今年はシロアリの仕事が今月に入ってからも入っている。
今年は羽根アリが飛んだ数も神奈川県西部は多いのかも知れない。
羽根アリの画像は今年4月の後半の時のである。
住宅を建設しても床下に潜ってみる等ということは余りない筈である。
大方の人がハネアリを見てから慌てるようだ。
被害に遭いやすいのは、どうしても床下が土間の物件であることは確かだ。但し環境
によっては、全面がコンクリート造り(ベタ基礎)であっても、蟻道により土台を食
い荒らされることもままある。
このような床下は、床の土壌が湿気ている環境にある。茶色く見える所は湿気が回っ
ているせいである。
地面下の地下に水が流れている環境と言える。
こうした家はどうしても湿気が出やすい。従ってシロアリも入り易い環境となる。
画像は、シロアリの蟻道である。
基礎から土台に向かってしっかりとトンネルが出来ている。このトンネルを崩すとヤ
マトシロアリがせっせと動いている。
かなりの数の蟻道である。こうなると土台も相当な被害に遭っている。
この物件だと局所的には、かなりグズグズな土台もあったが、何とか持ちそうな感じ
で、土台を交換するほどではなく済んだが、このまま放置していたら危ない状況にな
りそうだった。
こうなる迄中々気が付かないものですね。
今回のこの家は、シロアリの薬剤を200ℓ散布した。
これで、シロアリの侵入は5年以上心配ないし保証も5年間はある。