荒尾の最終レーススタートと同時に降り出した雨が強く雨無料乗合タクシーを利用したところ荒尾駅ではなく大牟田駅から熊本へ向かうことに電車ホテルに着いたのが19:30過ぎ。ビジネスホテルを希望したはずがそこは格安ツアー、旅館風ホテルに振り替えられてしまったった。部屋にいてもやることがないのですぐに吉田類ごっこ開始。

地方都市にはよくあることだが主要駅前と繁華街がイコールではない。駅前から市電に乗って熊本城周辺の繁華街へ。ハシゴする店を探しながら、1件目は「食べログ」先生に教えてもらった店「感」さんに。

DSC_0056.JPG

この店、料理のレベルと焼酎の種類が豊富。郷土料理を1人前で出してくれるのが嬉しい。まずはビールを注文。お通しはおでん。ちくわが美味しかった。

郷土料理コンプを目指し、まずは辛子蓮根と馬肉炙りを注文。本当は苦手なのだがせっかくの九州、焼酎を試す。普段は飲まないことを伝えると、ウィスキーに近いイメージの米焼酎ということで「大石」を進めてもらった。

熊本は実は米どころで球磨焼酎は米焼酎とのこと。九州というと鹿児島の芋焼酎が有名で勘違いされがちらしい。

2011_10_21_20_40_38.jpg

辛子蓮根を恐る恐る食べてみる。辛さよりも食感の良さと旨味を感じる。後から鼻を抜ける辛さ。思った以上に美味しい。球磨焼酎「大石」で流す。

次に馬肉炙り。癖がなく割とあっさりしている。球磨焼酎もロックにすればある程度飲めることが解ったのでもう1杯。チョイスは店員さんに任せ「武士者」に。

20111021212223.jpg

まだ食べたかった郷土料理も食べ切れていないのだが、どうも隣の観光客サンに話しかけられ続け落ち着かないので店を変える。「感」サンは噂通り一人客への配慮もあり(通常メニューとは異なる1名用メニューあり)店員サンの接客トークも上々。かなりレベルの高い店だがメニューの豊富さや賑やかな雰囲気など1人より複数人で来てこそ真価を発揮しそうなお店だった。

あてもなく2件目を探して放浪。人文字ぐるぐると馬刺は食べたいと思いつつ、通りに出ている提灯やメニューボードを探す。
20111021223310.jpg

発見!地産地消の緑提灯。郷土料理ばっちりっぽい。ビルの4階のお店で多少不安な気持ちでエレベーターを上がったが店の前で安心。かなりいい雰囲気。まずはビールで酔いを覚まし人文字ぐるぐるを注文。

2011_10_21_21_48_12.jpg

お通しのポテサラの味もマスター&女将さんの人柄も総じて優しい。人文字ぐるぐるはネギの一種の白い部分を青い部分で巻いて酢味噌に合わせて食べる。飲み始めのつまみとしても酔いが回った後のアクセントとしてもなかなかの逸品。

2011_10_21_22_04_26.jpg

待望の馬刺!マスターに相談したところ1人前用に通常のハーフサイズで提供してくれた。程よくサシの入った中トロ的な部位とタテガミという部位。

アサツキを散らして生姜醤油でとのこと。白いタテガミは赤身と一種に食べても楽しめるとのこと。改めて球磨焼酎に挑戦。少し慣れたので、これぞ球磨焼酎という癖のあるものをと相談したら「武者返し」という銘柄を頂き、馬刺に合わせた。

常圧蒸留?なる製法らしくコクが深く原材料の特徴が味に出るらしい。確かにガツンと来る焼酎だったが馬刺に合わせるにはちょうどよかった。

「はぐれ雲」サンはお勧めメニューが他にもあり、特に「ごまさば」なるメニューにはかなり心惹かれたが、慣れない焼酎でだいぶ酔いが回ってしまったので、この辺でお開き。地元にあったら通いたくなる、まさしく隠れ家的名店。

福岡と鹿児島に挟まれ、印象が薄い熊本だったが、なかなか充実した食文化。今後は熊本物産展や熊本料理屋サンは要チェックだひらめき電球ひらめき電球
最初で最後であろう荒尾現地参戦。予備知識はほぼゼロ、どうやら3種類ある専門紙の中から「ベストNEWS」をチョイス。

20111021122658.jpg

ん~??買ったばかりのはずの新聞に赤鉛筆でチェックやら○印が?どうやらサービスらしいが正直ありがた迷惑ガーン 終わったレースに結果が挿し紙で入ってるのは南関東でもあるが、本紙に直接頼んでない予想を赤字で書き込まれるのはちょっと、、、

20111021131931.jpg

困惑しているところに朗報が!誕生月の人は特別観覧席が無料らしい。実は今日がまさしく誕生日なのでこのサービスは素直に使わせてもらおう。

20111021123307.jpg

噂に聞いてたダートパドック。馬名や馬体重が黒板にチョーク書きなのでなかなか見えない。急いで予想して5レースから勝負。

20111021123151.jpg

スタンド前に出るとまた違和感が??自分でも最初はわからなかったが、、、レースが始まってすぐ気づいた。ターフビジョンにあたるものがない。スタンド前を過ぎると4コーナーまで見えない。勝った負けた以前の問題になってきた。

ここぞとばかりにさっきもらったチケットで特覧席に行ってみたが、場内モニターの絶対数も足りないし設置場所も悪い。道中コースに背や横を向けてモニターを見て直線に入ったらまたコースを見なければならないようなことになる。

20111021130633.jpg

有明海を望むオーシュンビュー、アメリカを思わせる明るく鮮やかなダートの色、規模が小さく競走レベルも高くないにしてももう少し上手く見せられないか?

20111021134101.jpg

場内のラーメン屋サンはかなりの賑わい。地理的にも博多ラーメンから久留米ラーメンを経て熊本ラーメンの手前といったところか、これは旨しニコニコ

F1000001.jpg

とはいえ、このラーメン以外はいま一つのオンパレード。改めて専門紙を見たが、NARのホームページで確認できる内容以下の情報しかない。関係者コメントなし、調教状況はタイムのみ(追い切り自体ほとんどしてない馬ばかりなのだが)、馬場傾向記載なし。あるのは4走前までの馬柱と記者の主観による寸評のみ。


それでも何レースか見れば、その競馬場の馬場傾向や騎手の特徴が解るものだがそれも解らない。先の話の通りレースが見えないのもあるが不可解なことが多い。

普段ならハズレたレースでも何を読み違えたか反省できるものだし、波乱の結果であっても勝負の分かれ目がどこにあったか(展開やらペースやらそもそもの組み合わせやら)はおよそ検討がつくもの。だからこそ悔しいし次こそ当てようとなるが、どうも荒尾はよく解らん。

20111021123307.jpg

今まで前で競馬してた人気馬が突然控えて揉まれてみたり、中途半端なまくりでいなくなったり、穴馬も穴馬で飛んできた理由が解らない。内枠を利してとか前崩れになってという訳でもない。ん~専門紙の情報量が少ないのが全てかもしれないが、レース自体に熱さがない気がした。

それを顕著に感じたのが場外発売していた名古屋のSJTと見比べてしまった時。もっとも地方競馬のトップジョッキー同士のぶつかり合いと比較するのはかわいそうだが、ジョッキー達の気合いと技術が鮮明に伝わってきた。

荒尾ではファンの方々も落ち着いている。いい意味での野次も聞こえなかったし、ゴール前のかけ声も他の競馬場と比べると少なかった(名古屋のレースを観戦している時は何度か声が上がっていたが…)。

荒尾競馬の廃止、現地に来るまでは残念に思っていたが、失礼ながら「さるべき契り(=そうなるべき運命)」なのかもしれない。

競馬はあくまで競馬。不慣れな競馬場でハズレても楽しい(もちろん悔しいが…)のが自分にとっての競馬のはずだった。しかし今日は競艇やオートに挑戦したのと変わらないほど、競馬観戦したという実感のない1日だった。

これもまた旅打ちの一つ。いいものに巡り会うだけが人生ではない。人生いろいろ競馬もいろいろとくれば酒場だっていろいろ咲き乱れるはず。夜の酒場放浪に気持ちを切り替える。

7戦0勝回収率0%(完敗)

<今日の飲食>
ラーメン(並)450円
2011年10月21日、おそらく最初で最後であろう荒尾遠征敢行!福山か荒尾かで悩んだが年内で廃止の荒尾に駆け込み参戦することにした。

とはいえ複雑な気持ちもある。まずこれまでの旅打ちと違い競馬場のある土地自体が必ずしも観光地ではないこと。十分楽しめたとしても反省が残ったとしてもそれを次に活かすことができない。最初で最後の一発勝負で競馬も観光も楽しまなければならない。

事前にリサーチはしたが、お土産候補も競馬以外の予定も埋まらないままの出発。羽田空港第一ターミナルの出発ゲート内に飲食店街が新設されたとのことなので早速チェック!

2011_10_21_06_37_57.jpg

立食寿司の「又こい家」さんにて朝食。鯖や中トロなど4カン食べて600円。立食とはいえネタは悪くなく、立地を考えたらかなりのコストパフォーマンス。

2011_10_21_06_40_48.jpg

とにかく初物尽くし。初プライベイト九州。初熊本県。初スカイマーク飛行機

20111021070901.jpg

熊本空港着、お土産を下見しつつ外へ出ると雨だね雨 バスで熊本駅へ移動1時間弱電車

熊本駅着。荒尾に行く電車は30分に1本程度。820円の切符を買ってホームへ。11:35発「快速熊本ライナー」銀水行き2両編成ワンマン電車電車とのこと。ご当地スイーツ?「いきなり団子」を食べながら荒尾を目指す。

この「いきなり団子」だが、団子というか饅頭のような形状もちもちした皮に包まれた中身は2割程度の餡子と8割程のふかしたサツマイモ。素朴なおやつで小腹を満たした。旅情感は既に100%を越えた気がする。

20111021121545.jpg

荒尾駅到着。人の気配が少ないが、真っ直ぐ正面の道を進めば着くとのこと。しかし道中コンビニなどもなく不安。

20111021122712.jpg

なんとか到着。雨で寂しい道のりだったが無事到着。いざ旅打ちを楽しもうガーン