久しぶりに韓国時代劇を見ました。

(韓国の言い方だと史劇)

 

ネトフリで配信されてる「魅惑の人」です。

 

チョ・ジョンソクさん演じる王様と

王様を欺いて男のふりをして

囲碁のお相手をする女性シン・セギョンさん

との駆け引きと愛の物語。

 

韓国ではtvNさんで全16話で放送されました。

こちら韓国のHP

세작, 매혹된 자들 | tvN (cjenm.com)

 

韓国語のタイトルは

「細作、魅惑された者たち」。

って書かれても意味が分からず…

 

細作(セジャク)って何だろう?と調べたら

「ある国家や団体の秘密や状況を秘密裏に調べ戦争や対立関係にある国家や団体に提供する人」だそうで、

つまりはスパイのようなもの。

字幕では間者と書かれていました。

 

日本語タイトルだと魅惑「の」人なので

イマイチ分かりにくいですが、

要するにスパイのように相手(相手組織)に

入り込んで情報を得たり

相手を陥れようとしたのに相手や

自分自信の欲や心に惑わされ

当初の目的を達せられなかったという

意味合いが強かったです。

 

セジャクになろうとするメインの人物は

セギョンさん演じるヒロインなのですが、

他にもセジャクになる人

セジャクの疑いをかけられる人

セジャクを送ろうと画策する人など

とにかくあちこちセジャクという言葉が登場しました。

 

セギョンさんが魅惑されてしまうのが

王様イ・イン(チョ・ジョンソクさん)なんですが、

まぁ魅惑されるのも致し方ない…

そんな王様いるはずないだろってくらい

人間的にカッコいいのです。

見ながら「いや、そんなバカな…」と

ツッコミながらもカッコいいキャラに

私も魅惑されてしまいました><;

 

そんな王様には右腕になる護衛武士が

いるのですが、その人物が…

ミュージカル俳優カン・ホンソクさん。

ホンソクさんと言えば

私的にはこれなんですけど

カッコいい王様をお守りしてる

ホンソクさんもカッコ良かったです。

 

セギョンさん演じるヒロインにも

守ってくれる人物がいてその人が…

これまたミュージカル俳優(?)のナ・ヒョヌさん。

ヒョヌさんと言えば…

ミュージカルのアンサンブル俳優さん達が

主役の座をかけて争うサバイバル番組

「ダブルキャスティング」の優勝者!

初登場から選曲や没入感が良くて

番組で優勝し、ミュージカル「ウェルテル」の

主役の座を射止めたのでした。

 

ホンソクさんもヒョヌさんも

ジョンソクさんと同じ事務所なので

ドラマでも活躍されてるんですね…

3人ともほんと男前な役どころで素敵でした。

 

もう一人私が見つけたミュージカル俳優さんが

先王の王妃を演じていたアン・シハさん。

1話から次々ミュージカル俳優さんが

登場したのでちょっと驚きました。

 

シハさんの夫=先王を演じていたのが

チェ・デフンさん。

こっちの王様はどちらかと言えば

カッコ良くないキャラだったんですが

デフンさんの王様ぶりは良かったです。

この方、見る作品ごとに演技が上手く

なっていらっしゃる気がする…凄いです。

 

主役の二人は囲碁がとても強い

という設定なので、

お互いに先を読み合い、

相手を探り合ったり思いやりあったり。

私は囲碁の楽しさを知りませんが

先読みしながら一進一退する展開は

囲碁の世界に似ていたのかもしれません。