この看板見つけた時は二度見…いや、3度見か4度見しましたよ。
まさかゴジラの隣にジャギが立ってるなんて思いもしないし、何よりも海洋堂って滋賀県にしかないと思ってたから。笑
ただ、1人旅じゃなかったんで、お連れ様もいらっしゃったので行くかどうかかなり迷いました。
だって自分でも自分のテンションが想像つかないんだから不安じゃないですか、色々と。
どのレベルのフィギュアが置いてるのかわからないし、等身大なんてあろうもんなら泣いちゃうかもしれないし。
北斗好きなのは公表してたけど、誰も泣くほど好きだなんて思わないでしょう。
さすがに引くよな、って。
でもハイクオリティな北斗フィギュアを目の前にして冷静でいれる自信なんてこれっぽっちもないしな、って。
しかもお連れ様は全然北斗の拳に興味ない感じなので、どうしたもんかと悩んだ末一度は諦めたわけですが、、、
不思議なもんで辿り着くんですよね、海洋堂に。
偶然2、3時間ほど時間があまって、行く予定じゃなかった場所に行くことになり、なんとそこにフィギュアギャラリー海洋堂があったんです。
運命…いや、宿命か。
北斗の拳が40周年を迎え、私も満40歳。
人生のほとんどを共にし、どんなアニメや漫画と出会おうとも北斗以上に愛せなかった私にとっては、神様が導いた必然的な巡り合わせだとしか思えません。
どうやったってそこへ辿り着いてしまうんだなと。
そう確信した私は最早無敵です。
それはそれは堂々と、何の恐れもなく入ってやりましたよ、フィギュアギャラリーに。
そして目の前に現れたのは二人の義兄弟。
最高すぎんか、この入口。
初めてですよ、入口が最高なんて思ったのは。
暫く動けませんでした。
なんでしょうね、ケンシロウの隣に誰が立つかでこんなに感じるものが違うものかと感動したんでしょうね。
声も出ませんでした。
正義と悪。
もうハッキリとくっきりと、正義と悪。
清々しいほどの正義と悪。
この時点で腹八分目です。
で、エヴァンゲリオンやらスパイダーマンやらを素通りし、
ジャジャジャジャーーーン。
超豪華メンバーです。
カイオウの影が魔闘気のようです。
ん?
あれ、ちょっと待って。
ラオウの背後とってんの誰!!!
(わかった方教えてください。)
その隣にはこちら。
またしても二人の義兄弟。
もしかしたらもう二度と拝めないかもしれないので、近付かせていただきました。
めっちゃ怖かった。
ホンマに怖かった。
めっちゃ好き。
ホンマに好き。
いやぁ。
やっぱかっこいいなぁ、ケン・・・。
アニメや漫画には感じられない、立体ならではのケンシロウの哀愁が漂ってました。
これが、北斗神拳究極奥義・無想転生を体得した男の顔か・・・
なんて心の中で語りながら撮りました。
ラオウが見たケンシロウもこんな感じだったのかなぁ…なんて思ってたら、何となくラオウ目線の角度で撮ってしまってました。
そして私が一番驚いたのがこちら。
やだ怖い。
やばくね??
救世主としてケンシロウは色んな敵を倒していくんだけども、「強敵」と呼ぶ相手に生粋の悪はいなくて、サウザーにしろカイオウにしろあくまで「強敵」なわけですよ。
そんな中、ケンシロウの義兄でありながら最期まで悪を貫いたジャギ。
そのかっこよさが歳を増すごとにわかってくるというか。
とはいえやはり、相手がケンシロウだからこその「悪」なんですよね。
全話を通し、ケンシロウの愛だとか哀しみだとか優しさ、ぬくもりを知った上で、改めてジャギがケンの隣に立った時、改めて際立つ悪。
「俺の名を言ってみろ。」
これさー、誰が隣に立つのが1番興奮してただろうって考えたらやっぱり私はレイなんですけど、皆さんどうですか?
興奮という一言には勿論色んな感情が入り混じっていて、そのテンションの高さ順に並べると私の場合レイ、シン、シュウ、ヒョウなんですよね。
レイだったら出しちゃいけないボリュームの声出てたんだろうなぁ。
そうなりゃお連れ様どころか、周りの人もドン引きもいい所。
でもしゃーない。
屁みたいなもんでさ。
出るもんはしゃーないよね。
あと多分やけど、
バットだったら泣き崩れてた。