暑すぎる日が続いてますね──
体調管理…難しいですけど、気をつけましょうね。
さて、
真っ先に何を思い出しますか?
部活で流した汗?
夏休みに食べたスイカ?
夏祭りの屋台の焼けるソース?
また少しカッコつけさせていただくと、
私は──遠くの雨の匂いです。
雨はあまり好きではなかったのですが、
「あ、雨の匂い!」って感じるのって、
夏特有じゃないです?
梅雨の、まとわりつく湿った空気とは少し違う、
遠くで降り始めた雨の気配──
少しの涼しさと湿り気が風に乗ってやってきて、
「あ、雨が来る。」って感じられる、あの匂いです。
そして──
灼けたアスファルトに、ぽつりと雨粒が落ちる。
最初の一滴に気付いたと思ったら、
雨跡が一気に広がっていき、
立ち上る水蒸気とともに、匂いが強くなります。
少し焦げていて、少し湿っていて、
胸の奥をくすぐるような匂い。
ペトリコールという名前があるのを、最近知りました。
子どもの頃は、あの匂いを感じるたび、
少しだけ未来を知る予言者になった気分でした![]()
最近は、あの匂いがすると、
いろんな夏が一気に甦ります。
部活に打ち込んでいたプールサイドだったり、
下校途中、慌てて雨宿りした軒先だったり、
友達と遊んでて、ずぶ濡れになったことだったり、
どの場面も、なぜか笑っているんですよね![]()
雨に濡れたあと…
いつの間にか服も髪も乾いているのに、
靴と靴下は、なかなか乾かなかったですね…
雨の匂いは、
ちょっと先の未来と、懐かしい過去を、
いっぺんに連れてきてくれます。
だから今でも、
遠くからあの匂いが風に乗ってくると、
「あ、雨が来る!」
そう思いながら、最初の一滴が落ちる前に、
つい深く息を吸ってしまいます──
季節が巡るころに、また──




