冬になり、ネズミの相談の多い季節になりました。

 

シロアリや害虫駆除の依頼はほぼ終わり、ネズミ駆除の依頼が増えて来ました。

 

ネズミは、大別すると「クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミ」の3種が人の住む

 

域に侵入して来ます。

 

最近では、ネズミの一種でジャコウネズミも湯河原や真鶴で観るようになりました。

 

正式にはトガリネズミ科に分類されているようです。ジャコウネズミについては、ま

 

た別の機会に詳しくアップしてみたいと思っています。

 

さて、ネズミ

 

この時期に家屋に侵入するのは、越冬するのに好都合だからである。

 

都会の飲食店やビルの隙間のいるネズミは一年中いて季節に関係なく居住している

 

が、これは、環境に対する適応力があることを意味する訳ですね。

 

大概のネズミ(クマネズミ)は1階や2階の天井裏に侵入します。多くはかなり前か

 

ら侵入していることが多いです。最初の侵入の時に気がつかないでいる事が多いので

 

はないかと思います。

 

一度侵入すると天井裏に糞やおしっこをして行きますので、匂いが残っているせいだ

 

と思います。

 

一番最初の侵入時に気が付いて、早めの駆除をしていれば大量発生に繋がる事は防げ

 

るはずです。

 

侵入路としては、古い家屋ですとこのような床下通気口からの侵入が多く見受けられ

 

ます。

 

 

特にこのように格子の部分に欠けが生じているような場合は、尚更です。

 

これだけ開いていると楽にネズミは侵入してしまいます。

 

欠けがなくても小さなネズミの場合は侵入が可能です。

 

その他としては、屋根と屋根の繋ぎの部分等も侵入経路として、恰好の場となりま

 

す。最近では、エアコンの室外機の配管のパテが劣化した部分からも侵入しているケ

 

ースもありました。

 

総じて、築40年~50年程度の古い日本家屋は、隙間が多いので、どうしても侵入し

 

易い傾向にあります。

 

対策としては、隙間を金網で塞ぐのが有効です。