4日間で5公演見てきた春の観劇旅。
さっそくオムさんの演劇「ART」から
レポしていきたいと思います。
劇場は大学路のリンクアートセンター。
外観がオシャレです~^^
この日は雨模様だったのであまり綺麗な
写真が撮れなかったけど…
駅から近いですが、結構きつい上り坂で
時間に余裕が無かったら大変だったな…と思いました。
(初演を見た時は飛行機延着で
スーツケース持って会場に駆け込んで
ギリギリセーフだった記憶が…^^;)
1階でチケットを引き取り
エレベーターで3階へ…
壁にはキャスト達のお写真が…そして
マチネのキャストボード。
マチネのキャストは…
セルジュ:オムさん
マーク:パク・ウンソクさん
イヴァン:パク・ジョンボクさん
キャストボードを写真撮影するためには
きちんと並んで順番が来てから
正面で撮影しなければいけなくて
ボードさえ撮れれば良い私は最初
列の外から撮影しようとしたら
注意されてしまいました><;
今回はどこの会場でも待機列があって
並んで撮影しなければいけないようになってました。
コロナ前は並んでいる列はあっても
横から撮ったりすることもできたので
わりとカオスになってる時もあったけど
もうあんな感じになることは無いのね…^^;
この回は土曜日の昼ということもあり、
オムさんとパク・ウンソクさんと言えば
「ペントハウス」のダンテとローガン
ということもあってか、まさしく
血ケッティングでした><
私はちょっと出遅れてしまったこともあり
なんとかチケットをゲットできたけど
かなり後方の座席(・・;)
以前同じ作品を見た時の会場は
客席の段差が小さくて下手すると前の人の頭で
舞台が隠れてしまうリスクがありましたが、
今回の客席は逆に段差がかなり大きく
舞台が隠れることはないけど
かなり上から見る感じになってしまいました><
結果、マチネは全体を見渡しながら
ストーリー展開を思い出すことになりました。
…とは言っても膨大な台詞量の芝居なので
全てを理解できたわけでは無く(・・;)
特に昼公演はアドリブ(?)も多かったので
他のお客様達が笑ってる時に
何で笑ったか分からない時もあったり
脳みそフル回転しても追いつかなかったりしました><;
マチネに出演の3人は2018年の初演から
「ART」に出演されてるので
伸び伸びとやりたいことやってる感じ。
特に本格的に争い始める辺りでは
動きも大きく派手でそれだけで笑いが
起きていました。
昼と夜の公演でマークのキャストだけが
違ったのですが昼公演のマーク
パク・ウンソクさんは活発な感じ。
喋り方もハキハキと喋るし
ジェスチャーも交えながら
明朗に客席とコミュニケーションしてる感じ。
なので、その相手をするセルジュも
昼公演は少し幼めに演技してる感じでした。
つまり…オムセルジュがかわいい♡
自分が大金をはたいて購入した
アントルーワの絵画を
「こんな板切れに5億も出さないよな?」と
けなされてカチンと来た時も
ちょっと拗ねたような表情をしたり…
初演の時よりも全体的にかわいさがあって
お茶目な性格に見えました。
マークがモダンな物を受け入れられない
堅物的な性格なのに対して
セルジュはモダンな物に惹かれる性格
なのでそういうキャラ設定にしたのかな?
とも思えたし、何シーズンかやるうちに
オムさんとセルジュが近付いてきて
一体化してきた感じもしました。
プログラムの中にミニインタビューがあり
キャラと本人のシンクロ率を聞かれる
質問があるのですが、それには
「70%くらい一致してると思います」
と答えていました。
ちなみに他のインタビュー内容は…
Q:明日5億入金され1週間以内に使わないと
消えてしまうとしたらどうする?
A:家をリフォームします
Q:カシューナッツvsオリーブvsマグネシウム
のうち一つ選ぶなら?
A:マグネシウム
Q:演じている役以外で演じてみたい役は?
A:’キャサリン!’
Q:私が考える友情とは( )だ!
A:’血(Blood)’だ!
Q:演劇「ART」を見にいらっしゃるお客様へのメッセージ
A:気楽に楽しんで頂きたいです。ありがとうございます。
やってみたい役がキャサリンって><;
キャサリンとはイヴァンの婚約者。
イヴァンの台詞の中でしか登場しない
キャラクターです><
…けど、考えてみたら会話に登場する
キャラも含めて一番善良な感じの人かも(・・;)
ただのウケ狙いなのか
それともそこまでキャラ分析してるのか…
話を戻して…かわいいオムセルジュ
だったんですが、見た目的には
昨年もそうでしたが体が締まってて
スタイル抜群でカッコ良かったです。
特にジャケットを脱いでベスト姿に
なってからは脚の長さが引き立って
もぅ光ってらっしゃいます✨
そしてお芝居の面でも…
この作品イヴァンの長台詞がすごくて
注目ポイントなのですが、
その前後にセルジュもなかなかの
長い台詞があるのです。
ドラマの中でマシンガンのように喋る
台詞をラッパーのように言うオムさんが
注目されたりしますが、
この舞台だとより速いスピードで
台詞を畳みかけるのを生で見ることが出来ます。
これもプログラムに書かれてるのですが
イヴァンの長台詞はA4用紙に12pの文字で
2ページ分、1,646文字に渡り
人にもよるけど5~6分ほどかかるそう@@;
覚えるだけでも大変そうなのに
感情込めて途中キャサリンやお母さんにも
役替わりしながらしゃべり続け
演じ続ける俳優さん達素晴らしすぎます><♡
ちなみにプログラムの同じページには
オムさんが自宅に「アントルーワ」を
所蔵している…という話も。
初演当時アントルーワが気に入って
同じ大きさで同じコンセプトの絵を
描いてもらい家に飾っているのだとか。
5憶では無いはずですけど…^^;
あと、私が気になっていた絵の価格も
物価に合わせて上昇しているのだそう。
そんなに上がってるのか…><;
確かにチケット価格も上がってるし~
マークが活発そうで血の気も多い感じなので
セルジュも大きな声で喧嘩売ったり
勢いよく走り回ったりしていました^^;
そんな勢いよくケンカしていた3人が
仲直りへ方向転換するシーンでは
またオムセルジュがかわいく見え
ちょっと胸がキュっとなりました><
初演を見た時はいまいち分かって無かったけど
このお話は友情のお話なんだな…と
改めて認識できました。