箱根山全体にコナラ属の木食い虫に依る立ち枯れが進行している。

(箱根宮ノ下からの様子)

茶色く変色しているのがコナラとミズナラである。

(塔ノ沢より少し上の様子)

相当な面積である。

(コナラの大木・強羅の立ち枯れ、直径で45㎝ほど)

こうなると手遅れです。

枯れた木の根元にあるのは、キクイムシが放出した粉

このような穿孔跡が随所に見られる。

樹皮を剥げばキクイムシを見ることが出来るかも知れませんが、それは無理ですので、どのようなキクイムシなのか今回の記事では見届けることは出来ません。

 

(コナラの葉)

何もなければこのような葉が樹木一杯に広がっているはずです。

この勢いで、キクイムシがコナラやミズナラに取り付けば箱根のコナラ属は絶滅の危機に瀕してしまいます。

但しこのキクイムシの被害は全国的に広がっているようで、温帯林の多くの地方で見受けられるようになって来ているようです。

良く見るとコナラやミズナラ・クヌギ以外にも被害が出ている樹種もあります。木の個体種を特定出来ませんが、次回の宿題にしたいと思います。

これだけの量で被害が出ると林相に取っては大きなダメージです。

今、人類の天敵はコロナウィルスですが、コナラ属に取っては、このキクイムシですね。