ポチッと聞きながら どうぞ…涙。

苗場といえば…ふふふ。

 

少し前から苗場に来ています。

仕事を終えた息子とも合流。

 

本日終盤に待ち構えている危機一髪な事件を予想だにしないワタクシ…。

笑顔で写真に収まっています…(笑)

 

バカですねーー💦

 

 

 

本日、苗場から、ゴンドラで
みつまたかぐらスキー場へ。
苗場よりも雪がよかろうと思って、移動。



雪は良かったし、空いているし、うーん、良かった。

で、帰りはゴンドラに乗って降りて来て路線バスで苗場に戻る算段だった…。
時刻表も確認しておいた。




なのに、バスが…来なかった…。

((((;゚Д゚)))))))



で、同じように困っている集団が…。
聞けば上海からのグループだと言う。



困ったね~。

どうしようか~。

って、私と上海の女の子と雑談。ダダと息子は色々聞いて回ったり、バス停を見つけに行ったり、バタバタ。


あ、あの、ここに私調べて来たんですよ、4:47の苗場プリンスホテル行き、これないんですか?

と、携帯の画面を見せてくれたが、ダイヤの運用期間も大丈夫だし、ねえ、どうなってんの??

もう、タクシーしかないけど、ダダが電話したらそんな遠くまで行きませんって!




どうしましょう???





とりあえず、ダダと息子に任せてみましょうということで、バス停で、女子トーク(笑)



上海から来たという女子。

上海って、バンドとか、豫園とか行きましたよ、そこでね、中国の方に色々、良くしていただいて、私、中国大好きで…。北京も行きましたよ。

文化も素晴らしい。

そして夏には蘇州に行きたくてね…。

蘇州ってどんなとこ?

ちまきが美味しいです。庭も素敵です。運河があって舟で…。

わ、良いですね。

私は、上海で焼豚が食べたくて買おうとして困っていた時におばちゃんに優しくしてもらったこと、フードコートで、席を取ってくれたひとがいたこと、息子を見ててくれて、食券を買ってくるまで親切に色々世話してくれたひとがいたこと、そんなことを話して…。


とても感じの良い方だった。




で、ひとしきりして、彼女たちはタクシーを呼ぶことに成功。

私たちは、タクシーの手配ができなかった。
日本のタクシー、冷たい…((((;゚Д゚)))))))

どうしよう…。



あなたたちはどうしますか?

と聞かれたが、まあ、日本だし、「次のバスを待つか、最悪ヒッチハイク(笑)」と笑って言った。



彼女たちの手配したタクシーはすぐに来た。

彼女達は8人もいたので相乗りもできず、しかも苗場までの値段を聞いたら、ほんの10分のところなのに、5000円というではないか…。


息子が丁重にお断りして、次のバスを待つことにした…涙😭。

笑顔で別れたが、それからが、結構…あははは。寒かった…(爆笑)





仕方なく、クソ寒い「待合室」と書いてあるほったて小屋で、1時間半以上先のバスを待つことに…。

日が暮れると一気に寒くなった。外は吹雪🌨️


いやー、詰んだわ…🥶







寒ーーーい。どっかに缶コーヒーとか売ってないかな?

「悪かったね、僕がバスで帰ろうなんか言ったから…。」


え?
全然、平気。

こんなの慣れている(笑)
喋ってればすぐだよ…あははは。

って、お気楽にくだらない話で盛り上がる3人。






でも、しんしんと冷えて来る…。

寒いのはどうしようもない…。




30分を過ぎる頃、手足が冷たくなって来た…。

ダダが一回脱いだスキーブーツを履こうと思ったが、なんと経年劣化でシェルが割れた…。そんなことってるんだ…。


どうする?ダダ、裸足じゃ国道からホテル迄歩けないよ…。


いよいよ、もう色々やばい…涙。




 

さみー❄️💨












彼女達が去ってから、しばらくして、同じタクシーが(多分中国の方専用の白タク)が戻って来た。

で、なぜか私たちを見つけるとニコっと笑って運転手がコッチに歩いて来たではないか…。


「タクシー…?」

「いえいえ、私たちは5000円では無理なので、「お願いしません」と言ったはずです。」
と息子。




『もうお支払いは済んでいます』

と言いながら私の板を運ぼうとする若い運転手。


え?
へ?


「僕たちは、支払ってませんよ。」

そこで、息子、言葉の通じない運転手男子としばらくモメる(笑)

「私たちじゃなくて他の方じゃないんですか?」ダダ。

いやいや、もうここには誰もいない…。
息子は、こういうのは慣れていないので結構真剣に断っている。







「BBA、白タクって違法なんだよ」と、耳元で囁く息子。

知ってんけど…、アンタ、もうバカだね…。

四角四面に今、そんなこと言うかね?

ケンカになっちゃうから、そんなに目クジラ立てないの…。
平気よ、大丈夫。






グタグタ、もめている。






「ねえ、もしかして…」と、
私が割って入った。





あの…、もしかして、あの上海の女の子が…。



まさかですけど、
『あの上海の方が支払いをしてくださったんでしょうか?』

と聞くと、運転手は何やら中国語で電話をし始める。そして、

「日本語OKのこのひとと話して…」と言いながら、と息子に携帯を差し出した。


すると、
なななななな、なんと、


 

支払いは

済んでます

 
 

苗場プリンス迄ですよね…。

 

 





ですよね、って、もうびっくり。

なんということ!!!


タクシー代の5000円…。あの女性が払ってくれたんだ…。


あの、あの上海の女性の名前、教えていただけませんでしょうか?

と何度見ても言ったが、無理だった。






なんだか、もう、情けが身に沁みて…。

言葉もない。

感謝。

涙。

 

 

 

 

 

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