だったと思います。

(韓国版をしっかり覚えてる訳では無いけど)

 

韓国版よりドラマに近くて嬉しかったのが

チェロクの友達(ライバル?)ソンチョル。

ウェブトゥーンを読んでいないので

原作にどちらが近いのかは分かりませんが

日本版のソンチョルはドラマの設定と

同じで良かったです。

しかも、演じていた瀧澤翼さんが

初めましてでしたがカッコ良かった~♡

 

シーンもだいぶ韓国版とは変わっていて

あのシーン無くなってるな…とか

この設定は韓国版には無かったな…

と思うシーンが多々ありました。

そのほとんどがドラマに寄せてる感じ

なのとバレエをより多く見せる演出で

ドラマファンとしては大満足大感動だったのでした。

 

どれくらいの感動度合いかと言うと…

私、韓国でも推しの公演以外は

プログラム買わないし、

日本では推し公演でも何か特別な公演

以外はほとんどプログラムを買わない

のですが、今回買っちゃいました><

なんか、この公演を見た証拠が欲しくて…

そして隅々まで公演のことを知りたくて…

何ならもう一度リピートしたいくらいですが

残念ながらチケットが無い><

なので、また近いうちに再演を

お願いしたいです♡

 

そうそう!この作品は劇中に

プリエとかパッセとかバレエの技(?)

の名前が色々出てくるのですが、

ドラマや韓国版舞台では登場した

シソンヌだけは日本版ではカットされてたな~^^;